若月佑輝郎氏インタビュー「私たちの神聖な部分を自分の生き方の中心としていくことで甦る人生の力と良さ」

スピリチュアル・リーダー養成講座・若月佑輝郎氏インタビュー
『私たちの神聖な部分を自分の生き方の中心としていくことで甦る人生の力と良さ』
スタッフ
スピリチュアル・リーダー養成講座は、始まってから14年目ですね。
1998年頃からスタートしたということになりますが、その当時から「スピリチュアル」ということについて定義がされていたのでしょうか?
若月氏
世の中としては「スピリチュアル」という言葉はあいまいな意味で使われていることも多いですが、僕の中ではしっかりとした定義があるんですね。わかりやすく言うと、僕は「スピリチュアル」とは、人の中にある創造性の開花だと思っています。
創造性の開花と言っても、何でも自分の好きなものを創ればいいというわけではなくて、もうちょっと限定しています。
どういうことかというと、私たちの創造性を探求しようとすると、物事を創造するときに、ざっくりわけるとポジティブな意図とネガティブな意図があって、さらに厳密に探究していくと、本当に純粋な魂に由来する意図というのがあって、出来る限りそこに人生を合わせて人生を創造していくことがスピリチュアリズムの原点だと僕は思っているんですね。そこに自分自身を合わせていけるようなところに向かっていく道がスピリチュアリズムと定義しています。意識の中、潜在意識の中、無意識の中、すべてにおいてそれを行っていきます。
スタッフ
なるほどですね。それが講座の一番大事なコンセプトということですね。講座の名前は『スピリチュアル・リーダー養成講座』という名前ですが、そうなると「スピリチュアル・リーダー」とは、いわゆる「スピリチュアル」と言われる分野だけに限らず、純粋な魂に由来する意図に人生を合わせていき、そこから物事を創造する人というような事になると思いますが、いかがでしょうか? 養成講座は、そのようなリーダーを養成するということでしょうか? 『スピリチュアル・リーダー』という言葉について、若月先生はどのようにお考えか教えて頂けますか?
若月氏

育てたいというよりも、ひとつの生き方のモデルのアイデアと方法の提案です。「スピリチュアル」という言葉を日本語に訳すと、一番適切な訳は「精神」だと思うんです。「精神」とは「エッセンス オブ ゴッド」ですね。今の一般的な世の中では、「精神」という言葉が「心」の代名詞としてくらいにしか扱われていない場面も多く見受けられますが、「精神」の2文字を観ると、「精」という字は「エッセンス」という意味ですよね。つまり、「精神」とは、私たちの内側に内在している非常に神聖な部分、神のエッセンスということです。そして、神のエッセンスとは、宇宙創造の力そのものです。

その宇宙創造の力そのもの、神聖な部分を自分の生き様の中心としていくことが「精神」(エッセンス オブ ゴッド)を生きるということだと思っています。私たちは、宇宙創造の力の部分、神聖さである和や愛や叡知や現実化の力を卓越させていくことができます。それを求めていくのがスピリチュアリズムだと思います。

「神」と言う言葉を非常に限定的に感じて特定の宗教的に捉えてしまう感覚がある方は「仏」と呼んでもいいと思います。みなさんそれぞれが持っている神聖なものを呼ぶ呼び方でかまわないと思います。その神聖な部分を中心として、自分の人生を構築し、他の人たちの人生をリードしていく。そういうことを「スピリチュアル・リーダー」と言えると思っています。

