世の中で「もっとも危険な本」!!

働かないって、ワクワクしない?

1,980円 (税込/本体価格 1,800円) 重版未定
20 ポイント獲得
ISBNコード 978-4-89976-064-1
ページ 320
判型 四六判 ハードカバー
著者 アニー・J・ゼリンスキー
訳者 三橋由希子
発行日 2003-09-25

この本からは、危険な香りがします。良質な「毒」のある本といってもいい。読み終わると、からだの力が抜けてくるかも。著者自身が「ダウン・シフター」。ダウン・シフターとは「生活水準を低下させてでも自分の満足できるライフスタイルを選ぶ人々」です。スローライフ実践者ですね。ヨーロッパには、こうした考え方は以前からあって、イケイケのアメリカ人をみて、やれやれ、という批判精神が昔からありました。

「お金に関して」の章のイタリアの格言、「幸福な心は、ふくれた財布よりいい」。いまの日本で(世界でも)、ほとんどの人がほしい豊かさは「自由な時間」です。自由な時間持ちが豊かな人かもしれません。失職した人がダウンシフターに変身して、いまは本当に幸せ、という例もでています。しかし失職からダウンシフターになるまでに1年かかった(世界の見方を変えるのに要した時間)、と言っています。ネガティブでめんどうな人間関係があるなら、さっさと逃げようという章もあるんですが、ここでも、ひとりで生きるためには、そのひとが啓発されている必要がある。セルフ・エスティームも高くないと、ひとりになったときに、人生を楽しむ余裕が生まれません。つまりダウン・シフターになるためには、その個人が啓発されていることが前提となる。時間のある休日にゆっくりと紅茶でも飲みながら読むと、かなり説得されます。別に宝くじが当たるのを待たなくても自由時間優先の生活を送れるかもしれない、と考えると、なにかワクワクしてきませんか?実際にここに書かれたような生活をするかしないかより、こうした考え方を知っておいて生活するのと知らないのとでは、まったく違った生活の質が生まれると思います。

自分のための人生を実現したダウン・シフター達

  • ★在職中から、仕事以外の関心を育て、退職以来、ハイキングやサイクリング、ペンキ塗り、大工仕事をして引退生活を楽しんでいる元警察官のディック。
  • ★タバコが苦手であることを上司が取り合わなかったことをきっかけに、仕事をやめ、人気大道芸人なったベン。
  • ★健康を損ねるほど働くことをやめ、自由な旅行と読書を楽しむ生活を送り、自分自身のことを深く理解できるようになったカレン。
  • ★短期・中期の仕事を中心にし、その合間に数ヶ月の休暇をとっているコンピュータ関連コンサルタントのリチャード。
  • ★以前は働かないことに罪悪感を持っていたが、ひどい環境で働くよりは、浪費をやめ、年金+αで、働かない生活を選んだリサ。
  • ★リストラされながらも、認識を変えることで、最悪の時期を最良の時期に変え、3万ドル(約360万円)の年収でシンプルかつリラックスした生活を手に入れたデニス。



カートに入れる