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メディカル・インテュイティブ
ナンシー・クラークph.D氏インタビュー

ナンシー・クラーク

ナンシー・クラーク

幼少よりサイキック能力に恵まれ、1991年自然に身体内部を透視できる能力が芽生える。メディカル・インテュイティブ、NLP資格を持った催眠療法士。哲学博士号取得。現在ND(自然療法医師)候補者。元共産主義諸国のストレス緩和プロジェクトでの業績はヨーロッパ心理専門家協会などで紹介され、世界各地で活躍中。現在、様々な国の大学教授および医師と共同研究を続けており、テレビやラジオ番組にも多く出演。大学での講義の他、国連での講演でも数多くの実績がある。アリゾナ州に独自のヒーリング施設Sonoran Skies Centerを持つ。


心と身体を癒すナンシーのレクチャーは、波動や色、音を使ったオリジナルなワークショップ。新たなヒーリング法として、その効果は注目を集めるとともに、受講者は感動の連続を体験します。 メディカル・インテュイティブ・ヒーリングのスキルを身につけたい方のために、ヒーラーとしての思い、テクニックについて、ナンシーに伺いました。

一人ひとりにあるバイブレーショナルシグチャー

── ナンシーさんのレクチャーにかかせない色や振動、波動は、とっても興味深いのですが、まず、レベル1と2でレクチャーされる波動についてお聞かせいただけますか。

ナンシー:私たち人間というのは、エネルギーそのものなんです。そして誰でも一人ひとりに波動があり、これはバイブレーショナルシグネチャー、つまりその人独自の持つ周波数波動という言い方ができます。このバイブレーショナルシグネチャーは、その人が今まで考えた思考のすべて、また信じているシステム、宗教とか、あるいは身に起こった出来事に対する感情的な反応、そういったものすべてからできあがっています。

── バイブレーショナルシグチャーのエネルギーフィールドはずっと完全なままなのですか?

ナンシー:本来、完全なものなのですがストレスやネガティブな反応、そういったもののなかで生きていくうちにだんだんと壊れていくのです。ネガティブな波動を持てば、それこそが病気とか疾患といわれるものに形を変えるのです。

── どうしたらこのエネルギーのアンバランスを直せるのでしょう?

ナンシー:これはいかにストレスに反応するかということにかかってきます。なぜかと言えば、私たちが生きている限り、ストレスというのは避けて通れないからです。だから常に「この出来事の背景には何を学ぶためのレッスンがあるのだろう」と、その状況を正しくとらえ、超越することが大切です。

── バイブレーショナルシグチャーの波動というのは、いわゆるオーラとは違うのですか。

ナンシー:色は振動のひとつの形態です。人が高い周波数で振動すると、より美しいものを見、体験することが可能になります。オーラというのは、いろいろなエーテル体が総合したもので、そしてそれが醸し出すエレクトロマグネティックフィールド、それこそがバイブレーショナルシグネチャーになります。

── 波動を高めると、例えばテレパシーのように誰かに訴えたりとか、そういったこともできるのですか。

ナンシー:その答えは、実は自分たちが本来何であるかということにたどり着くと思います。なぜかというと、子どもというのはすべてテレパシーを使っているからです。もし、ふたりの人間の波動が子どものように純粋に同調していれば、そのふたりはテレパシーでつながることができます。だから、テレパシー、直感力、あるいはクレアオーディエンス、クレアボイヤンス、あるいはクレアセンティエント、そういった能力というのは、すべて私たちが自分の身のまわりと平和な調和した状態にいれば、簡単にできるものなのです。

── レベル3はアリゾナ州ツーソンにあるナンシーさんの研究施設で開催されますが、いままでにナンシーさんのワークショップに参加された生徒さんについて、その様子とか具体的にお聞かせいただけますか?

ナンシー:いくつか非常にすばらしいフィードバックをいただいたことがあります。参加した生徒さんが、自分の見ているクライアントたちの身体のひずみを見つけ、それぞれに必要なものを高い確率で分かるようになったと言っています。2005年と2006年の2回、レベル3をアリゾナのツーソンで開催しましたが、1週間という短い期間にも関わらず、それに参加された生徒さんたちが、本当に自分自身の能力が驚くほど成長したと言ってくれました。ですので、こうしたことがワークショップに参加した後の自信につながり、その人の能力をもっと伸ばしていくのです。

── レベル1と2というのは、ヒーラーを目指す方が受けるべきなのか、それとも自分を癒したい方が来るべきなのか、どう思われますか?

ナンシー:自分のヒーリングでいらした方も、自分が癒されたことで、自然にまわりの人を癒したいという気持ちになるようです。ですから、誰もがヒーラーになる可能性を持っているのです。

── ナンシーさんはバイブレーションとか、音とか色とか、そういったところに注目をしていますが、今後、ヒーリングというものが、そうした方向に向かうのですか?

