私たちは、魅力的な人の「なに」に惹き付けられてしまうのか? 人を導くカリスマを自分のものにしたい人をあたたかく導いてくれる本。

サイレント・パワー……静かなるカリスマ

1,043円 (税込/本体価格 949円) 増刷・重版未定
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ISBNコード 978-4-89976-077-1
ページ 136
判型 B6 ソフトカバー
著者 スチュワート・ワイルド
訳者 石井裕之
監修者 橋川硬児
発行日 2005-01-28

 スチュワート・ワイルドは、実に多くの著作がありますが、その著作のなかでも読者にもっとも評判のよい本のひとつが本書。訳者の石井氏は、ベストセラー『なぜ、「頑張っている人」ほど、うまくいかないのか?』(フォレスト出版)、「強いリーダーはチームの無意識を動かす」(弊社刊)著の天才セラピスト。石井氏が以前からこの本の内容に惚れ込んでいたこともあって、深い理解に根ざしたすばらしい翻訳となっています。
私たちのまわりには、時折、人とは違う雰囲気を持っているひとがいます。私たちは、いったいその人の「なに」に惹き付けられてしまうのでしょうか。確かにミステリアスな強さを醸しだしているのですが、それがなにかは分からない。この魅力的でとらえどころのない力が「サイレント・パワー」静かなるカリスマ。 「パワー」のとらえ方が、より東洋的でタオイズム的。しかし、いったん西洋を通過してきている東洋なので、実践的で理解しやすい。たとえば、「エーテルを読む」「自分のものでないものに寄りかかるのをやめる」「未来に寄りかかるのをやめる」「会話をコントロールする」「欲求から自由になる」などの心理的、メタフィジカルな部分から、さらにエソテリックな深みまで、ひとがコミュニケートするときに、深いところで起きていることをわかりやすく、本質をついた深みまで解説しています。
ひとと関わるお仕事の方、カウンセラーやコンサルタントなどはもちろん、経営者、リーダーシップをおとりになる方、起業家、ビジネスマンには特にお勧めしたい。

<本書「訳者あとがき」より>
不安でたまらないとき、自分が嫌になってしまったとき、怖くて現実から逃げたくなったとき、人はどうするだろう? 親友に相談するかもしれない。カウンセラーや占い師に頼るかも知れない。
けれども、私たちはみんな気づいているのではないだろうか? 最後は、自分自身だけが拠り所なのだってことに。 すべての人の中には、内なるカリスマーサイレント・カリスマが眠っている。スチュワート・ワイルドの『サイレント・パワー』は、自信を持ちたい人、心の安定が欲しい人、人を導くカリスマを自分のものにしたい人を温かく導いてくれる本だ。
この本は、十年も前からの私の座右の書のひとつだ。愛するこの本を、今ここに、自分自身の手で日本語にしてあなたにご紹介できることに、深い喜びと誇りを感じている。
ニューエイジやオカルト的なものが苦手な人にも、いや、そういう人にほどぜひ読んで欲しい。食わず嫌いをしないで欲しい。スチュワートの語る世界は、よくある浮き足立ったオカルトとはまったく次元の異なるものだ。
「自信をつけるにはどうしたらいいか?」
「人を惹きつけるカリスマを漂わせるにはどうしたらいいか?」
「自分の弱点を克服し、人生を活き活きと生きるにはどうしたらいいか?」
スチュワートは、具体的なアクション・プランを提示する。この小さな本は、スチュワート・ワイルド独特のユーモアと、情熱と、愛と、宝石のような言葉で満ちている。