前世を覚えている子どもたち

37年もの長きにわたり、前世の記憶を持つ子どもたちを研究 。「前世を記憶する子どもたち」で世界に衝撃を与えたイアン・スティーブンソン博士最後の調査旅行に気鋭のジャーナリストが同行。第三者が極力「客観的・ 科学的に」生まれ変わりを徹底検証した。そして目の当たりにした前世の存在証拠。その細部に驚きと衝撃!

• ◆幼いプリーティは、「ここはおにいちゃんたちの家、私の家じゃない。お父さんとお母さんも、私の本当のお父さんお母さんじゃない。私の村へ連れていって!」と懇願し、両親から手ひどく怒られた・・・。(インド)
• ◆スーパーへ近道をしようと、両親は初めての道を通った。すると3歳のロバートが後ろの座席から飛び上がって、必死で叫びだした。「僕の農場だ! この道を行けば僕の農場があるんだ! ママ、ママ、ここなんだよ!!」・・・(アメリカ)
• ◆インドのスラムで焼け死んだ14歳の少女が母親の夢枕に立ってこう言った。「私の洋服をおばさんちへ持っていって。私はこれからそこに住むから」。その とき分娩中だった少女のおばは女の子を産んだ。その子が1歳の時に初めてしゃべった内容は、「私はヤケドしたの」だった・・・!(インド)

目次

• パート1 プロローグ──前世を記憶する子どもたち
• 第1章 疑問
• 第2章 007 は一度しか死なない?
• 第3章 カーテンのうしろの男
• パート2 ベイルート──戦争の子どもたち
• 第4章 ダニエルの書
• 第5章 スピードに殺された
• 第6章 彼女の人生の愛
• 第7章 異端者
• 第8章 家族の名において
• 第9章 ニュージャージー
• 第10章 列車をとめるほどの悲しみ
• 第11章 最後の簡単な答え
• パート3 インド──貧困にあえぐ子どもたち
• 第12章 牛乳屋
• 第13章 ガラスと栄光の街
• 第14章 人生の印
• 第15章 スミトラはもうここにはいない
• パート4 アメリカ合衆国──隣の子どもたち
• 第16章 デキシーと呼ばれる大地
• 第17章 科学の端っこで
• 第18章 さなぎ