自己治癒力を極限まで高める、究極のハンズオンヒーリング クォンタムタッチ

ヘンリ・ファージェル インタビュー


ヘンリさん
クォンタムタッチ発足初期から、数少ないインストラクターの一人として、クォンタムタッチの普及に努める。ヘンリさんのヒーリングのエネルギーはとても暖かく、柔らかく、まるで何かに包まれるような優しいエネルギーです。その優しさと、日本人のような繊細さを持ち合わせた人柄で、圧倒的な人気を誇っている。現在はハワイ在住。

今回はクォンタムタッチでおなじみの超人気講師、ヘンリ・ファージェルさんにインタビューしてみました。初来日から3年、これまでにヘンリさんは、既に1000名以上の方にクォンタムタッチを教え、今でも日本のヒーリング界に大きな影響を与えています。そしてその人気の秘密は、なんと言ってもその人柄! 日本人以上に繊細で気配りができ、本当に愛に溢れた女性なのです。そして今回は、そのヘンリさんに、普段のワークショップでは聞けない、クォンタムタッチへの想いを語っていただきました。

――すでにご存知の方も多いかと思いますが、初めての方に向けて、簡単にクォンタムタッチについてご説明いただけますか?
 クォンタムタッチは基本的にはエネルギーヒーリングで、学ぶのが奇跡的に簡単です。またとても簡単に実践出来るにも関わらず、非常に大きな変容を起こすものなのです。
 クォンタムタッチは3つの大きな基盤を持ち、まず1つ目は特定の呼吸法です。この呼吸法はクォンタムタッチを行う上で最も重要で、ヒーリングの効果を非常に高めます。またクライアントの様々なエネルギーを防いでくれるなど、様々な方面での応用が可能です。
 2つ目の基盤は注意、思考の力を利用します。それを加える事によって、更にヒーリングプロセスが加速します。3つ目の基盤は、意図の力を使います。癒す事を意図する事も、とても大切な事です。この3つの核となるツールを併用することによって、様々なレベルに働きかけるヒーリングが可能になるのです。
 まったく何の力も加えず、軽く手を触れるだけで骨が調整されて元の状態に戻ったり、炎症の痛みを軽減したり、体の中の化学成分が変化し、体の構造そのものが大きく変わっていく事もあります。中には溜め込んだ感情を開放する人もいますし、生命力の活路の妨げを開放したり、スピリチュアルな問題を開放する事も出来ます。非常に深いレベルからその力は表面化していくのですが、その一番深いレベルとは量子のレベルです。だからこれをクォンタム(量子)タッチと言うのです。
 クォンタムタッチは、量子レベルに働きかける事によって、通常私たちがもつ時空間という制限を越えた広いレベルに働きかけます。ですから肉体だけに制限されるものではなく、ボディ・マインド・ハート・スピリットの全てに影響を与え、大きなシフトを起こす事が可能なのです。
 このクォンタムタッチは、経験を積んだヒーラーが使う事も出来ますし、全く経験がない方でも充分使う事が出来ます。とてもシンプルで簡単なので、誰でも学ぶ事が出来るんですよ。なぜなら、このヒーリングのエネルギーは愛のエネルギーだからです。この惑星の全ての人にハートがあり、感情がありますよね。それだけを、調和を持って活用するという事だけなんですよ。これだけで、このような驚くべきヒーリングの効果を、もたらす事が出来るのです。そして数々の人達が、世界中でこの手法を取り入れ始めています。中にはお医者さんが手術中に使ったり、カイロプラクター、鍼灸師、マッサージセラピストなど、既に学んでいる手法に加えることによって、さらに素晴らしい成果があがっています。

――クォンタムタッチを学ばれるようになったきっかけは?
 私は1998年の初めにクォンタムタッチに出会いました。その当時は誰かのワークショップに参加する事はありませんでしたが、ある日、創始者であるリチャードゴードン氏のクォンタムタッチの広告を見た時に、自分の中の直感がこれは受けなければいけないと感じたのです。ところが、私は子供の頃からエンパシー(共感)能力を持っていたので、直感とは逆に私の顕在意識は、人に触ったら悪い事も共感してしまうし、悪いエネルギーをもらってしまうから、クォンタムタッチはやらない方がいいし、自分に出来るはずがないと思っていました。
 でも彼の広告の中で、“誰でも出来ます。保証します。”と書いてあったので、「じゃあ私でも出来るのかしら?」と思って受講してみました。そして1日目、正直とても嫌でした。なぜなら初めてパートナーを組んだ方が乳がんだったからです。「私には出来ないわ!」ってまず思いました。でもその夜、クラスが終わってからノートを見ながらなんとなく復習してみると、手が勝手にクォンタムタッチのテクニックを自分自身に始めたのです。その時、自分の体の中にエネルギーが流れるのをすごく感じました。すごく熱くなって、ものすごく大きなヒーリングが起こったのです。そのおかげで自信がついて、次の日もやってみようと思いました。そして2日目が終わった頃には、絶対クォンタムタッチに深く関わっていこうと決めていたのです。
 ワークショップが終わった後、私はリチャードの所に行って、「私はこの組織の援助をしたい」と言いました。それから東海岸で、私が彼のワークショップを開催する事になったのです。
 毎回ワークショップを終えてから2週間位たつと、大きくシフトするのを体験しました。自分の見ている世界の色が豊かになっていったり、自分の直観力がとても研ぎ澄まされていきました。それと、最初は自分のエネルギーを手で感じる事が出来なかったのですが、受ける度に手の感覚が敏感になっていき、そして他の五感もどんどん高まっていったのです。こうして数年間、彼のワークショップを開催しながらクォンタムタッチを深く学び、私は2000年の1月に、初めて自らのワークショップを開催するようになったのです。

