著書累計600万部超えのビジネスコンサルタントが膨大なデータを元に「人の幸せ」を分析。どんな行動が私たちの人生を充実させるのか? <kindle対応>

元気は、ためられる単行本版電子ブック版

1,650円 (税込/本体価格 1,500円) ラベル非表示 - カート有り
17 ポイント獲得
ISBNコード 978-4-89976-446-5
ページ 224
著者 トム・ラス
訳者 坂東智子
発行日 2015-11-30







CONTENTS



■他人のためにあなたの「時間」や「お金」を費やすことが、人生を鮮やかにする!





ギャラップ社(世論調査とコンサルティングを専門とする企業)の上級科学者兼アドバイザーとして、
人間の行動と幸せについての調査・研究を長年続けてきたトム・ラス氏。

本書の中で語られる「私たちが元気いっぱいになる」ための極意すべては、
彼がこれまでかき集めてきた、経営学・心理学・経済学における最新の調査データ、研究論文、記事などをもとに導き出されたものとなっています。

過去100年における「人に元気をもたらす幸福」についての研究と、この本の内容が大きく違うのは、「人生の満足度」(長期的視点)からではなく、「1日の経験(幸福度)」に着目してまとめられているところ。そして、日々の中で見出すささやかな「意義」「人との交流」「心身の健康」の積み重ねこそが、私たちに“元気”と“充実した人生”をもたらす要素だとしています。

例えば、あなたが今から自分のためにコーヒーを買いに行ったとしましょう。数分後にあなたは美味しいコーヒーを飲んでいるかもしれませんが、自身の幸せ度はさほど変化しません。けれども、誰かの分のコーヒーも一緒に買ったならどうでしょうか。そうしたなら、次の瞬間には、あなたもその誰かも同時に幸せな気分に浸ることができるのです。

こんな風に、著者によって選ばれた膨大なデータが、「何が人の元気の素になっているのか」を探り、私たちに気づかせてくれます。






■元気をチャージするための3つの鍵


本書では、元気いっぱいの日とそうでない日を、次の3つが大きく決定づけているとしています。

「意義」を見いだせる仕事をする
・あなたの収入が一定の額に達したならば、それ以降いくら額が増えても、手に入るのは意義のない幸福である。
・自分の「強み」が世の中のニーズに合い、生産的に生かせることを知ったときに、仕事に情熱を抱き、意義と出会うことができる。
・受け身ではなく、自分から「行動を起こす」時間が多いほど、元気を充電できる。

●人間関係を強化するための「交流」に投資する
・書き言葉であれ話し言葉であれ、ポジティブな言葉は人間関係をつなぎとめる「接着剤」になる。
・人生を価値あるものにする時間は、一人でいるときではなく、親しい人たちと一緒のときに訪れる。
・「モノ」よりも誰かとの「経験」の方が幸福度を高める。時とともにモノは壊れていくが、経験や記憶は変わらず残り続ける。

●心身ともに最高の状態になるための「エネルギー」を確保する
・あなたが人の役に立ちたいなら、自分の健康とエネルギーを何よりも優先すべきである。
・「ストレス」ではなく「課題」と受け止めることができれば、それは元気の充電につながる。

あなたがこの先、人の役に立てる日数は限られています。まずは「意義」を見出だせる仕事をしましょう。人間関係を強化するための「交流」に投資しましょう。そして、心身ともに最高の状態になるための「エネルギー」を確保しましょう。

