ローズメソッド エンパス・エンパワーメント

痛みを受け取らなくなり、
自分に対するマイナスの思いを癒す。
ローズ・ローズトゥリー インタビュー















「自分は弱いのではないか?」「自分は神経症ではないか?」「自分はおかしいのではないか?」もし、そのような思いを抱いたことがあるのなら、あなたはエンパスかもしれません。エンパスとは「共感する能力」です。目の前の相手の体験をあたかも自分のことのように感じてしまう才能のことです。
その才能がマイナスに働いているとき、他の人の体験を必要以上に感じてしまい、無意識のうちに、自分の痛みとして体験することとなるのです。
火を使って人を傷つけることもできれば、暖を取り安らぎを与えることもできるように、あなたのその「感じる力」はプラスに転じる力をローズは知っています。

ヒーラーにマストな能力=エンパス

−−エンパスという言葉を初めて聞く方もいると思うのですが、そもそもエンパスとはどういう意味なのですか?また、どのように活用できるのでしょうか?

ローズ:エンパスとは、他人の思いを体感できる、とても繊細かつ強力な能力を持つ人のことです。皆さんは、例えばいろいろなワークショップに参加されたり、いろいろな勉強をされていらっしゃると思うのですが、そういった方々にとってエンパシーのワークショップはとても役に立つものです。

−−それはどういうことですか?

ローズ:ワークショップで、「ほかの人のものを受け取らないように」とか、「自分の身を守る」とかというスキルを学んだとしても、結局はエンパシーのスキルを学んでいない限りはほかの人のものをいろいろ受け取ってしまうんですね。でも、エンパスを学ぶことで、その共感力をオンとオフとに切り替えられる能力が得られるので、レイキをされる方とか、アロマセラピーをされる方とか、いろいろなサイキックなワークをされる方にとっては、オフにすることで、自分を守ることができるのです。

−−それは大切なスキルですね。

ローズ:ですから、エンパスという能力を正しく使うことができればすばらしいセラピストになることができるはずです。なぜなら、相手のことをより深く理解することができるからです。もちろん、セラピストでない人は、人生の質というもの、生活の質というものを高めることに役立ちます。

エンパスのスイッチを切り替えるということ

−−エンパスのスイッチをオンにすると、相手の抱く感情や身体的な痛みを体感するわけですね。では、逆にスイッチをオフにするとどのようなメリットがあるのでしょうか?

ローズ:先程も申しましたが、相手の苦しみを受け取っていた辛い状態から解放されます。エンパスとして生まれてきた場合は、生きている間はずっとほかの人の痛みを受け取ってきているので、例えば自分は神経症なんじゃないか、自分はどこかおかしいんじゃないか、自分は弱いんじゃないかとか、そういう自分を傷つけるような考えというのをやはり持ってしまうわけです。
私自身もかつてそういう自己概念を持っていたのです・・・、例えば、自分はどこかおかしいんじゃないか、欠点があるんじゃないか、どんなセミナーをやっても、どんなスキルを勉強しても、自分は何かがおかしい、壊れているんじゃないか、と思っていたのです。
その観点から行くと、エンパシーのスイッチを切ることによって、そういった自分以外のものはすべてきれいに、普通通りに、いわゆる普通という状態を感じることができるようになるのです。
その段階から今度はエンパスのスイッチを入れると、今度はまるで神様からご褒美をもらったような感じになる。本当に自分自身に対する概念というものが変わるのです。

−−ところで、エンパスチェックとはどのようにやるのですか?

ローズ:私が握手をさせていただきます。そうすれば、エンパスかどうかわかります。感じるのですよ。

オーラ・リーディングから学ぶこと

−−ローズさんはオーラ・リーディングも教えていらっしゃいますが、そこで特に重んじていることはありますか?

ローズ:私のオーラ・リーディングの教え方というのは、参加者の方々が自分自身で、自分の言語というもの、自分の言葉というものはどんなものなのか、自分の理解の仕方というのはどういうことなのか、というように、一人ひとりの個性というものを非常に重んじて教えています。

−−オーラのワークショップでは自分自身をよりよく知ることができるのですね。

ローズ:はい。私も日本に4回来日していますが、個人セッションやワークショップで、日本の皆さんが抱えている大きな問題、課題の多くは、やはり親密な人間関係を築くことですね。
それから、自分自身の声で自分の意見を言う、そういうことに関する問題が多いように感じました。
ですので、オーラ・ワークショップを学ぶことで、自分自身を受け入れ、殻を破ることができるようになることが大切なのです。

−−それはどのようにして行うのですか?

ローズ:例えば、カウンセリングの中だとオーラの色について学び、そこに隠された様ざまな情報を学んでいただきます。そしてそのなかで、透視や透聴の能力も身につけます。

−−透聴や透視ができるようになるとすごいですね。私にもできるようになるものでしょうか。

ローズ:ただ、その生徒さんが持っている才能と透視というものが合わない場合もあるのです。ですが、私の教え方で行くと、それぞれの方が持っている才能にフォーカスしますので、高い確率でオーラの情報を得ることができるようになります。

−−日本での生徒の皆さんのリクエストは、どのようなものが多いですか?

