【2014年 3月号】2014年、時空のサーファーになる。

2014年が明けてから、この年はどういう年なのか感受しようとしてきた。百年前の1914年は第一次世界大戦が勃発した年。20世紀はここから始まったという説がある(歴史学者エリック・ホブズボーム)。それでいえば、20世紀最後の年は昨年2013年ということになり、2014年は真の21世紀の始まりの年ともいえる。20世紀は戦争の世紀である。新しい世紀21世紀はまだ始まったばかりで、これを書いている今はまだ2月だ。つまり古い20世紀の残滓が、いまだじたばたしている時期とも言える。しかし、時代のサインは多くのものが「すでに新しいモデル、21世紀に入ったのだ」と声高に私たちに語りかけている。

時代の針が24時をまわるとき、私たちは時空の波に乗らなければならない。時空のサーファーというとき、ホゼのマヤ暦のことだけ言っているわけではない。もっと一般的に「時空をサーフィンする感覚」が今の私たちに、もっとも必要な能力のひとつのように感じるからだ。特にこの2014年は。

つまり古く、時代のモデルとして使えなくなった20世紀を終わらせる年として2014年は機能しているとも言えるからだ。古くなったものが終わり、新しいモデルが来るとき、その「特定の方向性、特定の雰囲気」があなたをある方向へと誘おうとする。時代の方向性が波をその方向に向かってなびかせる。そのことをあなたが事前に察知していれば、サーフィンはよりスムーズになるだろう。つまりサーファーであるあなたは、時代の風がどの方向に吹こうとしているのかを感じることで、より大きなウェーブに乗り、より遠くまで滑空していくことができるのだ。

21世紀という新しいコンセプトの時代は、20世紀という古いモデルにまったく慣れてしまった私たちの身体を、新しい時代に合わせるべく、「身震い」させる。

こうしたときによく起こる間違いは、頭で考えることだ。知識から動くことだ。ブルース・リーは映画のなかで「Don't think, Feeeeeel!」と言った。いま私たちを包む時代の空気は、あなたにどんな「印象」を届けているだろうか。

良き時空のサーファーはふたつのことをしている。1)自分で右左と決めこまない(時代からのチカラと自分の行動のなぎさを泳ぎきる)。2)自分の前に次々と現れてくるシンボルを読み、時代を肌で感じる(考えるセンターでなく感じるセンターを働かせる)。

2014年という流れは、「真実でなくなったものを壊そうというエネルギー」であると感知できるかもしれない。今まで真実かのように見えたものが、実はそうでないと馬脚を現す。それに対してはっきりとNOと言う。NOと言うというエネルギーはどうも、というのであれば、次の時代の真実に対して「YES」と言ってみるのがいい。

昨年からこのエネルギーは益々増大。真実でないものにしがみついている人たちはどんどん負けていき、真実であるものによって置き換わられていく。しかし、私たちはあまりにも長い間その真実でないものに与してきたので、自動反応として、あたかも"自然な動き"かのように感じてしまう罠がある。

でも分かる。なぜなら、そうしていると息苦しく身体が重くなるから。より自分にとって真実な方向へ。身体の奥で知っている方向へ。

国も個人も内なる平和へ向かう。戦時に向かうエネルギーは、もう終わったものであり、チカラを持ち得ない。次元の複合性は徐々に開かれた知識となり科学的に実証される。時間とはなにか、命とはなにか、死の真の姿とはなにかが明らかになる。ミクロとマクロとはメビウスの輪でつながり、一元性へと向かう。個性と統合とは矛盾せず、goodとbadも矛盾しない。

いま時代のビッグ・ウェーブが来ている。皆で浜に行こう。そして、大波をつかまえよう。風の強さにおびえず浜に漕ぎだそう。私たちは良き時代に向かっている。そう言う人もいるが、時代は決して悪化していない。もしそう見えるなら、それは移行期特有の反作用に違いない。

大きな時代の転換点に私たちはいるが、でもだからといって、大所高所からのものの見方ではなく、「自分のいまの感覚」を大切に、あなた自身の課題、より「身近な真実」へと向かっていこう。それらがたくさん集まって、全体として壮大な新モデルにそれらは、なる。

こうした時代に「終わっていくもの」に与してはならない。それは風に歯向かって大波に乗ろうとするようなものだ。風は味方にして波に乗らねばならない。

そして吹いてくる風と日々会話しながら、風向きを日々感じながら波に乗る。風はシンボルとなってあなたの前に現れる。だからシンボルを観ていれば、風がどこからどこに吹いているのかが、よく感じ取れる。

あなたは伝説の時空のサーファーとなって、新しい時代のモデルの一部になっていくのだ。

喜多見の読むワークショップは今号をもちまして一旦終わらせていただきます。続きまして5月号より、スタッフによる「気づきの言葉」(仮称)を次号より開始させていただきます。乞う、ご期待。

喜多見 龍一


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