3つを組み合わせて実行することが、あなた自身が元気いっぱいになり、周囲の人たちをも元気にする秘訣なのです。


 
POINT






◆「1日の幸福」は、財産の有無などといったことでは決まらない。「意義」で決まる。

◆私たちは、今の仕事を遥かに有意義なものにつくりかえることができる。

◆受け身ではなく自ら起こした行動が、かけがえのないものをもたらす。

◆インパクトよりも回数。1日にちょっといいことが12回あった人は、ものすごくいいことが1回あった人よりも元気になれる。

◆人生を価値あるものにする時間は、あなたが親しい人たちと一緒のときに訪れる。

◆「物」よりも「経験」。モノはいずれ壊れるが、経験は思い出としてずっと残る。

◆あなたがなにを食べるかで、どんな1日になるかが決まる。

◆座りすぎはNG! 「便利さ」よりも「動くこと」を意識した毎日を。

◆「ストレス」の元は「課題」と受け止めよう。違う視点から捉えることが、エネルギーをアップさせ、いい充電を引き寄せる。



INDEX






はじめに
「1日の経験」についての研究
充電への3つの鍵


Part 1 意義

第1章 小さな成功に「意義」を見いだす
「幸福の追求」はやめておく
「有意義な人生」を目指す

第2章 人生、仕事に「意義」を見いだす
内面から充電する
仕事に「意義」を見いだす

第3章 仕事を「居場所」ではなく「目的」にする
仕事は「生活の糧」以上のもの
エンゲージメントから、さらに進んだ段階へ

第4章 「お金」以外のモチベーションを見つける
「上」と比較するのをやめる
集団の利益を目指す

第5章 人々のニーズを考える
「才能」を伸ばすことに時間を使う
今日が終わる前に行動を起こす

第6章 自分でキャリアを築く
人の「影」に入るのではなく、自分の「影」を作る
今の仕事を理想に近づける

第7章 将来のために行動を起こす
「忙しさ」よりも「目的」を優先する
「気を散らす回数」を減らす
現代の「パブロフのベル」

第8章 45分集中して、15分休憩する
「目的」を持つことで、脳の老化を防ぐ
あなたの「使命」を常に念頭に置く


Part 2 交流

第9章 ひとつひとつの「交流」を大事にする
善意を持って行動する
頻度にこだわる

第10章 会話の80%をポジティブなコメントにする
ポジティブな言葉は「接着剤」になる
少なくとも注意を払う

第11章 小さなことからスタートする
「質問」を会話のきっかけにする
職場での友人をつくる

第12章 交流のための「休み時間」を設ける
すでに持っているものを活かす
スマートフォンは1人のときに使う

第13章 「モノ」よりも「経験」にお金を使う
人のために「幸せ」を買う
前もって「幸せ」のための計画を立てておく

第14章 単独飛行はやめておく
Win︲Winの関係を築く
向社会的なインセンティブを利用する

第15章 「蓄積的な強み」を築く
人が自分の「可能性」に気づくのを手助けする
「究極の強み」を備える


Part 3 エネルギー

第16章 「自分の健康」を第一に考える
短期的に考えることで、健康改善を目指す

第17章 「食べる」ことで、1日をよりよいものに変える
ひと口ひと口を計算に入れる
食習慣を作り変える
気分を高める食べ物を見つける

第18章 走るより、たくさん歩く
座ることによるエネルギーの消耗を防ぐ
歩数計で運動量を増やす
20分の運動で、12 時間を元気に過ごす

第19章 もっと眠れば、もっと成果が上がる
睡眠不足は酔っぱらっているのと同じ
睡眠には風邪を予防する効果がある
睡眠の敵は「光」「熱」「騒音」

第20章「食べる、動く、眠る」で、ストレスによるダメージを防ぐ
ストレスが雪だるま式に増えるのを防ぐ
間接的なストレスを回避する

第21章 立ち直る力を発揮する
対応する前に「間」を置く
笑って耐える



PROFILE





著者
トム・ラス/Tom Rath

ギャラップ社(世論調査とコンサルティングを専門とする企業)の上級科学者兼アドバイザー、ペンシルベニア大学ゲスト講師、研究者、作家、講演者。ミシガン大学とペンシルベニア大学で学位を取得。人間の行動のビジネスや健康、ウェルビーイング(幸福)への影響について研究を続けている。過去10 年間で5冊の著書が、「米ニューヨーク・タイムズ紙」「アマゾン」「ウォール・ストリート・ジャーナル」などのベストセラーリスト入り。多くの経営者やメディアから、同世代の中で最も優れた知識人、ノンフィクション作家の1人と言われている。アメリカ、バージニア州アーリントン在住。
訳者
坂東 智子/Tomoko Bando

上智大学文学部英文学科卒業。東京都在住。訳書に『自分のタイプを理解すればマネジメントは成功する』(ソフトバンククリエイティブ)、『「お金」の実践経済学』(PHP研究所)、『会社のルール』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。