マイケル・ヤプコー

世界で唯一、ミルトン・エリクソン財団、アメリカ心理学会、国際催眠学会、アメリカ臨床催眠学会の全協会から最高勲章を受賞のマイケル・ヤプコー博士が来日します。「体系的/構造的」にエリクソン催眠を学べるので世界6大陸、40か国以上で大人気。ヤプコー博士が理事長を務めるエリクソン財団サンディエゴ支部から修了証も発行される本格的なトレーニングです。


<エリクソン催眠〜臨床ヒプノと戦略的セラピーの総合トレーニング〜>


「体系的にエリクソン催眠を学べる」という点で世界屈指のトレーニング(公式メールマガジンより)

こんにちは、ヴォイスプロジェクトの宮本です。

いよいよこの9月、世界最高峰のエリクソン催眠トレーニングが日本初上陸します。(講師には臨床歴30年以上、エリクソン財団、最高勲章のマイケル・ヤプコー博士をお招きします)

エリクソン催眠というのは「20世紀最高のセラピスト」と呼ばれた故ミルトン・エリクソンの手法を体系化したものです。エリクソン・アプローチの特徴は普通の会話におけるトランス誘導や、クライアントが全く気づかないような暗示などで、

■何十年も対人恐怖症で悩んできた人を2分のセッションで克服させてしまった

■精神病棟に入院していて意味不明の言葉を9年間話し続け、9年間誰もコミュニケーションをとることができなかった男性を数回のセッションでトランスに入れてしまった

■夜尿症(おねしょ)で悩んでいるクライアントにキャッチボールの話をしただけで、症状がなくなってしまった

■うつで自殺を考え、死ぬ前にエリクソンの元を訪れた女性に対し、「○○さん(知人男性)に口に含んだ水をぶっかけなさい」という課題を与えただけでうつの症状をなくしてしまった

など奇想天外なエピソードが多数残っています。

創始者エリクソンが天才であったゆえに、それを私達が学ぼうとすると、「難しい」、「やっぱり最後は名人芸だから」と言われるエリクソン催眠ですが、今回ご紹介するトレーニングでは“体系化に/順序立てて/構造的に”エリクソン催眠を学んで頂けます。

先日も活躍する日本人エリクソニアンとお会いしましたが、その方も「“エリクソン催眠を教える”という観点でヤプコー博士は世界トップではないでしょうか。海外で行っている20日間以上のトレーニングも軒並みキャンセル待ちですから」とおっしゃっていました。(今回はそれを凝縮して 6日間トレーニングを行います)

日本では「エリクソン催眠の先生」というとミルトン・エリクソンの弟子達が有名ですが、海外においてヤプコー博士は弟子達と同様の尊敬を集めており、エリクソンの一番弟子のジェフリー・ザイクや米国NLP協会理事長クリスティーナ・ホール博士もリスペクトを表明しています。

「エリクソン催眠の難しい点を一般の人に分かりやすく体系化してきた」というヤプコー博士の功績は「ミルトン・エリクソン財団」、「アメリカ心理学会」、「国際催眠学会」、「アメリカ臨床催眠学会」の全協会から最高勲章を受賞するほどです。(これを達成しているのは世界で唯一、ヤプコー博士のみです)

また、名著『Tracework(トランスワーク)』は世界じゅうのエリクソン催眠コースで教科書になっています。(この分野では極めて異例の第4版を刊行中です)

私もこれまで沢山のエリクソン催眠講座を企画し、多くの財団関係者やエリクソニアン達に触れ、ときにはシアトルまで交渉に行ったこともありましたが、「分かりやすく順序立ててエリクソン催眠を教えてくれる講師は?」と質問すると必ずヤプコー博士の名前が真っ先に出てきました。

実はヤプコー博士との交渉は2011年からスタートしており、彼は大人気ゆえに常に2年先までスケジュールが埋まっていて、やっと今回の開催に至っています。

次回の来日も2年以上先になってしまいそうな状況ですので、皆様にはこの機会を是非ご活用いただきたく思っております。

※1人でも多くの方にこの貴重なチャンスを掴んで頂くため、5万円の初来日記念割引を実施中です。

マイケル・ヤプコーは鬱病へのアプローチにおける心理学およびヒプノセラピー分野の世界的リーダーの一人です。傑出した教師でもあり、彼はウィットと叡智に富んだプレゼンテーションをします。

byジェフリー・ザイク

(ミルトン・エリクソンの一番弟子、エリクソン財団創設者・理事長)