――今までで、最も感動したセッションは?
 私がボストンの薬局屋で働いていた時の事です。ある日、お店に知人が来られたのですが、最初彼女だという事が分かりませんでした。なぜなら、私の知っている彼女より30歳位上に見え、お年よりの女性が足を引きずりながら歩いているように見えたからです。肌の色も白く、彼女の目を見ると、殆ど生命力が宿っていませんでした。また、彼女は子供時代から骨の病気をわずらっていて、痛みのあまり、背骨を丸めて杖をついて歩いていました。私は彼女に声をかけると、1週間位その症状は続いていて、薬をもらって飲んでも全然効き目がないと、弱々しい声で話していました。私はその時仕事中でしたし、彼女は軽く触れられるだけで痛みが出るとのことでしたので、少しの時間、直接触れずに遠隔ヒーリングをすることにしました。
 そして5分位経つと、自分の手に流れるエネルギーが収まったのを感じたので、そのままお買い物を続けもらいました。そして10分後に彼女は戻ってきたのですが、正直驚きました。彼女はさっきに比べて驚くほど若く見え、なんとまっすぐ背筋を伸ばして、杖無しで立っていたのですから。頬は赤みが増していて、目にも生命力が宿っていて、きらきら輝いていました。声もしっかりとしていて、ニコニコ笑っていました。
 彼女は「私にいったい何をしたの?」と驚きならが聞いてきたので、彼女にクォンタムタッチのテクニックの話をしました。すると、「私にもそのやり方を教えて!」と言い、そしてそれ以来、彼女はずっとクォンタムタッチを続けています。彼女はその時、ほとんどがけっぷちの人生で、自殺しようと考えるほどだったそうです。長い間、骨の病気の苦痛と、更に悪化していく状況に絶望的だったようですが、彼女の内なるヒーラーがクォンタムタッチのエネルギーを受け取り、そしてそのエネルギーが彼女の為に働きかけて、彼女自身が驚くべき癒しを起こしたのです。

――ヘンリさんにとってのクォンタムタッチとは?
 私にとってのクォンタムタッチとは、変容のテクニックです。内面から外に向けて起きる変容。これを用いると、人はこの世界をシフトさせる事が出来るのです。例えば、普段私たちは体に何らかの問題が起きると、薬を飲んでその症状を抑えようとしますよね。もちろんクォンタムタッチも、ある意味においては症状がとても改善されるので、そのように使う事も出来ます。ですが、常に覚えておいて欲しいのは、ヒーリングは外側の表面的な事ではなく、常に内側から起きていているという事です。そして、私達自身の変容も常に内側から外側に向けて起き、シフトしていくのです。ですから皆さんにも、この深いシフトを起こすために、この手法を使ってもらいたいと思っています。そこにこそ素晴らしさがあり、私にとってはそれこそがとても大切なことなのです。
 また、私の人生において、クォンタムタッチは肉体の健康、感情のバランス、精神的な安定も与えてくれました。クォンタムタッチは柔軟性、単純さ、顕在意識を使わない事、エネルギーから自由になれること、そしてこのテクニックを使っている人自身も癒されるところが、とても気に入っています。

――今後はどのような活動をしてゆきたいですか?
 クォンタムタッチにおいては、もっと様々な分野での活動を広げてゆきたいと思います。個人的には、私自身未熟児として生まれたのもあって、新生児のケアの為に、もっとクォンタムタッチが使えたらと望んでいます。そして幼児や乳児たちのサポートを、このクォンタムタッチを使ってどのように出来るかも研究してゆきたいです。また動物にクォンタムタッチを行うという分野にも関わってゆきたいです。やりたい事は限りなくあるのですが、今はエナジーアライブという、セルフヒーリングを中心としたワークを、広げてゆきたいと思っています。後々、本やDVDも出せたらいいですね。

ヘンリさんからのメッセージ
 私はクォンタムタッチを始めた頃は抵抗ばかりしていて、けして良い生徒ではありませんでした。ですから、皆さんにお伝えたいのは、消して諦めないで欲しいということです。けして自分の疑いの声に負けて、新しいものへの探究や、実験しようという気持ちを無くさないで欲しいのです。あなたの探求を内なる声が導いている時には、その声に耳を傾けてください。私に出来るのですから、皆さんにも必ず出来ますよ。

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