【2015年9月号】テーマ「陰陽」

早くも第9回目を迎えた、「気づきの言葉」…今回のテーマは「陰陽」。です。
まだまだ残暑が厳しい今日この頃ですが、実は7月23日の夏至以来、季節はすでに陽から陰へと移り変わり、実りの秋へ向けて刻々と時間の流れや陽の光も変化しています。もしかしたらちょうど今くらいの時期は、陰と陽の中間点に差し掛かっている時期、とも言えるかもしれません。
それでは、ヴォイスと言えば「バシャール」! から順にご紹介してまいります!

「闇を知らなければ光を理解できません。闇がなければ、光も理解をなしません。
光と闇の両方を経験することによって、より大きな新しい意味、より大きな新しい経験をつくり出すのです。
一部だけではなく、全体が見えてくるのです。これこそが「創造」のサイクルです。」

(書籍/バシャールワクワクの使い方より)

「陰陽は私たちの自己意識を高めてくれる素晴らしい手段と言えます。それは、私たちが体験している状況と、この世界との関わり方との間に興味深い一貫性を示してしてくれます。陰陽は周りのものすべてと私たちをつなげて、不快感を抱いたときにもっとバランスのとれた状態に戻るために何が必要かを速やかに見極めることができるようにしてくれます。
陰陽の定義を用いたら、たとえば私がもっと陽の気が強いと感じるときは、いつもよりエネルギーが高く、表現力が増し、外向的で社交的、意識が研ぎ澄まされていて、暖かく、活発で、意欲的だと感じるでしょう。逆に陰の気が強いときは、いつもより気持ちが引きこもり、内省的で、瞑想的、冷静で、リラックスしていて、穏やかで、安らか、客観的、頭脳明晰で、洞察力があると感じるでしょう。あなた独自の陰と陽の感覚リストをぜひ作ってみてください。その際に、夜と昼、冬と夏、日蔭と日向の体験を参考にするといいでしょう。
私たちは通常、陰か陽のどちらかがより強い状態で生活しています。それが健全なのですが、あまりにも一方が強すぎると問題を起きることがあります。でも、どちらが強すぎるのかわかったら、その逆のエネルギーにもっと自分をさらすことによって、強すぎるエネルギーの影響を抑えることができます。」

(陰陽は私たちの自己意識を高めてくれる素晴らしい手段/byサイモン・ブラウン講師)

「私たちはときにダークナイト・オブ・ザ・ソウル(魂の暗い夜)と呼ばれる何をやってもうまくいかない、人生のいっときに健康からお金、人間関係や仕事すべての問題がまとまってやってくる、そんな経験をします。そんなときは全てを神に委ね「降参」するのが一番です。そして待ちます。すると光に似た闇がまたやってきます。それでもその闇をただ観察し待ちます。そうすると想像を絶するような、目がくらんでしまうような光、これまでの自分が一旦死んでしまったような、新たな人生がやってくるのです。」

(闇が深ければまた、そのぶん光も大きい/byマイケル・ミルダッド講師)

「宿命や天職を生きたい、すなわちソウルプラン(魂の計画)を生きたい、そう多くの方が願っています。そんなときは苦手なことや自分が短所だと思っていることにフォーカスするのもひとつの手です。多くの場合、自分が苦手だと思っていることが一番の才能だったり、その苦手を克服する際に火事場のバカ力を発揮せざるを得ず、気づかないうちに自分の一番の才能を発露させているのです。」

(長所と短所/byブルー・マースデン講師)

「私たちは便宜上「強さと弱さ」、「明るさと暗さ」、「速さと遅さ」などの極性を含意する言葉を使いますが、変化を創るときにはこれが障害となります。そもそもこの概念自体が真実ではないからです。全て程度と主観の問題です。私たちが自分を「弱い」とラベルするとき、その弱さには「強さ」が必ず含まれています。
ただ、10の強さが欲しいのに3の強さしか持っていないことを「私は弱い」と意味づけただけなのです。
そしてこの二重拘束(ダブルバインド)に解決は訪れません。ここで大切な問い、唯一の解決策は『「強さ(明るさor速さ)」を手に入れたならば私は何がしたいのか?』ということだけなのです。」 

(NLPから見るダブルバインド/byクリスティーナ・ホール講師)

いかがでしたか?陰陽、光と闇…相反するものは、すべてバランスを取ることで調和が生まれます。むしろ相反するものがあるからこそ、調和を生み出すと言い換えられるかもしれません。
…ということで、次回は「調和」をテーマにお届けいたします!!

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