日本人の5人にひとりが持っているエンパシーという能力とは?!

ローズ・メソッド

満員電車で、周囲からの押し寄せる情報に
息苦しくなることはありませんか?
あるいは、急にある症状を患い病院に行ったものの
医者からはまったく異常なしと診断されたり……
それは、あなたがエンパス(共感能力者)であるため起きたのかもしれません
この6月、1年ぶりに来日セミナーを開催するローズ・ローズトゥリーさんに
エンパシー(共感能力)という能力について、その判断方法や
コントロールするテクニックについてうかがいました

エンパスの“スイッチ”を切り替えましょう
他人の感覚を、自分のことのように感じる
「エンパシー(共感能力)」という能力をご存じですか?
・自分の思っていることが話しづらい
・本当のあなたの姿が自分でよく分からない
・あまりにも敏感な自分に困っている
・他人の痛みを感じてしまう
・人の感情を体験してしまう

 上記のなかで、ひとつでも思い当たるものがあれば、あなたはエンパスである可能性が非常に高いでしょう。このエンパシー能力を軸に、≪ローズ・メソッド≫という新しいスキルを生み出したローズ・ローズトゥリーさんは、エンパスは他者の感覚を受け入れる≪スイッチ≫が生まれつき≪オン≫になっていることから、他人の抱く感情や身体的な痛みを体感するといいます。
 「多くの人は、エンパスという用語すら知らないでしょう。また、能力を自覚している人でも、自分でコントロールする術を知らずにいれば他人の痛みを感じ続けることになりますし、優秀なセラピストのセッションを受けたとしても、問題の核となる部分は癒されません。ですから、スイッチのオンとオフを切り替えるテクニックを身につけ、自身を苦痛から開放し、自分と他人、それぞれの存在の素晴らしさをひとりでも多くのエンパスたちに味わって欲しいのです」 
 彼女は、アメリカでは20人にひとりがエンパスであることに対し、日本は、その割合が5人にひとりになると話します。
「日本で講座を開いたとき、参加されたほとんどの方がエンパスとしての力を目覚めさせたのです。私は、教師として33年のキャリアを持っていまして、日本のみなさんほど理解力があり、すぐに技術を習得できる方々はいませんでした。その知性、礼儀正しさ、注意深さは、教える側としてはとても喜ばしいことであり、大きなインスピレーションを得ました。これは、日本の生徒さんがエンパスである証拠なのです。アメリカでは、あらゆる方法を駆使して生徒たちの関心を持続させる努力をしているので(笑)なおさら感じましたね」

“自分”に目を向け人に奉仕することができる
ローズさんのアメリカ国内でのワークショップは、精神科医や専門医が単位を取得する際に有効とされ、これまでに全世界で600を超えるメディアに注目されました。彼女の生み出したスキルのベースにある、エンパシーという能力。意外にも、ローズさん自身がエンパスと自覚したのは45歳のときだったそうです。
 「それまでの私は、突然泣いてみたり、タイミング悪く笑うなど、自分の意思とは関係なく能力が作動してしまう毎日を送り、“自分はおかしいのか?”と、途方にくれることも少なくはありませんでした。ところが、リーディングをするために伺ったあるパーティーで、ホストの方にその悩みを打ち明けたところ私は正気であると認めてくれたのです。この出来事をきっかけに、いろいろとエンパスについて調べ、そして学びました。すると、“自分”に目を向けるようになり、この力を使って人に奉仕することができるのでは?と思えるようになったのです。エンパスとしての苦しみが、楽しみへと変化した瞬間ですね」

一度習得すれば生涯にわたり役立つもの
“エンパスであることは呪いではなく、祝福です”と強調するローズさん。多くの参加者の方がこの言葉に救われ、自身へのイメージを変え、悩んでいた問題を克服したそうです。
 「日本の方に多い相談ですが、人間関係やキャリアに関する問題は、ほとんどの場合、エンパシー能力を磨くことで解決します。理由もわからず他者の苦痛を感じ続け、自分は不完全なのではないか?と密かに悩む前に、能力をコントロールするテクニックを身につけてください。状況が良い方向に変化していきますし、一度習得すれば生涯役に立つものなのですから」

