これ一冊でADHD(注意欠陥多動性障害)のすべてが分かる。 ADHDの世界的権威バークレー博士の日本初の本格著作。

ADHDのすべて

3,080円 (税込/本体価格 2,800円) 絶版
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ISBNコード 978-4-900550-88-9
ページ 592
判型 四六判 ハードカバー
著者 ラッセル・A・バークレー
訳者 海輪由香子
監修者 山田寛
発行日 2000-06-25

<役に立つ豊富な巻末資料集>

  • 60頁を超える長編インタビュー「日本のADHDの状況と今後の展望」
  • 「ADHDの受診ができる医療機関、支援団体、教育相談窓口」
  • 「ADHD関連書籍一覧」掲載
<この本をぜひお読みいただきたい方々>
  • ADHDの子供をもつ親御さんやご家族の皆様。
  • ADHD関連の医療関係者の皆様(小児科・精神科・神経科・心療内科など)。
  • ADHDの子供を預かる可能性のある学校の教育関係者の皆様

<著者ラッセルAバークレー博士(Russell A. Barkley PhD) について>
国際的に知られた精神衛生の臨床研究者。マサチューセッツ大学医療センター心理学主任、精神・神経学教授。注意欠陥多動性障害を25年以上にわたって研究、多くの著作・論文を発表しているADHDの世界的権威。

<当書に、ご推薦を頂戴しております>
ADHD関係者必読の書

これは全米で最もよく読まれている親用ADHDの本です。最新の科学的な知見に基づいてADHDをわかりやすく示し、子どもとの生活と彼らの成長過程でぶつかるあらゆる事柄に触れ、具体的な対応が示されています。この本に書かれていることは親だけでなく、臨床家はもちろん、保育者、学校の先生などADHDの子どもに関わるすべての人々に役立つことばかりです。
国立精神・神経センター精神保健研究所/児童思春期精神保健部部長/上林靖子先生

目次

  • 序 ADHDの子供をもつ親のための基本理念 
  • 第一部 ADHDを理解する
    • 第一章 注意欠陥多動性障害とは
    • 第二章 ADHDに関する新しい理論
    • 第三章 ADHDの原因は何か
    • 第四章 ADHDとはどういう障害か
    • 第五章 ADHDの子供との家庭生活
  • 第二部 ADHDを引き受けて立ち向かう——最終決定権をもつ親としてうまくふるまうには
    • 第六章 子供にADHDの診断を受けさせる
    • 第七章 評価に際し知っておくべきこと
    • 第八章 ADHDの診断に対処する
    • 第九章 ADHDの子供を育てるときの10の方針
    • 第十章 とくに親のために——自分自身のケアの仕方
  • 第三部 ADHDの子供との毎日——アメリカの家庭、学校での対処法
    • 第十一章 行動を良い方向へ導く八つのステップ
    • 第十二章 家庭での対応——問題の解決法
    • 第十三章 友達とうまくつき合えるようにする
    • 第十四章 ADHDの子供の思春期
    • 第十五章 学校へ行く——スタートでつまずかないために
    • 第十六章 学校と家庭で教育効果を高める——幼稚園から高校まで
    • 第十七章 学校での成績にとらわれない
  • 第四部 ADHDの薬物療法
    • 第十八章 刺激剤による薬物療法
    • 第十九章 そのほかのADHDの薬
  • インタビュー 日本のADHAの状況と今後の展望  
  • 医療機関・支援団体・教育関係相談窓口リスト
  • 参考図書一覧