退行催眠による死後の世界のケーススタディ
死後の世界が教える「人生はなんのためにあるのか」
2,530円
(税込/本体価格 2,300円)
絶版
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ISBNコード | 978-4-900550-91-9 |
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ページ | 424 |
判型 | A5 ソフトカバー |
著者 | マイケル・ニュートン |
訳者 | 澤西康史 |
発行日 | 2000-08-09 |
米国ベストセラーの翻訳。生と生の間でなにが起こっているか。
この本はセラピストであるニュートン博士が、固有の問題解決のために、クライアントを退行催眠に導くプロセスの中で、「死後の世界」の描写にある特定の「型」や「同一の描写」があることに気づくことから書き始められた。博士は、そもそもこういった催眠の状態での情報に当初「かなり懐疑的」だった。しかし、まったく異なったソース(クライアント)から同様の情報が度重なった時点で、この興味深い作業にのめり込んでいった。本書は、「ニュートン博士」と「被験者(クライアント)」との会話の録音を起こしたもので、全29の事例が収められています。主として会話体なので、とても読みやすく、しかもかなりいろいろな世界が実に詳細に描写されています。
こうした「死後のスピリットの世界を知る」ことで、「私たちの人生が癒されていく」ことが実感できると思います。また、人生の究極の質問「人生はなんのためにあるのか」に結果的に鮮やかに答えることになっています。
<例えばこんな会話が・・・>
◆ニュートン | 肉体から抜け出すプロセスは、具体的に、どんな感じなんでしょうか。 |
●被験者 | そうですね、まるで皮膚を脱ぎ捨てるような・・・バナナの皮をむくような感じです。いっきにするっと抜けたんです! |
◆ニュートン | それは気持ちが悪いものですか。 |
●被験者 | いいえ! 痛みから解放されてとてもいい感じです。 |
◆ニュートン | 魂であるあなたは、この瞬間に、その他の印象も感じますか。 |
●被験者 | 思考です! まわり中に・・・思考のパワーが感じられます。私は・・・ |
●被験者 | ええ、でも、言葉にするのが難しいんです。いま感じるのは・・・愛情に満ちた考えや・・・人びとの親しさ・・・共感・・・それすべてをひっくるめて・・・期待のようなもの・・・まるでほかの人たちが・・・私を待っているかのような。 |
◆ニュートン | 地球は過酷な場所とみなされているんですか。 |
●被験者 | そうですよ。いくつかの世界では肉体的な不快さに打ち克たねばならないし、ときには苦しまなければなりません。もっと精神的な意味での競争が激しい世界もあります。地球はその両方ですね。過酷な世界を生き抜いたら称賛されますよ。 |
◆ニュートン | この地球の一番好きな点はなんですか。 |
●被験者 | 人間たちが互いと争いながらもお互いに連帯感を感じていることですね・・・競争しながらも協調しあっているということ |
◆ニュートン | それは矛盾ではありませんか。 |
●被験者 | (笑って)それが私には魅力なんですよ・・・。 |