ペルーの遺跡と洗心の旅
ISBNコード | 9784899762584 |
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ページ | 80 |
判型 | A5 ソフトカバー |
著者 | 今野華都子 |
発行日 | 2010-06-25 |
宇宙が共鳴する。
雨が止む。
雲が動く。
空に光が満ちてくる。
「心が整っていると、宇宙が共鳴してくれる」と今野さんは話します。生活のために始めたエステの仕事。いつも湧き出るような彼女の斬新なアイディアで肌の美しさに向き合ってきました。そんな時に気づいたこと。それはどんなに素晴らしいエステの施設を施しても、どんなに素晴らしい化粧品を使っても顔の洗い方が間違っていると、本来の美しさを得ることができないということ。
顔を洗うということ、それは心も洗うこと。その両方が上手に相互作用を起こし、肌がどんどん整っていく。その二つの視点から何が大切かということを伝えていることが洗顔洗心塾です。そんなポイントに加え肌のメカニズムと基礎化粧品のメカニズムを説き続け13年余り。この教室に参加して涙する人、気づきをたくさん得られどんどん美しく変わっていく人たち。
今回の著書は、今野華都子さんが洗顔洗心塾で伝えている、心の整え方、生き方のヒントをペルーの旅を通じて語っています。
今野さんは子どもの頃、道を歩いていると、見知らぬさまざまな人が寄ってきて、「ありがたい、ありがたい」と言って握手されたり、ハグされたりしたそうです。それが普通だった彼女は自分にある「不思議な能力」もごく普通に人々に備わっているものだと思っていました。 「フォトグラフィックメモリー」と言われる瞬間記憶。一度画像として脳にインプットすると、いつでもどこでも頭の中のスクリーンに映し出して、見ることができる。必要とあれば、それが映写機のように、動画を再生するように見ることができる。こんな力も今野さんにとってはあたりまえのこととして捕らえていました。
自分は普通に生きていると思いながら生活をしていたのですが、ある時スピリチュアル界で活躍する著名な先生に「あなたはククリヒメの魂を持っています」(ククリヒメ:日本神話の女神。黄泉の坂で言い争いをしているイザナギとイザナミを仲裁したとされる。別名シラヤマヒメの名で全国の白山神社で祀られる。)と言われたことから、どんどんスピリチュアルな意識が開花してきました。その頃から写真を撮ると不思議なものが撮れたり、天候が急に変わったり、そして、講演活動で日本全国を訪れる傍ら神社に参るようになると、まるで神さまが降臨したかのごとく不思議な現象がおこったりと、どんどんスピリチュアルな世界へと足を伸ばしていくこととなりました。
そんな中偶然と必然が重なり念願のペルー、マチュピチュを旅することとなりました。急遽アメリカでの講演が決まり、次々にスタッフが集まり出し、全ては太陽神に招かれたとしか思えないような出来事だったと言います。今野さんにとって、ペルーのマチュピチュを旅することは子どもの頃からの夢のひとつでした。その夢がかなうときに起きた偶然とサポート。本当に短い滞在の間に待っていたかのように現れた虹に涙する場面も。たった一日の滞在のマチュピチュで起きた共鳴現象。天候をも味方に付ける。そんな彼女の写真とエッセイで綴る旅行記です。
■■■■■今野華都子■■■■■
宮城県出身。1953年12月生まれ
タラサ志摩スパアンドリゾート株式会社の取締役社長を経て千葉県柏市にあるカルナフィットネス&スパ株式会社、代表取締役に就任。日本エステティック協会認定エステシャン。日本エステティック協会認定講師。
第一回LPGインターナショナルコンテストL6(フェイシャル部門)において日本最優秀賞を受賞し、2004年12月フランスで審査の結果、世界110ヶ国の中で最優秀グランプリ(世界一)を受賞したフェイシャルの世界第一人者。全国のエステサロン経営者を対象に技術も経営もすべては人創りからとの理念を伝え続けている。『人を信じ、人を愛し、人を育てることは、私の使命です』をモットーに、人としての美しさと優しさの創造に遭遇している。また、社長業の傍らライフワークとして全国で洗顔教室開催、10年間で5万人以上に洗顔の大切さを伝え、その洗顔法は、エステティシャンの間でバイブルとなっている。著書『顔を洗うこと 心を洗うこと』『顔つまみマッサージ』『呼吸洗顔術』など多数