映画「キングコング2」の他、ハリウッドでヒット作を生み出してきた脚本家が、物事を成し遂げようとする手前で怖気づかないためのテクニックを披露。

仕事で、個人で、目標を達成《ヒット》するためのカベの超え方

1,650円 (税込/本体価格 1,500円) ラベル非表示 - カート有り
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ISBNコード 978-4-89976-451-9
ページ 155
判型 B6
著者 スティーヴン・プレスフィールド
訳者 栗宇 美帆
発行日 2016-03-31







CONTENTS







ハリウッドでヒット作を生み出した脚本家が指南!
頭や心の中の
抵抗(レジスタンス)と渡り合うためのテクニック


なにかを達成しようとするとき、それが自分にとって重要なものであればあるほど、その途中で足が止まったり諦めたりしてしまう、ということがよくあります。

新規事業を起こそうとしたとき、一生懸命つくりあげた作品(著作物や作曲など)を世間に発表しようとしたとき、ダイエットも半ばに差し掛かったとき、あまりよくないと思っている習慣、例えば過剰な飲酒や喫煙から抜け出そうとしたとき……など。そうしたプロセスの中で、必ず行く手を阻もうとする、自分の中で勝手につくってしまった障害「カベ」が出現します。

実際に、作家・脚本家として作品を生み出し、ハリウッドにも影響を与えてきた著者のスティーヴン・プレスフィールド氏は、このカベのことを「抵抗(レジスタンス)」と呼んでいます。映画「ターミネーター」で一躍有名になったリンダ・ハミルトンを起用したことでも注目を浴びたハリウッドの一流映画「キングコング2」。その脚本を手がけた経験もある著者ですが、公開後、同作に対する世間からの酷評にしばらく打ちのめされ、それからというもの作品を世に出すことに強い怖れ(=抵抗)を抱くようになったのだと言います。

その後はベストセラー作品を放ち、有名作家として知られるようになった著者ですが、豊富な実体験をもとに「どんな偉大なアーティストも実業家も、だれもが皆、こうした抵抗に苦しめられてきた」と綴り、「いかにこの抵抗を出し抜いて、プロジェクトの完成直前に挫折することなく、目的地まで到達するか?」というテーマについて、脚本家というクリエイターならではの視点からコーチングしています。


<カベ(抵抗)となるもの>
怖れ エゴ 自己不信 自己陶酔 先延ばし 自己嫌悪 耽溺 完璧主義 注意力散漫 合理的思考 臆病など

<味方(武器)となるもの>
愚かさ 情熱 頑固さ 応援 盲信 友人と家族 夢・愛など


 
POINT





◆なにかを達成しようとするとき、道半ばで諦めたりしてしまうことがよくあります。それはあなたの行く手を、「抵抗」という名の「カベ」が阻んでいるせいです。

◆目標が自分にとって重要なものであればあるほど、怖れ、自己不信、合理的思考、エゴなどといった、否定的な抵抗の力は強くなります。

◆私たちの敵は、高すぎる目標でも空っぽの銀行口座でもありません。あなたの中で生み出された抵抗です。

◆とにかく「始め」てください。「脳」は「するべきではない」と思わせるための言い訳や口実を10億分の1秒もあればつくりあげてしまいます。

◆不完全でもいいのです。非常識すぎてもいいのです。手直しは後からいくらでもできます。

◆順番通りに進めることにこだわらないように。先にエンディング(なりたい未来)が見えてきたなら、オープニングやイベントシーンにあたるところは後回しに。私たち脚本家もよく使うテクニックです。

◆パニック状態になるのは悪いことではありません。抵抗に打ち勝ち、高い次元の入り口に立っている証です。

◆成功への怖れが人間が生み出す「抵抗」の本質です。チャンスが目の前にあっても、なぜか私たちは罪悪感や疑念を抱いたり、臆病風に吹かれて尻込みしてしまうのです。



INDEX




●オリエンテーション〜敵と味方
敵(カベ)となるもの/抵抗は目に見えない/抵抗は狡猾だ/抵抗は冷徹だ/抵抗は間違わない/抵抗は万人に共通/抵抗は眠らない/抵抗は容赦がない/合理的思考/味方となるもの/愚かであり続けること/頑固であれ/盲信/情熱/サポート/友人と家族

●第1幕〜BEGINNING〜設定
準備不足でも始める/三幕構成/レオナルド・ダ・ヴィンチの手法/フェイスブックの三幕/それを書き直しという/終わりから始める/「なんのためか?」という問いに答える/「思考」と「おしゃべり」/ロックンロールの用意はできているか?

●第2幕〜MIDDLE〜対立
宇宙は無関心ではない/空白を埋める/脚本家の売り込み方/カンヴァスを塗りつぶそう/自己判断を全て一旦やめる/行動と振り返りの定義/抵抗の対極にあるもの/地獄へようこそ/敵は自分の中にいるが、自分ではない/やり直し/ベルを鳴らす/振り出しに戻る

●第3幕〜END〜解決
鋼鉄の意志/ハムレットとマイケル・クライトン/成功への怖れ/天国と天国についての本/露出/ひとつだけ約束できること/再び始めよう



PROFILE






著者
スティーヴン・プレスフィールド/Steven Pressfield

作家・脚本家。1943年トリニダード・トバゴ生まれ。1965年デューク大学を卒業。米国海軍、コピーライター、教師、トラックの運転手、バーテンダー、油田施設作業員、精神科病院の係員、脚本家といった職業を経験しながら17年をかけた末に作家としてデビュー。著書”The Legend of Bagger Vance”がベストセラーとなり、ロバート・レッドフォード監督、マット・デイモン、ウィル・スミスら主演で20000年に映画化(『バガー・ヴァンスの伝説』)。その他著作に『やりとげる力』(筑摩書房)、『炎の門−小説テルモピュライの戦い』(文春文庫)、『砂漠の狐を狩れ』(新潮文庫)他。LA在住。
https://www.stevenpressfield.com/



訳者
栗宇 美帆/Miho Kuriu

学習院大学文学部史学科卒。翻訳家、才能を自由に発揮し自分らしく生きるためのパーソナル・コーチ。訳書に『人生を大きくジャンプさせるワクワクの見つけ方』『「考える」より「感じる」を大切にすることが幸せへの近道』(共に小社刊)がある。
http://ameblo.jp/kuriumiho/