スタッフ
すでにスピリチュアルな事を仕事にしている方が受講される場合、スピリチュアリティをさらに洗練させていくことになると思うのですが、そう言った方たちは、この講座で学ぶとどのように変わっていくのでしょうか?
若月氏
現在、スピリチュアルな仕事をされている方は、あるスピリチュアルと言われる技術体系を学んで、その技術体系の中で技術を使って何かをするとか、その技術の後継者を育てる、ディプロマを受け取るとか、修了証を渡すとか、そういうことが中心になっていることも意外に多いんですね。
それに対して、どんな技術体系であってもかまわないのですが、それが本当にスピリチュアルであれば、その中心になっている核の部分は、本当は「精神」であり、「私たちの中に内在している神聖なものから来る創造のパワー」のはずなんです。
まずその部分があって、技術体系はその上に成り立っているということなんですね。まず、スピリチュアリズムを生きる生き様があって、それに支えられて技術体系が生きてくる。そのバックボーンがあるからこそ、そこに新しい技術を取り入れることができる。そのようなところに氣づいて下さる方が、一番、受け取って下さるんですよね。そこに、「あぁ、そうか。」という感覚があってこそ、さらに大きく飛躍していくんですね。
スタッフ
すでにヒーラーやスピリチュアル・カウンセラーとして働いている方にとっては、どのような学びがあるか教えて頂けますか?
若月氏
肉体の病気でも心の病でも、本当にそれを探求された誠実なお医者様や療法家やヒーラーの方々が行き着くところは、癒す力の探究なんです。
癒す力というのは、私たちが天地自然から生命として授かっている、最初から頂いている治癒力で、一番いい生命の状態に持っていこうとする、私たちが本来持っている力なんですね。結局、その部分を私たちが何らかの理由で止めたり、逆方向にしたりするから病気になるという結論に向かっています。最終的にはそのあたりに行くんですよ。そのような私たちが本来持っている力の源というのは、いろいろな呼び方がありますが、ある生命学者は、グレートスピリットと呼んだり、サムシンググレートと呼んだり、いろいろな名前で呼ばれていますが、最終的に行き着くのは、生命の持つ生命を一番いい状態に創った創造の力なんですね。その創造の力の発揮そのものや、それが上手く自然に働くことを止めているものを取り除いていけば、癒された状態に向かいます。そこに氣づけば、どのような技術体系を使ってもいいと思うんですよね。西洋医学でも東洋医学でも、ヒーリングやエネルギー療法などでもかまわない。逆にそこがわかっているとどのような技術体系でも使えるようになるんです。
スタッフ
では、ヒーラーやカウンセラーなどの癒す方たちだけではなく、会社の社長やビジネスマン、芸術家など、直接スピリチュアルと関係がないと思われている分野の方でも、この講座を受けると人生が開いていくのか、教えて頂けますか?
若月氏

私たちのその「エッセンス オブ ゴッド」、精神を探求していってその部分とつながりが深くなっていくと、その部分の中心にある意識というのは、とにかく全体がうまくいくように調整し続ける意識なんだっていう風に僕は感じるんですね。
その部分とつながればつながるほど、その部分とつながるということは、その部分の感覚から閃きを得て、その部分のふとした思いから何かをやろうと思っていくということがつながるって表現しているんですけども、そうしようと思うと、全体が上手くいくっていうことは、たとえば、会社で言ったら、自分のところの営業も上手くいくけど、それを買ってくださったお客様も上手くいって、お客様のお客様も上手くいって、お客様の家族も上手くいって、かつ、自分のところに納品してくださっている取引先のところも上手くいって、取引先のご家族も上手くいって、取引先のもっと向こうの取引先も上手くいってというようなものが、全体が上手くっていうことになるんじゃないと思うんですね。

いわゆる理性の思考で考えてももちろんすごく広範囲にグローバルに瞬間に考えられる人はある程度はできるかもしれないんですが。理性の及ぶ範囲っていうのは、自分が明確に顕在意識で意識化して集めたデータを今自分の持っている分析手法によって分析するのを理性とよんでますけど、それの及ぶ範囲よりももっと上からの観察をして、物事の時間的連鎖をとらえている意識が仮にあったとして、僕はあると思っているんですが、その部分から見た次の選択は「これがいいんじゃない」っていうのを直感で受けとることで、その全体性が上手くいくというのができやすいんじゃないかと思うんですね。

そういう部分にいつもつながっていると、理性で考えすぎなくてもその直感にスーッとのっていくことで、理性で考えるよりも楽に、さっき言った範囲が上手くいってる、自分の次の次も手前の手前も上手くいってるというような状況を生み出し続けやすいと思うんですよね。
だから、そういう意味で、まぁ取引先という言葉を使いましたから、ビジネスの世界ですけど。私たちは、100%、人との関わりで生きていますから、どんな職業でもどんな分野でも、その意識で動けば、平たく言えば、物事が上手くいくように自分の選択とマインドを調整できるんじゃないかと思うんですね。