ナンシー:人体とは音と色の精密機器なのです。このふたつの要素のバランスがとれたとき、完全なる健康を得ることができるのです。将来、ヒーリングというものが、こういった音、色、波動に注目していくことを信じています。色や音の周波数とか、それらは究極のヒーリングだと思います。これを使うことで癒しというものは可能な限り早く、そしてベストなものになります。

── ヒーリングが自分にもできるのか、疑問に思っている方は結構いらっしゃると思います。

ナンシー:すべての人にとって、ヒーリング能力は持って生まれた才能なのです。私たちの細胞の中には、本当に何千という身体をヒーリングするために使われる粒子が存在しています。ですので、私たちはそういった考え方、反応に対する考え方を変えていくことで、もっとよりよく自分のことも、まわりの人も癒していくことが効率的にできるのです。

── ちょっと考え方を変えたら、誰でもヒーリングが起こせるということですか?

ナンシー:考えを変えるというよりは、私たちの反応を変えると言った方がより適切だと思います。というのも、信じられないかもしれませんけれども、私たちとは何かを聞く前に、すでに感情的な部分で、今から聞こうとしていることが、例えば自分を怒らせるものになるかとか、怖いものになるかとか、そういうのを察知しているのです。

── それでは、誰もが誰かを癒せるのですね。

ナンシー:私がたどりついたところで申し上げますと、私たちはすべてひとつのファミリーだと思うのです。だから、私たち一人ひとりが自分自身を癒し、そしてまわりを癒すことができれば、それを通じて人類全体の波動を上げることができると思っています。

人体を癒す色と音について

── 話が変わりますが、普通のカラーセラピーと、ナンシーさんがやっているメディカル・インテュイティブでの色や音を使ったヒーリングの違いを、教えていただけますか。

ナンシー:一般的なほかのカラーセラピーがどういったものかよく分かりませんが、私の教え方で申しますと、私の方法は、東洋と西洋両方の視点から物事を見て教えるようにしています。例えば、地にかかわる色を使ったり、あるいは西洋的な見方をすれば、ヒーリングのための波動という見方だったりもします。

人を癒す色と音

── チャクラの色というのは、使う色が決まっているのですか?

ナンシー:基礎的なレベルには、7つの色しかありません。ご存じかもしれませんが、赤、オレンジ、黄色、緑、青、バイオレットです。そしてそれらすべての混ざった色が白なのです。だからこの7つの色をレッスンでも使っているのですが、感情体とかメンタル体の色が何か、ということを説明するのは実は不可能です。というのも、それらの色は、物質的レベルの色として現れているのではなく、本当にその7つの色よりも、もっと別の感情を持っているためです。光が入った色という言い方ができます。

── そして音の方は、チューニングフォークを使っていますが、これはナンシーさん独自のヒーリングですね。チャクラ一つひとつにチューニングフォークの音というのが対応しているのですか?

ナンシー:はい、チューニングフォークからでる音は、脳や神経系を沈静化し、ヒーリング効果があるのです。そしてチャクラというのは、もちろんいろいろあるのですが、それらはすべてシステムとして存在しているわけです。だから、ひとつのチャクラから次、そしてそのまた次へとつながっていくのです。そして経路、つぼというのは、皮膚に近いものもあれば、もっと奥の筋肉のところに存在しているものもあります。そういったものが、例えば経絡というふたつの道、そういったところで、もしブロックがあるとすると、そこにある不和音を開放する必要がでてきます。ですので、ふたつのチューニングフォークを使うことで、不調和になっているブロックの部分を音によって開放し、そこのエネルギーをオープンにするのです。

── 東洋医学でいう経路というのを、ナンシーはどう捉えていますか?

ナンシー:はい、経絡というのは中国に6千年前から伝わるもので、世界の科学者が研究をしている生命力を供給する人体の通路、川の流れのようなものです。

先日もワークショップの中でひとり、督脈と任脈という経路にブロックができた方がいました。このふたつは本当に身体の中の主流な経絡なので、ふたつのフォークを使って音を作ったところ、その方がぶるぶると震えだしました。

── 共鳴じゃなくてハウリングが起きたのですね。

ナンシー:そうです。しかしネガティブなエネルギーから解放され、チャクラやメリディアンがオープンになると、その音は調和の取れた美しいひとつの波動になり、ポジティブな質への変容しました。そして、その方が浄化されたことがわかりました。

── ブロックから解放されたということですね。

ナンシー:そうです。エネルギーが元の螺旋状態に戻ると、瞬時に回復します。私のインテュイティブ・エナジー・ヒーリングは短時間で思考・感情・エーテル体を再編成できます。そうしたことも、ワークショップでぜひ体験していただきたいと思っています。

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