魂の構造のリーディングと、メタフィジオセラピーの有用性について

スタッフ
Dr.マーガレットがこの5月に開催する養成講座は、マーガレット自身が行っている個人セッションの内容に直結しているのですが、そのことについてお話しいただけますか。
マーガレット

それではまず、『ソウル・リーディング』についてお話します。5月の連休後に4日間のワンネスカウンセラー養成講座を開催します。このコースでは私たちの魂の構造とコーディングを学び、それをリーディングする方法をお教えします。

私たちはスピリットの部分に人格とか性格といった情報が、刻まれている状態でこの世界に生まれてくるのですが、その情報をコードまたはコーディングと呼んでいます。そのスピリットの方にコードというものが刻まれていないと、生まれてきてもこの世界の中で自分を見失った状態になってしまいます。そのコードによって、私たちは過去世からどういったスキルや、才能を持っているのか、というのを思い出すことができます。そして、人生が進んでいくごとに、人格や性格が形成されていくと、その才能やスキルといったものが出てきます。ですから、リーディングではどういったコードがあるのかということと、それをどのように使っていくのかというのを説明します。

例えば、ある人のコーディングとして頑固さがあったとしたら、その頑固さのよい面と悪い面について説明して、それをどうしたら幸せな人生のために使えるのかというお話をします。また例えば、ある人の掲げた目標というのが『受け容れる』というものであれば、それがどういった形で日々の生活にかかわってくるのかということを説明します。そして、その受け容れるということを、たとえ困難なときであれ、どのように使っていくのかということについて、アドバイスします。

魂の構造というのは、7つの部分で構成されているのですが、その一つひとつの部分に7つの選択肢があります。そして、その組み合わせというのも自分自身で選んでいくものです。私たちは生まれてくるときに、大人になったらどのような人間になるのかというのを、自分であらかじめ設定しています。そして、友人や家族とか仕事のパートナーなどとのかかわりの中で、自分自身の魂の構造を使っていきます。もしあなたが自分の魂の構造を知っていれば、何かをしているときに、「なるほど、いま自分は魂の構造の中でもこの部分を使っているんだ!」と気づくことができて、そして、その部分をポジティブな形で使っていくことができます。魂の構造の中には、肯定的な部分と否定的な部分と両方があります。ですから、どのように物事を学んでいくのかということについては、選択肢があるわけです。

例えば、自分のすべてのネガティブな面というのを使っていこうとしていくと、とてもうつ気味というか、落ち込んで、もう何もわからないような状態になってしまいます。ですから、自分自身のポジティブな面というのを使っていくすべを学んだのであれば、人生をよりよいものへと変えていくことができると思います。そしてポジティブな面を使っていくのであれば、天使になることができます。

ただ、やはり私たちというのは、よい面と悪い面の両方を体験しながら成長していくものです。そしてスピリットがそこで目指していることは、ネガティブな面とポジティブな面の両方を学びつつ、中道を見つけるということです。否定的な面と肯定的な面のバランスを取ることができれば、とても幸せな人生を送ることができます。

スタッフ

魂のコーディングというのは生まれたときに決まっているけれども、人生の中でいろいろなことを体験していくに従って、表現の仕方を変えていくことができるということでしょうか。

マーガレット

私たちが生まれてきたときに、魂の性質というのを、無意識は覚えているんです。ですが、顕在意識の部分では覚えていないわけです。大きくなるにつれて、例えばある体験をすると、顕在意識の部分が、それはポジティブなものなのか、ネガティブなものなのかというのをいろいろ考えますよね。そのメッセージを無意識に送るんです。そして、そうしていくにつれて魂の部分が成熟していくのですが、それは無意識と顕在意識のやりとりの中で成長していくという感じです。

スタッフ

ありがとうございます。それでは、次に個人セッションのヒーリング、メタフィジオセラピーについてお話ししていただけますか。

マーガレット

このメタフィジオセラピーは、5月の連休中に行うメタフィジオセラピスト養成講座で学ぶ内容になります。

まずヒーリングを受けにいらした方には、どういう問題を抱えていらっしゃるのかを尋ねます。肉体的なものか感情的なものかとか。それから、何か問題を抱えているのであれば、それに対してお医者様に行かれたのか、外科手術を受けたのか、そういうことも聞きます。

そういう話を聞きながら、クライアントのオーラを見ています。ですから、ある意味そのオーラを見るだけで、どういう状態にあるのかはわかるのですが、一応クライアントさんにも自分から話すというチャンスを差し上げます。どういった問題であれ、まずカウンセリングのパートがありますので、その部分で、その人が今まで自分のマインドとか感情とか、それから自分の考え方という点について、いかに自分に害を与えるようなこと、どういったことをしているのかについて話をします。そして、アドバイスをします。これからは、こういう考え方をしていくといいですよとか、その問題に応じて、何かお勧めできるハーブがあれば伝えますし、こういうところに行くといいですよとか伝えたりもします。

