ウェイン・トッピング, PhD (Wayne Topping, PhD)

ウェルネス・キネシオロジー創設者。 国際キネシオロジー大学スコットランドファカルティ(理事)。 ニュージーランド出身、イギリス在住。

北米タッチフォーヘルス・キネシオロジー協会、エナジー・キネシオロジー協会、ボディワーク&マッサージ・プロフェッショナル連合、国際ヒプノシス連盟、国際トーストマスターズメンバー。

病理催眠療法師博士号。数多くの著書やテキストブックを発表しており、代表作は“Success Over Distress”、“Biokinetic Exercises: A Guide to Realigning Your Body Naturally,” “Balancing the Body’s Energies: Muscle Tests For the 8 Extra Meridians”, “ Quake Busters: How Defuse the Earthquakes in Your Mind”。

ウェイン博士のキャリアは地質学者としてスタートしました。ニュージーランドのビクトリア大学で地質学の博士号を取得。活火山や南極大陸の氷河期の堆積物調査、イスラエルでの考古学研究等を経て最後に教鞭を取ったのは1979〜80年、アメリカのウェスタンワシントン大学です。同じ職に200人が応募した中から選ばれ、客員教授として教壇に立っていました。博士とタッチフォーヘルスとの出会いは1976年、カリフォルニアのパサデナで地質学を教えていた頃です。数分で弱い筋肉が強化されることに興味をそそられコースを受講、1977年にはタッチフォーヘルスインストラクター・トレーニング・ワークショップを受けました。ここから、地質学者からボディーワーカーとしてのキャリアチェンジが始まります。

タッチフォーヘルスを教えセッションを行う中で、初めに学んだ感情ストレス・リリースが、博士がこれまで使ってきたテクニックや手順の中で最も価値があることがわかってきました。それはシンプルで即効性のあるテクニックでしたが、これだけではクライアントのストレスの原因を完全には解決できない場合がありました。そこで感情ストレス・リリースをより効果的にする必要を感じて研究を重ね、ついに方法を開発します。1985年出版の書籍「Stress Release(ストレス・リリース)」にてそれを発表しました。

博士は催眠療法、NLP、タイムラインセラピー、フットゾーンセラピーなどのトレーニングをキネシオロジーも含め2000時間以上受けています。ウェイン博士が独自に開発した新コースには、それらの中からも、ストレスや感情のクリアリング、心理ブロックを取り除くのに役立つ手法が組み込まれています。

1990年、タッチフォーヘルスを開発したジョン・シー博士がタッチフォーヘルス・ツリーという木の絵をつくり、アプライドキネシオロジーとタッチフォーヘルスから発展していった様々なキネシオロジーをその絵で示しました。ジョン・シー博士はウェイン博士の開発した新コースを「ストレス・リリース」という名称として、木の枝の一つとしました。
しかし前述のようにウェイン博士が開発し教えているコースはただの感情ストレス・リリースよりもずっと幅広いものだったので、新しい名称を考える必要がありました。ここに「ウェルネス・キネシオロジー」という名前の新しいキネシオロジーが誕生したのです。