あなたを癒しの旅へと導く科学的でスピリチュアルな「タッチ」
触れるだけで心と身体の不調を読み取り、自然治癒力を呼び覚ます「キネシオロジー」は、医学を基礎とした身体運動に関する筋肉の解剖・神経・物理機能・生化学機能を専門的に研究する学問で、体育学とスポーツ医学に関連している新しいボディワークです。このキネシオロジーをベースとして生み出したテクニック「ウェルネス・キネシオロジー」の創設者、ウェイン・トッピング博士が2007年11月、日本で再びワークショップを開催します!世界中を飛び回る人気講師・トッピング博士の直接指導を受けられる貴重なワークショップで、身体と感情の密接な関係を学び、自信を持って使える多彩なテクニックを習得して、無限の癒しの可能性を手にしましょう。
筋肉が、精神的なストレスに反応して緩むという特性を持っていることはご存知ですか?キネシオロジー(kinesiology)は、心や身体の不調を、筋肉の反射を利用して読み取り、解消していく総合手法です。この身体のあらゆる情報を筋肉の反射を利用してキャッチする方法を、「筋反射テスト」といいます。この方法は、身体のどの部位にどのような異常があるのかを確認して、適切な方法を見いだせることから、治療の分野でも広く応用されています。また、筋肉には、肉体のことはもちろん、精神面やエネルギーの状態など、すべてが「情報」として記録されてるので、身体ばかりでなく、心の問題や対人関係などの解決方法を知ることも可能です。測定方法は、ある特定のものや言葉に対しクライアントの筋肉がどう反応したのかをチェックしていきます。例えば多くの場合、投げかけられた質問に、YESであれば筋肉が固定し、NOであれば筋肉が緩むのです。
1964年、アメリカ・ミシガン州のカイロプラクター、ジョージ・グッドハート博士が、筋反射テストを応用した治療法「アプライド・キネシオロジー(AK)」をカイロプラクティックの会議で発表。14の筋肉の反射テストを使って、身体と心の状態を検査し、経絡やリンパポイントへのマッサージなどを施し、身体や感情に働きかける手法です。このアプライド・キネシオロジーは治療家向けのもので、それを誰でも使えるよう一般化したものが、1973年にジョン・F・シー博士が発表した「タッチ・フォー・ヘルス」です。そして、このタッチ・フォー・ヘルスを土台にさまざまなキネシオロジーが生まれていきます。
「健康のために触れること」が基本理念のタッチ・フォー・ヘルスは、西洋のキネシオロジー理論と東洋の陰陽五行理論を融合した方法です。筋肉の状態からバランスの乱れている経絡を探し、適切なポイントを軽くマッサージします。全身のバランスを整え、症状の軽減・気分の高揚を促すほか、より良い人生への歩みをサポートする、科学的で、スピリチュアルな「タッチ」なのです。
2006年8月、VOICE初登場となったウェイン・トッピング博士は、アメリカを代表するトレーナーであり、オリジナルスキル「ウェルネス・キネシオロジー」の創設者でもあります。この「ウェルネス・キネシオロジー」とは、トッピング博士がバイオキネシオロジーとタッチ・フォー・ヘルスを基礎に、長い年月をかけ独自に発展、確立したテクニックです。筋反射テストと身体意識の正確な解析により極度のストレス状態を明確にし、身体的・精神的・科学的なアンバランスを発見。そこから感情のストレス開放、経絡タッピングと側頭部タッピング、右脳と左脳の統合、NLP、栄養学、身体矯正などのさまざまなスキルを用いて、バランスを整え、安定した感情や栄養状態、指圧ポイント、適切なエクササイズを導き理想的な健康状態を構築します。
現在ウェルネス・キネシオロジーは、感情や栄養学、身体構造をカバーする17のワークショップから成り立っています。トッピング博士は22カ国でワークショップを開催し、そのうち14カ国でインストラクター養成コースを持っています。そして、トッピング博士は、23カ国目の地にアジア圏で初めての国、日本が選ばれました。
ウェルネス・キネシオロジー・シリーズは、大きく4つのシリーズで構成されています(次ページ図1参照)。トッピング博士の日本でのワークショップは、すべてのシリーズの基本となる「ストレス・リリース」シリーズからスタート。「ストレス・リリース」のほかには、自己成長を促す「パーソナル・グロウス(自己啓発シリーズ)」、独自のバイオキネシオロジー理論を学ぶ「ストラクチュアル(構造シリーズ)」、栄養学を学ぶ「ニュートリショナル(栄養学シリーズ)」というシリーズがあります。
ウェルネス・キネシオロジーには、様ざまな分野の手法が取り入れられ、洗練されており、バランスの良い画期的なセラピーワークとして、世界中に発信されつつあります。中でも、特に次回の博士の来日で開催するストレス・リリースコースについて詳しくみていきます。
STEP1
イスに座る、もしくは横になる。
STEP2
ストレスを感じる状況を思い出し、その状況を味わう。
STEP3
指先を前頭結節(目の約5cm上の隆起・図2)にある、2つの反射ポイントに軽く置き、先ほど思い出した状況をもう一度味わう(図3)。
STEP4
別のことを考えたくなるまで、その状況を考える。
あまりにもシンプルな方法に驚かれたかもしれませんが、その効果は強力です。より詳しいテクニック(使用するテキストは、「一生もの」と感じていただけるほど情報量に富み、テクニックも満載!)、その応用方法などをワークショップで学んでみませんか?世界中を飛び回る人気講師・トッピング博士の指導を、直接受けることができる貴重な機会をお見逃しなく!
私たちの身体はストレスを感じると、無意識のうちに変化が生じます。それは、ストレスのある状況を思い浮かべると大脳皮質前部の毛細血管が閉じるようです。感情ストレス・リリーステクニック(ESR)を使って、ストレスの入り口となる感情からリラックスすることができます。このテクニックが素晴らしいのは、とても簡単なので私たちが無意識に行っているということです。
社会適応評価尺度(The Social Readjustment Rating Scale)は、ストレスをどれだけ抱えているかを測る有名な方法です。ストレスを生じさせる出来事からストレスを解消し、理解を深め、その概念を変えることで健康でいられる可能性が高くなります。
感情面で健康な人は、ストレスを感じることなく人から言われた本当の褒め言葉を受け入れることができるはずです。ストレスを感じる、または褒め言葉を否定することは、バランスの崩れた状態の表れです。それは通常ESRを使って素早く修正できます。
事故、体罰、身体的虐待で触れられた、適切に触れられることがなかったなどのすべての経験が、人生を通して私たちが抱え続ける問題を作ります。
人生にただ反応して生きていくのではなく、私たちには先に行動を起こすという選択肢があります。目標設定を学ぶことは、時間の管理や自分の人生に方向性を与えるときに最も大切なステップでしょう。ここでは目標設定から役に立つ、多くのツールを学びます。
クロスクロール(Cross Crawling)は、ストレスによって体内に蓄積されたホルモンを分解するための簡単なエクササイズです。ですからクロスクロールを行うことで、体のバランスを再び取り戻すことができます。またクロスクロールは、ストレスをよりよく対処できるように脳の右脳と左脳の統合性を増すこともできる素晴らしい方法です。
エナジー・キネシオロジーの先駆者であり、ウェルネス・キネシオロジーの創設者。全米で4人しかいない、インターナショナル・キネシオロジー・カレッジのメンバーのひとり。米国ほか世界22カ国でバイオキネシオロジー、エデュケィショナル・キネシオロジー(BrainGym)、タッチ・フォー・ヘルス、そしてウェルネス・キネシオロジーを教える。