このワークショップは、ヤプコー博士のトレーニングの中でも最も人気の「100時間プロフェッショナル・トレーニング」の前半部分に該当します。

※以下はマイケル・ヤプコー博士による記述です。

【本トレーニングの特徴】

  • あなたのセッション内容が多様化し、向上します。
  • あなたのセラピーに心身相関(マインド−ボディの関係)の概念と、行動療法が加わります。
  • 近年、「幸せを数値化した科学」として注目されている『ポジティブ心理学』があなたのセッションに導入されます。
    ※ポジティブ心理学と共に注目されている『マイドフルネス』についても触れます。
  • 効果が証明された(注意集中)のプロセスが、あなたのセラピー組み込まれます。
親愛なる皆さまへ(マイケル・ヤプコーより)

物事がかつてない速さで進むこの時代に、「すぐには手に入らないものがある」などと言っても、忘れられた真実のように聞こえることでしょう。複雑な臨床スキルは大抵、教育とトレーニングに何年もかかるものですが、セラピーを最も効果的な方法で行うための明確で実践的な枠組みを築くには役立ちます。ヒプノは、そうした枠組みを提供するものなのです。

臨床催眠のトレーニングは、暗示の持つ必然的な役割を”あらゆる治療”で促進するだけでなく、人間の経験に対するユニークで主観的な感性をも育むものです。さらにヒプノは、私たちが持つ隠れたリソース(資質)へのアクセスを許可し(誰もがもっと簡単にできて然るべきものですが)、その過程において人々を大いに力づけます。こんなにインパクトのある手法を学べるとは、なんと光栄なことでしょうか!

この点において、ヒプノは『ポジティブ心理学』の新たな応用版と言えるのかもしれません。ヒプノを実践する者なら誰もが気づくことですが、人は自分で思っているよりもっと多くの能力を持っています。この、長所とつながり、様々な方法を駆使するよう人々を力づけ、新たなスキルの獲得を手助けすることこそ、臨床催眠の根本なのです。人は落ち着いて集中している時、より簡単に学び成長できますが、これを疑う人はいませんね?

実験的な証拠に裏打ちされたこの手法のメリットは、コース中、日課のように示されることでしょう。実際の科学が伝えるヒプノの恩恵についてはさておき、良いセラピーには少なくとも科学と同じくらいの芸術性が伴うものです。トレーニングでより焦点を当てるのは、少人数グループで行う体系化されたプログラム。参加者それぞれの興味を探求する十分な時間を提供し、独自のセッション・スタイルが身に着いていくことをお約束します。皆さんがヒプノをどんな形で仕事に取り入れるにせよ、スキルを伸ばすのに必要なステップを一つ一つ指導し、さらに科学的根拠についても理解を深めていきます。

私はこれまで、臨床催眠の向上のために人生を捧げてきました。実にたくさんのことを学び、また、多大な貢献をしてきと思っています。それは途方もない道のりでした。どうか、このコースに奮ってご参加ください。ヒプノを学ぶことがいかに魅力的で効果的か――それを皆さんが発見するお手伝いができるかもしれません。

皆様のご多幸をお祈りしつつ

マイケル・ヤプコーPh.D

臨床心理学者
ミルトン・エリクソン財団・サンディエゴ支部長
米国臨床催眠学会特別研究員

なぜヒプノを学ぶのか?

納得のいく理由には事欠きません。以下はほんの一例です。

  • 暗示は“あらゆる”セラピーにつきものですが、その役割に気づいていない臨床家が多くいます。ヒプノを学ぶことによって暗示のスキルを磨き、セラピーの可能性を拡げることが可能になります。
  • ヒプノは人々の経験―ある症状の前兆となるような経験も含む――が“どうやって”生じるかについて深い洞察力を養います。セラピストは介入すべき要因がかつてないほど明確になり、そこに的を絞った、より戦略的・効果的なセラピーが可能になります。
  • 人々を力づけること(エンパワーすること)は、どんな治療介入においても必要不可欠です。ヒプノが特に重視するのは、人々が自分のリソース(資質)を上手に活かして人生の試練に向き合うのを助けることです。長所を褒めそやすのは、欠点をあげつらうより臨床的に効果が上がりやすいものなのです。
  • 直接体験することで最高の学びを得るのは科学的にも明らかです。ヒプノは“経験”に基づく学びに重点を置いた手法です。
  • ヒプノの効果について調査した研究は、ヒプノが治療の成果を高めていることを明らかにしています。ヒプノはセラピーというよりも、多種多様で有意義な治療介入を行うための文脈(コンテキスト)を与えるものだと言えるでしょう。
  • ヒプノを学ぶことにより、この分野でのエキスパートを求めている業界の関係者やクライアントに対して自分をアピールできるツールがもう一つ加わるでしょう。
  • 私の友人でもありメンターでもあるジェイ・ヘイリー氏は次のようにまとめています。

“あらゆるセラピーに対してヒプノが及ぼした影響は十分に評価されているとは言い難い。セラピーにおける手法の大半は、その起源をヒプノにさかのぼると言ってもいいだろう。人々を観察し、複雑な方法でコミュケーションを取り、指示に従う気を起こさせるスキル。
自分自身の言葉、イントネーション、体の動きで人々に影響与えるスキル。それらはヒプノのトレーニングから生み出された。また、人は変わることができる、時間と場所に適応できるという認識、そして人々を自立へと向かわせるという明確なアイデアもヒプノに由来しているのだ。”

ジェイ・ヘイリー著
書籍『アンコモンセラピー』より

なぜ、マイケル・ヤプコー博士に学ぶのでしょうか?