それからいよいよヒーリングに入ります。ヒーリングというのは、必ずしも病気そのものにフォーカスしたものではないんです。なぜかというと、病気というのは単に症状であるかもしれないからです。その背後にある原因というものを見つけなくてはいけません。そして、恐れや痛みや怒りであるとか、それから、罪の意識といったような感情がどこにあるのかを見つけ、それらを取り除きます。そのようにしてブロックを取り除いてエネルギーがちゃんと流れるようにして、すべてのバランスを取り戻せるように変えて、5つの体がちゃんと調和のとれた形にして、そして、顕在意識の部分に催眠をかけてポジティブになるようにします。

時には肉体にヒーリングをするという形ではなく、単に催眠療法を行う場合もあります。3つのマインドの部分ですね。「深い潜在意識」と「潜在意識」と、「顕在意識」の部分が、ばらばらになってしまっているような場合に、それらをひとつに統合して、きちんと調和のとれた状態にするために行うことがあります。その場合は、向かい合わせに座った状態で、話をするという形で催眠をしてヒーリングをしているわけですよね。

スタッフ

ヒーリングを受けても、また元の状態に戻ってしまうのではないかということを、クライアントさんが聞いてくることがあるんですけれども、Dr.マーガレットのセッションの場合は、催眠の部分で元の状態に戻らないようにしているのでしょうか。

マーガレット

元の状態に戻る可能性はあると思います。例えば、そのクライアントの方というのが、今までの全人生を通じて、とても否定的な形で生きていたとして、そして、意志の力が全くない場合です。自分の人生のライフスタイルを変えるという意志の力がないと、やはりまた古いパターンに戻ってしまいますよね。セッションを受けて、自分の新しいパターンに変えるチャンスを得られたのだと、とらえることなく日常の生活に戻ってしまえば、やはりまた元のパターンに戻ってしまう可能性はあると思います。

どんな理由で私のセッションを受けにいらっしゃるのであれ、それが魂のリーディングであれ、占い的な感じで来るのであれ、ヒーリングワークを受けに来るのであれ、私はそのセッションの中で、どうやってポジティブに生きていくのか、すごくよいときでも、あるいは悪いときでも、どうやってそこに幸せを生みだしていくのかとか、それから、ネガティブなところからどうやって前へ進んでいって、そして喜びとか楽しみを見いだしていくのかということについてお教えしています。

あとは精神的な悩みを抱えていらしていらっしゃる方もいます。そういう方の中では、私が魔法の杖をひゅいっと振って、その瞬間に治せると思われている方もいるんですけれども、実際はすごく時間がかかるんです。というのは、精神的な悩みの場合はいろいろな側面がかかわっていますので。

ですが、今までワークショップに参加された中で、深刻な精神的な悩みを抱えていらした方が本当に幸せになれたとか、打ち砕かれたスピリットを持っていた人が、本当に喜びを見いだせたとか、そういうケースもあります。本人が望むのであれば何でも可能ですね。何でもワークはできますとは言っても、やはり精神的なパターンとか行動的なパターン、例えば依存症的なパターンを変えるためには、やはり2時間のセッションではそういう奇跡は起こせないです。

でもそういった方のために、今までにトレーニングをしたメタフィジオセラピストの方をご紹介することができますので、私だけではなくて、他にもメタフィジオセラピストの方で、助けてもらえる人がいるということですね。

そういうこともあって、私は奇跡を起こせるわけではないということと、深刻な状態の場合は、1回のセッションだけではなくて、その後にまた定期的にセッションを受ける必要があります。そのために、メタフィジオセラピストの方がいろいろサポートできます、という点をお伝えしたいと思います。通常、そういう依存症とか精神的な問題の方というのは、たくさんの問題を抱えている場合が多いので否定的になっています。ですので、いろいろなレベルにおいてヒーリングをしなくてはなりません。

スタッフ

何回ぐらいセッションが必要かというのは、分かりますか。

マーガレット

それは個々で全然違うので、一概には言えないですね。2〜3回のセッションで済む場合もあれば、お客さんによっては1回来ればそれでいいと思って、1回来て、もう来ない方もいらっしゃいますし、数カ月かかる場合もあれば、1年かかる場合もあります。セッションでのアドバイスをちゃんと聞いて、そしてどういうことを聞き取ってくれるかとか、どういう魂の構造を持っているかによって変わってきます。

スタッフ

Dr.マーガレットが個人セッションで行っていることを、皆さんもできるように教えるコースが、5月に行う2種類の養成コースですね。ヒーリングのほうがメタフィジオセラピスト養成講座で、魂の構造のリーディングのほうがワンネスカウンセリング養成講座ですね。本日はいろいろなお話をありがとうございました。たくさんの方が、Dr.マーガレットのコースを受講して、優秀なセラピストになるよう応援したいと思います。