エンパスであると自覚して能力を磨きましょう
 さらに、ローズさんは2007年問題といわれる≪主人在宅ストレス症候群≫にも、エンパシーのトレーニングは効果を発揮すると教えてくれました。
 主人在宅ストレス症候群とは、定年退職した夫が終始、家にいることで主婦に発症する。いわゆる心身症と呼ばれる症状のほか、場合によっては、偏頭痛、高血圧、胃・十二指腸潰瘍になってしまうことも……。
 「医者に相談すれば“夫からできるだけ離れて過ごしなさい”と言われるでしょう。ですが、それでは家族は救われません。妻がこのような症状に陥ったのは、彼女がエンパスであるからで、問題を解決するには、まず自身がエンパスであることを自覚し、能力を磨くことです。エンパスである妻が、瞬間的に夫のエネルギーフィールドの中に入り情報を受け取ってしまい発症したのであれば、意識的にスイッチのオンとオフを切り替えるテクニックを身につけ、夫から受ける絶えがたい感覚から距離を置けばよいのです」

自分の“スペース”を維持して相手をより深く理解できる
親密な関係の人からの感情に対し、スイッチをオフにすることは相手を拒絶することになるのでは?と抵抗を感じる人もいるかもしれません。ですが、ローズさんは「心理学者などが提唱する、他人の侵入を防ぐ方法とは違う」と断言し、むしろより相手を理解することになると説明してくれました。
 「講座中に、生徒さんにも試してもらうのですが、私のテクニックは、相手の存在を否定したり、自身の感情を押し殺すような痛みや恐れを感じることはありません。他人の思いや痛みを受けることなく自分自身を意識するスペースを維持したうえで、より深く人とつながることができるのです」

人生を通して日本で教える準備をしていたのかもしれません
ドイツ人の父とロシア系の母を持ち、ニューヨークで育ったローズさん。幼い頃から、さまざまな国籍の人々と交流してきた彼女は、日本で講座を開くことは自然の流れだったといいます。
 「50歳を超えるまで訪れたことのなかった国ではありますが、私の育った環境や教育、家系など、それまでの人生を通して日本で教える準備をしていたのかもしれません。それから私は、自分はどの国に属する人間か?という意識はなく、≪世界の市民≫という感覚で育ちました。そのため、幼い頃は世界を旅することを夢見ていましたね。大人になってからは訪れた国でメソッドを教えたり、ヒーラーとして人に奉仕したいと思うようになりました」

日本のみなさんのピュアなハートに涙することも
そして訪れた日本の、セミナー参加者の印象はというと……。
「日本の生徒さんは、とても恥ずかしがり屋の方が多いように思います。個人セッションを行ったときにも感じるのですが、日本の方は喉のチャクラに障害を持っている方が多いですね。礼儀正しいことはとてもよいのですが、もっともっと自分の思っていることを声に出してほしいです。それから、講座中でも不明な点があればどんどん質問をして、疑問を解消してください。
 あと、日本の方からは西洋人にありがちな、批判的な要素がまったく感じないですね。本当にハートが素晴らしく、誠実で、とても深みがあります。あまりにもピュアなハートに、ときには涙することも……」
 “私の課題は、日本人にも受けるジョークを学ぶこと(笑)”と、屈託のない笑顔で冗談がウケないとこぼすローズさん。その可愛らしいしぐさ、人間味あふれる人がらに魅了され再来日を望む受講生は多い。そんな要望に応え、この6月、ローズがセミナー&個人セッションを開催します!

日本を再び訪れ、みなさんの手助けとなることが楽しみ
「エンパス・エンパワーメントというエンパス能力者の力づけをする4日間の講座では、スイッチを自在に切り替える方法はもちろん、自分自身の“核”を強く保つためのスピリチュアル・ヒーリングを施すテクニックをお伝えします。この技術を習得することで、人生を幸せに過ごすにはどうすればよいか、自身について深く理解することができますよ。
 ほかにも、クライアントの心を高揚させ、人生を前向きに楽しめるよう開発したフェイス・リーディング、感情やスピリチュアルな面を癒すオーラ・リーディングといった手法もお伝えします。
 再び日本を訪ね、みなさんのお顔やオーラを拝見し、手助けとなることをとても楽しみにしています」
 ひとりでも多くの人が、自身をエンパスであると気づく手助けを……そして、共感力を高め、人と深くつながることの素晴らしさを味わってほしい。そう願うローズさんとの出会いは、あなたがより幸せな日々を送るきっかけとなるはすです。

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