スタッフ
今、自分が理性で判断しているという方の理性というものをもっと神聖なものという観点から見直してさらに全体が上手くいって調和して、すべて上手くまわっていくように学び直していくということですね。
若月氏
まぁそうですね。理性と言うのは、通常の場合、手法と枠組を持っています。また、その手法と枠組の特定の価値づけがあります。時代などによって価値感が変化もします。ですが、時代や関わる分野などを超えて全体性の利益に通じる価値も存在していると思います。
例えば、明日、うちの工場がベアリングを100個作ったときに南極にいるペンギンたちにどういう影響を与えるかなんていうのは、仮にもしそれを明らかにできるかもしれない明確な分析理論があって、その連鎖を見たとしても、いくらでもその理論に対して、「いや、こういうモデルから見るとこうだ」という、横やりが入ってくる可能性はいくらでもありますよね。
でも、ある事実として影響あるはずで。それを枠組みで捉えるのではなくて、本当に空から、高いとこからジィッと見てる人がいたとして、仮にそれは、枠組みも何も関係なく観察している人だったら、「だってベアリング10個作ったらさぁ。あそこでペンギンが3匹転ぶじゃん。」という事が解る。そういう視点があると僕は思うんですね。
唐突な言葉なんですけど、見てる人からみると「転ぶよ、それ!」っていう事実がだぶんあるんじゃないかと思うので、その視点からのものをうけとって選ぶというようなことをすれば、「いやベアリング10個じゃなくて7つにしておくとペンギンが転ばない」と、通常の理性による演繹では見出せないけど正しい結論を洞察することができて、それで、一つのエコロジーバランスが守られるっていうようなことが意識の拡大でできると思うんです。
それは、枠組みよりも、今の現代の言葉で言うと「直感」という言葉になってしまうんですけど、全体を見ている目からのインフォメーションをとった方が、やっぱり上手くいくという形があると思うんですよね。
だから、そんな視点でとらえていくと、特にこれから先、この言葉はあまりにもよく使われていて目新しさがなくなりましたけど、持続可能な発展というのがありますよね。それって私たち多分大事なんですね。持続し続けるところに、私たち生命層のあり方と発展にもっていくことができるんではないかということですね。
スタッフ
そういった持続可能な発展を実際に実生活の中で的確に顕していくということですね。
若月氏
そう。枠組みとか、やり方の方法論によってではなくて、ふっと思ったところ、「こうやったら上手くいくだろうな」っていうところが、本当に事実になっていくような感覚を育てて、全体がうまくいくように調整する意識に戻っていくようにしたらいいと思うんですね。
スタッフ
そうすると、講座に入られた方のとても大事なポイントとしては、今まで自分がもっている既成観念とか価値観とかを新しい視点に変えていくことですね。
若月氏
そう。少しずつ変えていくというのが必要ですね。
スタッフ
そこが全く新しいものに生まれ変わるというか、リフレッシュし直すというかそういうこともありますか。
若月氏
そういうこともありますね。
スタッフ
ステップ1.2.3の内容は、HPに書いてあるんですが、書いてないことで、特に注意して設計しているとか、こういった流れを特に意識して作っているということはありますか?
若月氏
書いていないというよりも、この全てがどこに集約されいるかというと、一番シンプルに言うと、なるべく広範囲をみている意識と私たちがいつもつながり直すようにというツールなんですね。
できる限り広範囲に、それを観察している視点の意識とつながっていく。で、つながって、その広範囲を観察している意識が「この選択がいいんじゃない?」って言っているのを、「あっそうだね」って受け入れられる意識になるための全てのステップがツールと思ったらいいんですね。
それで全部がずーっとつらぬかれていると思って頂くのが良くて、そこに私たちの意識を、自覚的な意識の側面から、潜在意識という側面から、無意識という側面から、それが作りだしている心と体のパターンである氣という側面から整えていく、かつそれを、現実の世界で実際に行っていくには、どんなふうにやったらいいのかというところまでを順を追って体験をし、エクササイズをし、体得していってみましょうという流れですね。
スタッフ
先生の中で、来て頂いた方をこういうふうに導きたいというビジョンというのがもちろんあるかと思うんですが、こういう方に来て頂いて、こういう風に導きたいというビジョンはお持ちだったりされますか?
