【2014年5月号】「気づきの言葉」が始まります。

VOICEワークショップスタッフの気づきの言葉

お客様からの「気づきの言葉」を大募集します!

みなさまが発見した「気づき」の言葉を、ぜひコチラまでお寄せ下さい。
次号からこのページに掲載させて頂きます。お名前は[ H・N/女性 東京 ]のようにイニシャル表記しますが、本名での掲載OKの方はお知らせ下さい。
また紙面の都合上、編集させて頂くことがありますのでご了承ください。

みなさまの「気づき」で、VOICEの歴史に新しい1ページが始まります!

VOICEワークショップスタッフの 「気づきの言葉」

長年に渡ってこのINNERVOICEでお届けしていた「喜多見の読むワークショップ」の歴史を引き継いで、今月からVOICEワークショップスタッフによる「気づきの言葉」をお届けすることになりました。どうぞよろしくお願いいたします。思えば、スタッフである私自身の歴史も、VOICEの歴史と共にあるように感じます。そしてその歴史の中には、いつも「気づきの言葉」が溢れていました。

私にとってVOICEとの歴史の始まりは「バシャール」の本。たまたま立ち寄った書店、ふと訪れた自己啓発本のコーナー。なんとなく、手に取ったバシャールの本を開くと、そのページの上から溢れ出た言葉には、その当時学生だった私が親にも友達にも聞けない、でも本当のことが知りたいと渇望していたことに対しての答えが書いてありました。

その答えとは・・・いったい自分は将来どうなるのだろう、何が正しいことなのだろうと、モラトリアムな学生がはまりがちな人生の命題、生き方に対しての答えでした。そしてわたしの中のもやもやとは正反対に、バシャールの説くその答えは、あっけないほどシンプルで「わくわくすることをやりなさい」というものでした。

当時の私を振り返ると、志望していた美術系の大学に入り、自由な雰囲気の学生生活を楽しみ、新しい出会いに心をときめかせて・・・というよりは、同じことの繰り返しの日々。同じ時間、同じ車両の電車に乗り、授業に出て、友達とおしゃべりをして帰る・・・というものでした。チャレンジもせず、ましてや、実は何も「わくわくする」ことへ飛び込んでいないことに気がついてしまったのです。そんな私にとってバシャールの言葉は、心に響くというよりも、心に突き刺さるような鋭いものでした。

思い出していただきたいのは、質問というのは既に答えだということです。その答えを自分の中ではなく、外に見ようとしているだけなのです。質問がある限り、答はもうすでにどこかに存在しています。地球では何万年もの間、自分からいろいろなものを区別し、区分けするという作業を行ってきました。それによって、答と質問、というもののつながりを見失っている部分があります。現在、ニューエイジと呼ばれているものは、すべて自分の中で分離しているものを統合し、ひとつにしていく過程なんです。これからは、もうすべての考え方を、これはこうだ、あれはああだといって別のコインロッカーに入れるようなことはしないでください。皆さんの中でいろいろな違うレベルに従って敷地を創ったり壁を創ったりしていたものをみんなどけて、今まで分離させていたものを、またひとつに混ぜて統合していく。そういうことです。

宇宙は無意味なことはしません。宇宙をそのまま信頼してあげて、今の生活をそのまま続けていれば、この生活に必要なものはすべて、必要なときに知ることができます。一瞬後に情報が来るときもありますが、必要な時、まさにまさにそのときに答えが来ます。情報が来る時は本当に必要なその時にやってくるのです。タイミングは完璧にできています。それを早くすることができないということではありません。でも、必要なものが、早く来るようにする方法は、今現在に生きることです。

恐れを信じる人は、自分の人生も恐れに満ちたものになります。愛と光だけを信じる人は、人生の中で愛と光しか体験しません。私は哲学の話をしているのではありません。創造の基本的なメカニズムの話をしているのです。自分が体験する物理的な現象というのは、あなたが何を信じるかによって決まります。というのは、物理的な現実というのは幻想だからです。あなたが信じていることが創り出した幻想なのです。幻想というのは、あなたがその中にいるうちは、それはれっきとした現実なのです。

何か皆さんの所では、このようなことが信じられているようです。「ひとつになってしまうと、個性がなくなってしまう」そういった観念があるみたいです。本当はまったく逆です。もうすでに個人の中にいろいろな囲いというのが存在しています。そして、自分の中の個性の面がひとつに統合された時、ひとつの個人として一番完璧に寄与することができます。

・・・私はバシャールの本を、ベッドの隙間に隠して夜な夜な読みふけりました。仲の良い友人に、こっそりとその存在を伝え、密かにバシャールの輪が広がっていきました。そして、私はいつの間にか、ほとんど大学の授業に出席しなくなり、学外への活動を広げていくようになりました。バシャールの本を読んだ友人達と共に!

では、そのバシャールの本を手にとってから約20年後の今、私は自分の「わくわく」に従って、いったいどこへ辿り着いたのでしょうか?バシャールが繰り返し説いていた「わくわく」の結果は?そうです! それが今回皆様にお届けしている、このページを書かせていただいている現実です。何に繋がるのかわからなかった、けど従ってきた「わくわく」は、私にとって「VOICEで記事を書く」という、私の憧れを現実世界に創り出してくれたのです。

現在セミナー会場の後ろの席から、参加者の皆さんを眺めていると、その中に「初めてVOICEのセミナーに参加した自分の姿」が見えるような気がします。バシャールの言う通り、あの頃の私も、今の私も、そして私が知らない私も、今、同時に存在していているのかもしれません。願わくは、同時にわくわくした人生を送りたいものです。

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