若月佑輝郎講師インタビュー  スピリチュアル・リーダーとは

10月27日頃発売
若月佑輝郎著/四六判ハードカバー/288頁予価1,890円(本体1,800円+税5%)/ISBN978-489976-000-0 商品番号:6472

著者若月佑輝郎さんが講師を務める、ヴォイスワークショップの「スピリチュアル・リーダー養成講座」は、スタートから10年以上経過した今も、毎回受講希望者が殺到する大人氣の講座です。そしてついにこの秋、若月さんがスピリチュアル・リーダー養成のために積み上げてきた知識とノウハウが、本になります。誰もが待ち望んだ待望の一冊がついに発売です。出版を記念して、若月佑輝郎さんにお話をおうかがいしました。

スタッフ
まず書籍のタイトルでもある「スピリチュアル・リーダー」について教えてください。
若月
本書のテーマである「スピリチュアル・リーダー」は、スピリチュアルと呼ばれる分野で活躍するリーダーではありません。スピリチュアリティを自分の人生の基盤にして、社会的なさまざまな分野においてリーダーとなる人という意味です。スピリチュアル・リーダーの意味を限定的にとらえると、たとえば精神世界のリーダーである仏陀やイエス・キリストのようなイメージになるかもしれませんが、本書では、スピリチュアリティを持ち、スピリチュアルなことを自分の人生の基盤にして、世の中をリードしていく人を総称して「スピリチュアル・リーダー」と呼んでいます。たとえば、サラリーマンやっている人が、スピリチュアルリーダーであってもいいし、会社を経営していてもスピリチュアルリーダーをやってもいいし、うどん屋さん、おそば屋さんのように商売をしていても、スピリチュアル・リーダーになれます。本当に、何屋さんでもいいのです。
スタッフ
では、ヒーリングやリーディングをするということに、限定しないということですか?
若月
まったく限定していないです。自分の中にある、神聖な部分(いろいろな言い方が言えると思うのですけど)、そういう部分を、人生の非常に中心的な価値観にしている、そうとらえて生きている、そして、世の中をリードしているという、そういう感じなんですね。
スタッフ
なるほど、分野に関係なく活躍している方たちに共通することでもありますね。何か大切な部分を持っているというか。そういうスピリチュアル・リーダーが、今求められている理由はどういったところにあるのでしょうか?
若月
時代による必要性というよりは、もともとそういう人というのは、時代に関係なく存在していたはずなんですね。そのスピリチュアルという言葉の根源というのは、私が意訳をすると、みんなが1つにつながっていることを深く知っているという言葉に置き換えてもいいと思うんですよ。みんながひとつにつながっているということを深く知らないと、どういうことをしちゃうかというと、自分さえよければいいとか、自分の地域さえよければいいとか、自分の国だけよければいいとか、自分の会社だけよければいいとか、そういうふうになってしまう。その結果、少し環境を破壊しちゃったりとか、地球が永続的に発展していかないような渦を作っちゃったりとか、そういうものがあると思うんですね。今、現実に現われている状況のいくつかは、そのようなことの結果といえるでしょうね。例えば経済的な側面から見た場合にも、そういう渦をつくってしまっている部分があると思うんですね。全部つながっているというのは、心もそうですし、経済というのも冷静に観ると全部つながっていて、どこかで作ったものが消費されるまで、全部つながっていますね。例えば、アマゾンの森林で切られた木が、最終的に、どこかの材木になったり、私たちの割り箸になっていたり、もしくは、どこかの燃料になっていたりして、南の国から北の国まで、全部つながって、その流れの中で、いろいろな経済効果でお金が流れたりとか、みんなつながっているんですね。そして、そのつながりがぐるっと回って、またアマゾンの森林に何か影響を与えるんですけど、そのつながりを無視して、森林を切るだけ切ってお金を儲ければいいというように、一部だけをみて行動すると、うまくいかないループができたりしますよね。そういう部分によく氣が付いて、すべてがつながっていることを知っている人、心も命も経済エネルギーも、あらゆるものがつながっているという見方で物事を引っ張っていける人は大事な存在になりますね。つながっていることに氣づかないで、あるいはつながていることを知らないで、無理にいろいろなことをやってしまったという方向性を元に戻す働きをすることになるでしょう。
