「自分の命が明日、終わるとしたら、後悔するだろうか、それともしないか?」
私がソースと出逢ったのは、1999年の9月のこと。当時、勤めていた会社の近くにある本屋でたまたま手にしたのがキッカケでした。
その会社で働く意味を見失い、これからどうしていったらいいのか何ヶ月もずっと悩んでいたときでした。
ソースの本を読んだとき、私は自分に問いかけたのです。
「自分の命が明日、終わるとしたら、後悔するだろうか、それともしないか?」
出てきた答えは、
「今、死んだら後悔する」でした。
涙が溢れて止まりませんでした。 「だったら、本当に好きなことをして後悔のない人生を生きよう!」
そう決意したことを今でもおぼえています。
しかし、今すぐ会社を辞めるかどうか、なかなか踏ん切りがつきませんでした。
そんなある日、学生時代から大好きだったリチャード・バックの「イリュージョン」を 久しぶりに本棚から手に取りました。
パラパラとページをめくっていると、ある言葉が目に飛び込んできたのです。
『思い切って手を離しさえすればいいんだ。流れはすくい上げてくれるよ。自由にしてくれる、手を離すんだ、それしかない。』
この「イリュージョン」の一節に後押しされるように、思い切って手を離し、私は会社を辞めました。2000年12月、ちょうど20世紀最後の年でした。
あれから10年以上が経ちました。
「流れに乗って生きる」
この言葉を座右の銘としながら、ソーストレーナーやプロコーチとして、 多くの人達に「あなたらしい人生を生きる」ためのサポートを提供してきました。
今、あらためてソースにとって大切な概念を読み返すと、この「自然体」という言葉がいかに奥深いものなのか実感しています。
もちろん、いつも流れに身をまかせて生きているわけではなく、 流れに逆らったり、しがみついたりするときも多々あります。
そんなときでも、「ああ、しがみついているなぁー」と自分のことを優しく微笑みながら見れるようになってきたのは、ちょっと成長した証ですかね(笑)
「自然体」でいきることが、本来のあなたに出逢うこと。
これからもご縁のある人が、自分らしい人生を生きられるようにサポートしていきます。
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