若月氏
導きたいという言葉で質問をされたんですが、私が導きたいということはあまり意識していません。それより、参加される方に自分の意識にある真実を受けとめていきたいという意欲がある方であることが一番大事だと思うんですね。
私たちの潜在意識、無意識を本気で調べていくと、全体で上手くいくためには適切ではない思い込みや神聖さの意識からじゃないところから思っている、何かを創造したい、行いたいという思いがあって、そういうように神聖さからではない意図からの創造への意欲や願望まで創造的だと思っている部分があったり、それから、エゴが作りだす願望や欲望もある限度を超えて推し進めていってもかまわないんじゃないかというメンタルが私たちの潜在意識、無意識にあるので、そういう部分の自分自身に本当に出会ってしまうと通常とても嫌ですね。
かつ、それに出会ってしまうと、それに出会わせたものを攻撃したくなるというパターンをまだまだ私たちは、持っているんですね。
自分の中にある、自分の見たくないものも見る意欲を持っていて、それに出会ってそれを変えてもいいと、変えて本当にさらに1歩、自分というものを洗練させて進みたいということについて意欲をもっている人ということと、それに対して成熟した態度で臨むと決められる人、そういう人にはセミナーの内容を受け取って頂きやすいですね。その部分は、とても重要ですね。
スタッフ
意識を精妙にみて、それがみんなの発展につながるかどうかというのをつきつめていくということですか?
若月氏
そうですね。自分の中を見ていく。それで、みんなを良くし自分を良くしていっても良いという意欲がある状態が一番大切ですね。
スタッフ
話はかわりますが、若月先生は、いろんな分野で活躍されていて、小笠原の本や、パワースポットの本、「スピリチュアル・リーダーになる」などの書籍を出されていますし、神流日合氣という武道を教えられたり、書画家でもあり、音楽の作成や石笛の奏者としてライブをなさったり、円満具足に活躍されていてます。先生だけではなく、卒業生の方々も、非常に幅広く、活躍されている方が多いという実績がすでにたくさんあるんですが、普通の方がこの講座に入っていろんな分野で活躍できるようになった方は、何を一番大事にして、どこが変容したと思われているのか教えて頂ければと思うのですが。
若月氏
色んな分野に活動を広げられた方が何をしたかというと、一番そういう方がやっていることは、苦手と思われることにも全部チャレンジしたということだと思うんですね。嫌なことにもチャレンジした。なんでそうできたかというと、本来魂って全方向性の才能を(トラウマやネガティブマインドを持ってなければ)備えているものだと僕は思っているんですね。
だから、それをそのまま、天から与えられたままに受け取ってくださって、それからあとは、「自分の不得意な部分は何か?」「そこは自分のトラウマとか、自分に対するネガティブな思い込みがふさいでるに違いないんだ」と、そう本気でうけとってくださって、「じゃ、ふさいでいるものは何なんだろうか、何を癒していったらいいんだろうか?」と本気で取り組んで、その押さえているもの、留めているものを解かせた状態になると、ふつうのエゴが思っているような努力なしに、自然にその分野に一歩踏み込めるようになる。さらに一歩踏み込める。それがいろんな方向に対して、躊躇せずに、「自分が不得意な嫌なことは、何かあるんだ」と思って癒してくださった方が一歩一歩いろんな方向に活躍の力を広げていってくださっているんじゃないかと思います。
スタッフ
普通のスピリチュアルなセッションだと、「好きなことだけ」「やりたいことだけ」やっていくという手法も多いのですが、そうではなくて、本当に自分を習うというか、自分の意識を精妙にみて、本当に自分の全てが上手くいくために自分の意識の深い部分をみて、自分の苦手なことも痛みとか、今までの過去の間違った思い込みから出てきているんだなぁと思って・・・
若月氏
そうそう、そう思って、掘っていくと、ほぼ間違いなく、そこには、痛みや止めているものがあって、それが解けると、その方向の才能が自然に戻ると思います。
スタッフ
昔からの伝統的なスピリチュアルというか魂の学びでは、そのような事はちゃんと言われていることですけど、今、自分のやりたいことだけをやると言っているスピリチュアルのものも多いですから、そことはちょっと違うというのがポイントですね。ありがとうございました。