スタッフ
近年ワンネスという言葉がよく使われますが、お話を聞いていると、スピリチュアルとワンネスとはちょっとニュアンスが違うような感じがします。若月さんもワンネスという表現はされていないですね。
若月
そうですね。僕は、オール・アズ・ワンという言葉が好きなんですよ。
スタッフ
オール・アズ・ワンですか。
若月
言葉というのは、それぞれの人のイメージにいろいろ結び付いているので、個々で意味するものが違います。だから一概に何とかっていう言い方はできないんですけれども、僕がイメージしているオール・アズ・ワンというのは、全体として個というような感じではないんですね。言葉通りオール・アズ・ワンなんですね。厳密に英語で言うと違うかもしれませんが、オールというのは、1個1個というイメージです。エブリですね。個々の存在なんですよ。個々の存在なんだけど、その個々が全体をつくっている。全体として機能している。つまり、アズ・ワンなんです。ちょっとだけイメージが違うかもしれませんが、昔、あるドラマで、ラグビーのドラマだと思ったんですが、ワン・フォア・オール、オール・フォア・ワンというような言い方がありましたね。そういう感じが、少し近いかもしれないですね。そのつながりをよく知っている。それがラグビーだと1つのチームについて言っているんですけど、地球全体もひとつのチームだし、宇宙全体もチームだし、そういうような感覚を持って物事を進められる感じ。それがスピリチュアル・リーダーなんですね。そういう感覚というのは、僕は、スピリチュアルなところから出てくると思っているんですね。というのは、物理的には「だって切れているじゃないか」と言いますよね。だって「僕と君は別々の存在で切れているじゃん」と言うかもしれません。でも、つながっている部分ってどこかなっていうと、例えば、経済で言えば、お金と物でつながっている。人は心でつながっているし、そういう部分を見られる意識、心が、スピリチュアルじゃないかなと思っています。
スタッフ
今、そのオール・アズ・ワンという言葉から、人体の細胞を思い浮かべたのですが、スピリチュアルもそれと同じで、いろいろなレベルで観ることができますね。
若月
そうですね。たとえば細胞のひとつは私たち全体のために生きていますよね。さらに個々の細胞は、全体からエネルギーをもらって、その個性を発揮して、個として生きています。ひとりひとりの人も、同じように全体として全体からエネルギーをもらいながら生きているというような感覚だと思うんですね。
スタッフ
スピリチュア・ルリーダーになるには、どういう能力や資質が必要なのでしょうか?
若月
そうですね。これを、能力と呼んでいいのかどうかなんですけど、僕は、思い出すことだと思っているんですよ。別の言い方をすると、ひとつじゃないと思っているところから作られた想念や思い込みや観念を、いっぱい私たちは付けちゃっているんですね。それを取っていけば、ああ、ひとつだったんだと思い出すと思うんですよ。それを能力と言っていいかどうかは分りませんが、ひとつではないんだよという思い込から受け取ってしまったいろいろな観念や決めごと、思い込をひとつ一つ剥いでいくと、ひとつであることを思い出し、スピリチュアルという意識に戻っていくと思うんですね。だから、ひとつじゃないと思いこんだところを捨てていく力が能力と言えるかもしれませんし、それを行い続けていくのは資質と言えるかもしれませんが、本来誰でも、その本質の部分は例外なく持っているはずなんですね。
スタッフ
それはどのように行っていけばよいのでしょうか?
若月
まず、ひとつずつ氣づいて捨てていくというプロセスがあるんですね。「あれ、これは、全部がひとつにつながっていないという意識から作られた観念だな」とか、「そう思っている人から受け取った思いだな」とか、そういうものを氣づいて、脱ぎ捨てていくプロセスです。
スタッフ
では、特にサイキックな能力があるというわけではなく、ごく一般的な人がスピリチュアル・リーダーとなっていくプロセスというのは?
