銀色夏生の毎日を生きやすくする言葉カード

こころのこぶた〜銀色夏生の毎日を生きやすくする言葉カード

3,300円 (税込/本体価格 3,000円) 増刷・重版未定
33 ポイント獲得
ISBNコード 978-4-89976-278-2
ページ 112
著者 銀色夏生(文・絵)
発行日 2011-09-17
その他 カード50枚+解説冊子(四六ソフト112ページ)※ケース入り

毎日を楽しく生きるために
悩みを解決するために

「カードを引く」ことの醍醐味は、引いたカードからメッセージを受け取ることで、自分の中に眠っていたものに光が当たっていくように、忘れていた本来の自分を発見できたり、気持ちを整えることができたり、勇気がもらえたり、自分を見つめ直すことができたりすることです。
銀色夏生さんの「こころのこぶた」は、私たちの心の中にそっと光を当ててくれるような「言葉」が示された、50枚のカードです(解説冊子付き)。
カードに示されている言葉は、銀色さんが直感でセレクトしたという、「日々を生きやすくするヒントになりそうな」50のキーワード。各カードには、それぞれ一つのキーワードとこぶたのイラストが描かれています。
毎日、あるいは引きたいときにカードを引いて、その日の自分のテーマとして、また今の自分に対するメッセージとして、そのキーワードやイラストからインスピレーションを受けとってみましょう。
また、カードに添付されている解説冊子には、キーワードを解説する文章がイラストとともに紹介されていますので、カードを引いてから、この解説冊子に記されているキーワード解説を読み、そこからメッセージを受け取ってみるのもいいでしょう。ルールなどはありませんので、自由に使って楽しむことができます。
キーワードを解説する文章は、銀色さんから生まれる詩のように、読めば心のどこかに印象的な何かが残るようなメッセージがつづられています。それは、天の高みから降りてくるような崇高なメッセージというよりも、静かにノックされるように心を響かせてくれるメッセージです。銀色さんおなじみのこぶたのイラストが、きっと心を和ませてくれるはず。
ぜひ毎日の生活に、自分へのテーマやメッセージとして役立ててみてほしいと思います。他にカードを持っているという人も、このカードは新しい毎日にインスピレーションを生みだすヒントとして役立つことでしょう。毎日を楽しく生きるために、悩みごとを解決するために、おすすめしたいカードです。
<カードの例>
13:誠実さ
誠実さを、地味だと思ってはいけません。
誠実さこそ、信頼と共に両脇にそびえたつ大黒柱です。
誠実さは、やがて報われます。
ただ、誠実さの時計はあまりにもコツコツと静かに音もなく、
いるかいないのかわからない存在感の薄さで昼夜そこで時を刻んでいるので
目立たないのですが、確実にポイントは高いです。
誠実さは、リレーで言うなら、いちばん内側のコースを走っています。
最初はビリに見えるけど、最後、あれよあれよという間に、
追い抜きます。
別に足が速くなったわけではなく、単にそういうふうに見えるだけです。
別に足が速くなったわけではないのに抜いて行く、
そこが誠実さの底力です。
誠実さの力を理解している人は、このことがよくわかると思います。

15:素直さ
素直さ。これ以上に強いものはないんじゃないかと思うことがあります。
率直さ。まっすぐな目。曇りのない心。のびゆく若葉。
正直さ。…胸を打たれます。
素直さ、率直さ、正直さ。この3人(?)トリオがそろったら、どうでしょう。
言葉もなく、私は道を譲りますね。
回り道しても、ゴールは確実。
人の素晴らしさ、というのは、こういうところかなと思います。

<カードタイトル(抜粋)>
よく見る/チャレンジ/シンプルに/いい試練/保留/愛/意味を探す/意識する/信頼/可能性 未来/悲しみ/破壊/誠実さ/まぬがれた不運/素直さ/肯定/忍耐/楽観的/豊かさ/安らぎ/休息/受け入れる/執着をなくす/変わる/おおらか/明晰さ……など

<著者プロフィール>
銀色夏生(ぎんいろ なつを)
宮崎県生まれ。詩人、エッセイスト。作詞家として数々の楽曲に詩を提供するかたわら、1985年に第一詩集『黄昏国』で作家デビュー。その後、活動の場を本の世界に移し、写真詩集、イラスト詩集、エッセイ日記、小説を手がけるなど、さまざまな分野にわたって続々と著書を刊行。近年では、自らレコードレーベルをたちあげて作詞家活動再開したほか、トークイベントを開催するなど、さらに活動の枠を広げている。
著書に、写真詩集『これもすべて同じ一日』『わかりやすい恋』、20年にわたり続くエッセイ『つれづれノート』シリーズ、小説『僕のとてもわがままな奥さん』『カイルの森』、家族の介護記録『ばらとおむつ』シリーズ、パワースポット紀行『セドナへのスピリチュアルな旅』等、多数。