ヤプコー博士は多くの点で、心理学と臨床催眠(クリニカル・ヒプノ)の分野で著名な存在です。その一例を挙げると…。

    • これまで、以下の分野における各領域で最高の評価を受けた世界で唯一の人物です。以下は主な受賞歴です。
      1. ■ミルトン・エリクソン財団からは心理学における卓越した貢献に対し生涯業績賞を受賞
      2. ■アメリカ心理学会(APA=The American Psychological Association)からはヒプノ・セラピストとしての多大な貢献に対し、第30部会賞を受賞
      3. ■国際催眠学会(The International Society of Hypnosis)からは長年の業績と優れた臨床に対し、ピエール・ジャネ賞を受賞(ピエール・ジャネはフロイトと並び称される20世紀を代表する心理学者です)
      4. ■アメリカ臨床催眠学会(the American Society of Clinical Hypnosis)からは功労賞を受賞
  • ヤプコー博士はこの分野における主要なテキストを執筆しています。
    『Trancework(トランスワーク)―An Introduction to the Practice of Clinical Hypnosis(臨床催眠入門)』は660ページの超大作にも関わらず現在、第4版を刊行中。
    ※この分野において第4版までの増刷は極めて異例なことです。
  • 30年以上にわたる臨床経験に加え、国内外の専門家会議においてワークショップを開催・指導してきました。“体系化された明解な”指導法は非常に高い評価を得ています。また、博識で面倒見がよくユーモアがあって、“楽しく学べる”ワークショップになるでしょう。
  • アメリカ全土はもとより、6大陸をまたいだ40か国以上でトレーニングを行っており、国境を超えた多分化的な視点を有しています。
  • ヒプノに対する、広く深い知識はヤプコー博士の著作や講義においても明らかです。数多くの著作は言うに及ばず、権威あるブリタニア百科事典の医療・健康年報(the Encyclopedia Britannica Medical and Health Annual)へ、ヒプノに関する記事を書くよう依頼を受けたほどです。
  • ヤプコー博士はこのプログラムにおいて、より自然な形(“形式的”ではない)のヒプノ、いわゆる“エリクソン催眠”に重点を置いています。しかし、主要なヒプノのモデル“すべてが”総合的に配慮されることでしょう。つまり参加者は幅広い理解と経験を得られるはずです。
  • 近年「世界で最も重要な心理療法会合」とも位置づけられている『Evolution of Psychotherapy(エヴォリューション・オブ・サイコセラピー)』でもスピーカーを務めました。

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【コースの構成】

  • このトレーニング・プログラムは“非常に”効果的かつ“実践的”です。
  • 講義もあればデモセッションもあり、また、グループによるヒプノのセッションも含まれています。
  • 大きな目標としては、ヒプノをベースとした介入を考案・実行し、あなたの臨床能力に自信を与えることです。コースに組み込まれた沢山の訓練用セッションを通して、スキルを向上させていきます。このプログラムでは、実際にあなた自身がヒプノを何度も体験することになるでしょう。