若月
サイキックな能力がどうであるかは関係ありませんね。それまでに身につけた「世界はばらばらだ」という信念からの思い込をはがしていくと、はがす過程において「ああ、つながっているんだな」という氣づきや経験などが深まってくるんですね。その「つながっている」というところからくる氣づきと経験が、さらに深まり拡がっていくと、その人のスピリチュアルという感覚が増えていく。そういうことなんですね。そのために、自分の心をいろいろと見つめたり、それから、人と人の心や、つながっているひとつの感覚を得られるような氣という世界を体験したりと、そういうようなことが含まれていまきすね。
スタッフ
スピリチュアルなことをやっていくと、ヒーリングができるようになるとか、リーディングができるとか、そういうことに意識が向かいがちですけれども、そういうことではないんですね。
若月
それらは結果としてついてきますね。生命本来の力を発揮すること、自分自身が癒されるということはどういうことかというと、自分自身の心と体の自然治癒力が、著しく活性化され、蘇るということですよね。それを、人に影響として与えることができる人がヒーラーです。ですからまず、自分自身の本来の生命、スピリットとしての力を取り戻すことになります。ワンネスについてですが、まず、何とひとつなのかというと、生命の根源とひとつだという感覚なんですね。そのつながりを取り戻したら、自分にその力が流れ込んでくる。流れを感じます。それを自然に相手にもしてあげたら、その人もヒーリングされるよということが、ヒーラーの行うことなんですね。
スタッフ
スピリチュアルに発展繁栄していく極意と呼べるようなものがあれば、教えていただけますか?
若月
そうですね。極意という言葉は、その文字の通り、ある意識を極め続けるということが極意ですね。では、「どんな意識を極め続けるのか」ということになるんですけど、ひとつの大事なことは、目の前の現実は、確実に自分の中から現れたものを含んでいる。だから、自分を変えれば世界が変わる。その意識を極めていくのが、極意のひとつです。
スタッフ
内的世界が外界に反映されているということですね。まさに、そのことをどれだけ生きるかということですよね。
若月
そう。それを、自分の意識として極めていくうちに確信している。
スタッフ
確信すればするほど、当然そうなっていく。
若月
つまり、それは、内と外のつながりを思い出しているということですね。
スタッフ
そこが、やっぱりつながりなのですね。
若月
そうですね。つながりを思い出すということです。
スタッフ
最後に、この書籍は、どんな方にどんな目的で読んでほしいですか?
若月
自分の本当の力を思い出したい人や、人の中にある神聖さってどんなものかに興味がある人。経済利益至上主義のビジネスの世界ではなく、いろいろな命の共存共栄から出てくる豊かさや富、栄えという経済活動を探求してみたい人、もちろん、純粋に狭い意味で、スピリチュアルヒーラーになりたい人、スピリチュアルカウンセラーになりたい人。また、今、自分がやっているビジネス、お仕事の中に、自分のスピリチュアルな感性を生かしていきたいと思う方などに読んでいただきたいですね。
若月佑輝郎プロフィール

スピリチュアル・カウンセラー、サクセスライフ・コンサルタント。魂・氣・体の巧麗力を磨く総合身体武技・神流日合氣館主宰。また写真や書画や音楽作製をする芸術家でもある。成功人生を創造するアドバイス、スピリチュアリティの根本的指導、アカシック・レコード・リーディングやサイキック技術の活用によって実人生の改革する能力について、優れた定評を得ている。道をめざしている人に伝授しているサイキック技術は、原初の意識と一体となった妙境から導いた、人が神の意識とより親密だった頃に活用されていた、実際に人の進化に役立ち現実世界の変化に実効を現す天津言霊法などの太古の神法が含まれている。人材育成活動の傍ら国際企業の役員やアドバイザーも勤める。伝える内容は、ヒーラーやセラピスト、企業家やビジネスマン、研究者や医師、芸術家、芸能関係者など幅広い分野の人々に支持され活用されている。著書にわらしべ長者の開運法(新紀元社)、スピリチュアリティを生きる、人生を創る(セレ・プレイス)、他。ヴォイスで開催しているスピリチュアル・リーダー養成講座は10年目を迎える人気講座である。