ローズ:多くの人が自分のなかの繊細さというものを取り除けたらどんなにいいかと、それを取り除いてもらえませんかといらっしゃる方が多いです。

−−それは、特にセラピストさんとか、職業的な人じゃなくて?

ローズ:誰でもです。

−−何となくローズさんのエンパシーとか、エンパスの定義というのが分かってきましたが、日本でエンパスにはたくさん出会いましたか?

ローズ:日本では、5人に1名の方がエンパスなのです。

−−多いのですね。

ローズ:はい、そうです。アメリカだと20人に1人の割合ですからね。もしかしたらもうお気付きかもしれませんけど、アメリカという国は日本と比べると、それほどそういうところが洗練されていないと言えるかもしれませんね。イギリスとか、ドイツも20人に1名ですね。

−−エンパスの方たちは、自分は結構生きにくい性格、能力なんだと思っているのでしょうか。

ローズ:まず、自分がエンパスかどうか、そうしたことを知っていたり、知識があったりしたら違うんですが、そういう性質を持っているということすら認識がないと、自分の内側で秘めた思いとして、とてもネガティブな感情を持ってしまうかもしれませんね。

−−つまり、言葉としてもエンパスとか、エンパシーというのは日本にはないんですよ。ということは、概念が日本という社会に定着していないということでしょうか。

ローズ:まだですね。そうしましたら、ヴォイスさんが先駆けとなって多くの方に伝えていただきたいと思います。まず第一に、痛みを受け取ることをやめることができるということ、それから自分の内側にある、自分自身を恥じる思いを癒せるということを伝えていただきたいですね。

−−それから、日常的に役立つテクニックをいくつか教えていただけますか?

ローズ:私は非常にオーラリーディングのテクニックというのを実用的に使って、実用的な意味で教えています。
例えば、ある集まりの中で、ある特定の人が自分に対して全然敬意も払わないとした場合、その人のオーラ・リーディングをすることですごく有用な情報を得られると思うんですね。
なぜその人は自分に対してそういう態度を取るのか、あるいは、その人はすごく力を欲して権力を持っていたいと思っているからなのか、ただの嘘つきだからなのかとか、性の対象としてあなたがそこに当てはまらないので、そこから外してしまう扱いをするのかとか、そういった有用な情報を得られるわけです。

−−オーラを見たいという欲求がある方もいると思うんのですが、それは、人間関係をよくするとか、自分自身を生きるというか、そういうことにつながるのですか?

ローズ:オーラを見るということは、要はツールなんですよね。それが目的ではなくて、単にツールで、それでオーラから情報を得ることによって、例えばそれを基に人間関係をよりよくしたり、先ほどおっしゃったように、本当の真の自分を発見し、それで生きていけるかとか、嘘から自分の身を守ることができるかとか、誰かとそういう親密なお付き合いをされている方であれば、それにも役立ちます。

−−オーラから情報を得るということは、ローズさんの個人セッションを受けると、いろいろなことがわかりそうですね。

ローズ:ええ。今、現時点で知っている人であろうと、それから今まで知り合いになった人のかつての知人というか、そういう方でもオーラのリーディングをすることができます。例えば、私はあなたのお母様が、あなたが10歳のころだったときのオーラを見ることができます。ご主人様との関係性において何か問題のある方があれば、その現在のご主人様のオーラも、それから結婚当初のオーラを見ることもできます。このことはあなたの人生に大いに役立つと思いますよ。

−−そうした情報を知り、活用できるようになることがローズさんにとっての目的でしょうか。

ローズ:エンパスのワークショップでは、参加された方々の求めているものを見つけ、それを満足できるようにお手伝い差し上げるということが私の目的です。それはプライベートセッションでも、オーラのワークショップでも一緒なのです。

−−まずは自分がエンパスかどうか、知りたくなりました。

ローズ・ローズトゥリー

フェイス&オーラリーダー、エンパスとして活躍している。ワークショップはあくまでテンポ良く参加者を引き込む魅力に溢れており、彼女の提唱する革新的なスキルは多くの受講者に支持されている。米国内で、ローズのワークショップは精神科医や専門医が単位を取得する際にも有効とされている。現在までに5大陸で600を超えるメディアのインタビューを受け、ワシントン・ポスト、ワシントン・タイムズ、L.A.タイムズ、カソリック・スタンダードという様々な出版物で絶賛されている。大手化粧品メーカーのクリニーク、NFL選手協会、USAトゥデイなど多岐にわたる団体を顧客に持つ。ブランディス大学卒。夫と息子とともにヴァージニア州ステアリングに在住。

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