【2011年5月号】311以降、私たちの意識は確実に変化した。知ってしまったこと、知ってよかったこと。

3月11日東日本大震災以降、世界に対する私自身の認知は、少なからず変化したように思う。東北で直接被災なさった方と東京のように離れた場所、さらに離れた西日本とでは、その意識変化には、かなりの温度差があることは認めざるをえないが、それでもなお、日本人としてさまざまなレベルで、少なからず意識変化は受けたはずだ。

その認知の変化は「日常レベル」であることが大きい。感情的な反応や過剰な反応などもあったが、しかし、たとえば電車の運転が減ろうとも、家や職場や、ましてやコンビニで暗い場所があったとしても、エスカレーターではなく階段を駆け上っても、徒歩や自転車通勤が増えたとしても、別に全然平気だ、いやむしろ、積極的に「これ、いいんじゃない?」と思えたこともあった。

今まで見えていなかったことも、見えてきた。原子力発電の仕組みや、いくつかの異なる種類、原発はゲームのスイッチを切るように、もうやーめたと終われないことも、皆、図らずも知ることになった。さらに、福井県のもんじゅが別の事故で、現在運転できないのに毎年500億円かけて現状を維持していること。高速増殖炉という危険性の高いタイプであったことも、今となっては知ってしまった。

情報を得るためのメディアは、ネットを含めていないと情報が偏向することも今回分かってしまったことのひとつだろう。テレビでは語られないことがある。今回一番胸が痛んだ事実、福島原発が実は東京電力の管轄であり首都圏にその電力は送られていたことも、首をうなだれながら私たちは理解した。東京に住む方で、ああそうだったかと言葉を飲んだひとも多かったろうと推測する。

しかし一方、私たちも捨てたもんじゃない、という再認識も多々あった。特に特別なスキルのないフツーのひとも、なにか現地でできないかと「トイレそうじ、できます」とか、「足、もみます」というボランティアもあって、民間の医師がやりくりしながら現地に行くのにも感動するが、市井のひとのボランティアにも感動した。

リーダーシップをとれないリーダーに失望し、がんばる民間に感動した。海外での報道は、住んでいる日本人から見ると、そうじゃないだろうというものもあり、英米とも総じて偏向した感じは否めない。

そうした報道を観た講師のなかには来日を延期したひともある。かと思うと、たとえばリサ・ロイヤル(チャネル)やリチャード・ラビン(チャネル)、ヘンリさん(クォンタムタッチ)、シェリー(アカシック)などのように、「私は日本にこの時期に行くことになっている」と断固来日される先生もいらっしゃって、そうした先生には、日本人のひとりとしてそのコミットメントと意図に深く感謝しますとお伝えした。もちろん、あの情報混乱のさなかに来日延期を望むのはきわめて普通の判断であると認識しているが。

放射線測定は公式な実数発表がいつまでもなかったので、セミナーにいらっしゃる参加者や講師やスタッフのためにもと、震災直後米国から取り寄せたガイガーカウンターを西麻布オフィス内に設置。独自に3月末から計測しているが、東京の数値は昨年震災前レベルと変わりない。10年以上東京で24時間リアルタイム測定・ネット公開しているひとがいて、私の機器がセットアップできるまでずっとそちらをウォッチしていたが、3/11以降では、東京は3/15に通常の3倍程度のチャートの山がお昼前後に3時間ほどできただけで、それ以降、その3時間の山を除いては、どの日も昨年レベルと同等以外のなにものでもない(平均0.12マイクロSv/h程度)。東京以西から東京にも行くのも躊躇するという感情は、測定数値からは無意味だが、それも徐々に収まっていくだろう。

破壊が起きるのなら、創造も同時に起きなければならない。実際にこれからそうなるだろう。そしてその新しいシステム、新しい街並みは、以前よりより良いものになると信じたい。私たちはもっとNOという表現をすることにも慣れ、感情だけでなく論理的なディベートによって未来をつくれるようになり、ビジョンとスキルを同時にもったリーダーを支持し、これを機に大きな改善がなさていくと信じたい。

ひさしぶりにマヤンカレンダーのコールマン博士からの最新情報を載せておく。現在私たちは、カレンダーの最後のサイクル、第9波である第9アンダーワールドにいるわけだが、その第9波も「7つの昼と6つの夜」に細分(つまり13分割)される。コールマン博士によると、第9波は第8波に比べ周波数密度は20倍高く、よって現在、時間の進行がとても早く感じるし、これらすべての変化は私たちの「意識」に強く作用する。なにか圧力がかかっている感じがあるのなら、意識レベルの惑星的銀河的変化に抵抗するのではなく、変化の波に乗れるとより楽になる。第9波のタイムラインは次の通り。

第1の昼(3/9-3/26)、第1の夜(3/27-4/13)、第2の昼(4/14-5/1)、第2の夜(5/2-5/19)、第3の昼(5/20-6/6)、第3の夜(6/7-6/24)、第4の昼(6/25-7/12)、第4の夜(7/13-7/30)、第5の昼(7/31-8/17)、第5の夜(8/18-9/4)、第6の昼(9/5-9/22)、第6の夜(9/23-10/10)、第7の昼(10/11-10/28)。それぞれの昼のミッドポイント(期間中間点)に変化が起こりやすい。また博士によると、東日本大震災はこの第9波の起点部分で起きた。現象的には世界決済通貨としての米ドルの凋落などが今後起きるが、ホピ族の予言のように浄化が起きており、第7の昼に向かって、私たちの意識がより開かれた世界にむけて、花が芽を出し、葉を広げ、開花させ、結実していくように、成長していくだろう、と語っている。

喜多見 龍一


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