学習の目標

1 サイコセラピー特有の暗示について、それがどんなタイプの言語を使うサイコセラピーであろうと識別できるようになる。
2 特定の暗示における様々な例(仕組み/ストラクチャー)を識別し、提供することが可能になる。
3 特定の暗示における様々な例(関係性のポジション)を識別し、提供することが可能になる。
4 ヒプノを理解するため、異なるモデル、または概念的枠組みを少なくとも3つ挙げ、説明することが可能になる。
5 “イディオダイナミックス・レスポンス(思想力学的反応)”と総称される“無意識的/自然発生的”反応、あるいは無意識の反応のタイプについてリストを挙げ、定義することが可能になる。
6 選択的注意(セレクティブ・アテンション)と催眠的反応性(hypnotic responsiveness)に関連した脳のメカニズムについて、最近の神経科学の発見を少なくとも1つ説明することが可能になる。
7 ヒプノにおいて記憶が増幅される仕組みを2つ、名前を挙げて説明することが可能になる。
8 「記憶」の本質と機能について基本原理を学び、説明することが可能になる。
9 作話(※記憶障害の一種)や過誤記憶へと導きやすい不適切な暗示の方法について、リストを挙げ、説明することが可能になる。
10 クライアントの記憶を損ないかねない不適切な暗示を避けるため、ニュートラルな質問を行う方法を身につける。
11 催眠状態における反応性に影響を与える、「同調」と「オーソリティ(権威/権力)」への服従に関連した社会心理学の研究を身につけ、説明することが可能になる。
12 ヒプノによって誘発される“古典的な催眠現象”(例えば“無痛覚”や“時間の歪み”など)のリストを挙げ、定義することが可能になる。
13 最善の結果を妨げかねない、ヒプノに対するありがちな誤解のリストを挙げ、反論することが可能になる。
14 催眠状態における個人レベルでの反応性に影響を及ぼす、個人的、および対人関係上のシチュエーショナル・ヴァリアブルス(状況に応じた変数)についてリストを挙げ、論じることが可能になる。
15 「“トランスの理論”の概念」と「ヒプノによる介入」との関わりについて定義し、論じることが可能になる。
16 ヒプノと治療に対する反応に、人々の期待がどう影響するのか定義し、論じることが可能になる。
17 コンテンツベース(内容本位)vs. プロセスベース(過程本位)――両者の介入の特徴を定義し、論じることが可能になる
18 ゴールを設定して行うヒプノのセッションにおいて、一連の順序を整理し、定義することが可能になる。
19 治療プランを構築する上で、解決志向(解決に焦点を当てた姿勢)によるインタビューの方法を理解し、応用することが可能になる。
20 ヒプノ現象が、症状の発症と経過に重要な意味を持っている可能性を理解し、論じることが可能になる。
21 ヒプノの施術中に、治療の効果を高める手段として、“シーディング(種まき)”という課題を与える方法を学び、応用することが可能になる。
22 ヒプノ的戦略を応用し、認知の柔軟性をより高め、クライアントが依存しないようなセッションを構築することが可能になる。
23 クライアントが“症状の形成”と“臨床での反応”を自分で管理する「自己組織化」を行う上で鍵となるパターンを列挙し、認識し、論じることが可能になる。

予定カリキュラム

※その場の流れに沿った、臨機応変な対応が可能なプログラムなので、必ずしも下記の通りに行われるとは限りません。予めご了承下さいませ。

パート1:ヒプノの基礎:コンセプトと基礎的な手法(2014年9月20日〜23日)

トレーニングの最初の段階では、ヒプノの原理と専門用語、そして臨床に応用する一般的な方法を学びます。

1日目
  • イントロダクションと概説
  • グループメンバーの自己紹介
  • グループで行うヒプノの経験、ディ-コンストラクション(脱構築)とフィードバック
  • セッションにおける臨床催眠の包括的構造
  • ヒプノの様式と生来の思い込み
  • ヒプノの神話
  • 暗示の構造とスタイル
  • 観察と誘導の練習
2日目
  • 催眠状態における意思疎通の段階
  • 誘導にフォーカスする
  • 会話による誘導とその構造
  • 誘導を行う練習
3日目
  • ヒプノ現象と治療への応用
  • 年齢退行と記憶に働きかけることの問題点、エリクソンにおけるモンドのケース
  • ヒプノでリソース(資質/才能)にアクセスする――ポジティブ心理学の応用
  • 簡単な年齢退行・才能にアクセスし、これを現在の人生に持ち込む(文脈化)練習
4日目
  • 反応セット(レスポンス・セット)を築く
  • クライアントに「経験済みの欠点」だけでなく、「才能」についてもインタビューする
  • グループによるヒプノ
  • デモセッション、ディコンストラクション(脱構築)とフィードバック

パート2:心理療法におけるヒプノの応用: ゴールの設定(2014年9月27・28日)

ここでは、パート1で習得した基礎的なスキルをもとに、ゴール設定を行うサイコセラピーで応用可能なヒプノへと発展していくのを指導します。

5日目
  • ヒプノセラピーにおける自己組織化と暗示のパターン
  • プロセス指向の暗示の練習と、その感想のフィードバック
  • ダイナミックかつ戦略的にセッションを組み立て、実行する
  • セッションの練習:計3回のうちの1回目と2回目を行い、感想を述べる
6日目
  • セッションの練習:3回目とその感想
  • 戦略:ヒプノによって臨機応変なディコンストラクション(脱構築)を促す
  • 練習:フレキシブルなセッション
  • 質疑応答、総括

受講要項

日 程 【全6日間】9/20〜23、27・28
時 間 10:30〜17:30
会 場 国際ファッションセンター(東京両国)
受講料

313,200円(290,000円+税) ⇒ 初開催記念価格:263,200円(税込)

備 考

その1:全日程の御参加が原則となります。

その2:ヤプコー博士が理事長を務める『ミルトン・エリクソン財団サンディエゴ支部』から修了証が発行されます。

その3:会場の収容人数を越えた場合、受付終了となる場合がございます。お早目のお申し込みをお薦め致します。



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