「クンルン・ネイゴン」「アンドロメダワーク」の大人気講師Kan.氏の著書が、いよいよ登場!

問題は解決するな

1,760円 (税込/本体価格 1,600円) 増刷・重版未定
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ISBNコード 9784899763871
ページ 192
判型 四六判 ソフト
著者 Kan.
発行日 2013-06-17

「問題」を「解決する」ことを手放せば、「問題」は自然に消えていきます。

2004年日本上陸以来、口コミで爆発的な人気を博してきたクンルン・ネイゴン。そして、毎回、受付開始直後に満員となるアンドロメダワークなど、大好評セミナーの講師Kan.氏が教える究極の「問題解決法」が一冊に! 本書はまったく新しい地平へと、あなたをシフトさせます。

タオの秘術「クンルン・ネイゴン」の正当な継承者として、世界的に活躍するkan.氏は、10代の頃に脊椎損傷事故により大ケガを負いました。しかし、事故直後は「一生歩けない」と宣告されたにもかかわらず、入院中に出会った不思議な老人の助言により奇跡的な復活を遂げます。

その後、kan.氏は真理を探究するために世界各地を旅し、多くのマスター、神秘家、武術家、シャーマンらと交流し、さまざまな秘術や教えを体得しました。そして、2005年、のちの師匠となるマックス・クリスチャンセンの教えるクンルン・ネイゴンと出会います。

現在日本を拠点として、世界中でクンルン・ネイゴンを初めとする数々のワークを教え、人気を博すKan.氏。そのセミナーやワークショップに参加した受講生達は、「人生が変わった」「今までとまったく違う生き方ができるようになった」「心身ともに見違えるように元気になった」と口々に語ります。そして、「問題を解決する必要などないことがわかった」「問題そのものは、問題ではないと気づけた」とも……。

なぜ、問題を解決する必要がないのか。本来「問題」とは何か。そして、私たち人間とはどういう存在なのか……。本書では、それらのテーマについて、Kan.氏がわかりやすく解説します。

Kan.氏は「問題は、必ず起きるもの。それを味わいつくすところに人生の醍醐味がある。そして、問題を解決しようとするのをやめれば、生きることの本質に気づいていける」と言います。本書を読み進むうちに、これまでとは違う新しい視点が生まれ、生きることの意味そのものが大きく変わる体験ができるでしょう。

Kan.氏によれば、私たちの体には、「頭」「ハート」「体」の「3つのセンター」があると言います。本書は、この3つのセンターがそれぞれバランスをとりながら活性化できるよう編集されています。

まず、第1章と第2章では、私たちが「問題」と思っているものとは何かについて、そして「地球や人の本質」について学びます。次に、第3章では「感情」、第4章では「体」について新たな理解を得ていきます。最後の第5章では、「ハートで生きる」ということについて語られます。

自分を悩ませる「問題」に対して、どのように向き合えばいいか。それは、私たちを悩ませる大きなテーマでした。本書には、そのヒントとなる情報が、ギュッと凝縮されています。ページをめくるたびに「?」が「!」に変わる、爽快な体験を味わっていただけるでしょう。

矛盾でいっぱいだったら、人生は順調なのです!

◎「問題から逃げるな」とよく言いますが、逃げることも人生の大事なオプションです。逃げることは敗北ではありません。危険だったら、逃げる。当たり前のことです。

◎自分を変えるのは、自分の役目ではありません。森羅万象、変わらないものがありますか? 「自分はこれがダメだと思うから、こういうふうに変える」そんなしくみは、この地球にはありません。

◎喜んだり悲しんだり、裏切ったり裏切られたりしながら、喜怒哀楽を全部味わいつくす。

その経験から、ハートを感じること、ハートの次元に生きることがにじみ出てきます。すると、おのずと問題は解決していきます。

◎いったん、すべてお手上げ状態にしてあきらめる。これは、強いことです。新たに物事が始まり、展開していきますから。

◎人間は、地球のあらゆる事象を味わいつくすように生まれついています。そこに自分が何を見出し、何を得て、何と共振していくかが重要なのです。

◎どんなテクニックを知っていても、あるいは自分が学んだテクニックを人に教えていたとしても、そんなことに意味はありません。HOW TO探しやHOW TO自慢に価値を見出しているのは、真剣に人生を味わおうとしていない証拠です。HOW TOは、あなたをどこにも連れて行ってくれません。

◎「天命を生きることが大切だ」。そう教えられてきたから、「使命を生きなければ」と思い込んでいるだけです。人からお膳立てされた考え方や生き方に乗らないでください。あなたが探さなければいけないと思っている「人生の使命」は、「馬の前につり下げられたニンジン」です。

◎何かをなそうとした時点で、今を味わうことから離れて、過去や未来、人の人生を生きようとすることになります。「今この瞬間」から湧き上がってきたものを、単純に次の行動に移していく。そうやって積み上がったものが、あなたの人生になっていきます。

【目次】

  • ■ 序章
    1. 脊髄損傷の治癒から、探求の旅へ
    2. 人生を変えたスペシャルな出会い
    3. 「私」という存在は、体ではない
  • ■ 第1章 問題は、「問題」ではない
    1. 問題にエネルギーを注ぐと、燃え上がるだけ
    2. いやなら、逃げる
    3. 本当に困る手前で、解決ゲームに参加しない
    4. 人生の醍醐味は、未知に遭遇したところにある
    5. 痛い時は、痛がればいい
    6. 波のないサーフィンはおもしろくない
    7. あきらめると、新しいことが始まる
    8. 「瞬間完結」で生きていく
    9. 「習ったこと」から、「備わっていること」へ
    10. 「なりたい自分」を目指さない
    11. 地球はせつない星だと知る
    12. 人生の目標は、本の付箋のようなもの
  • ■ 第2章 人は、矛盾した地球に生きる矛盾した存在
    1. 「今、ここ」にいることは、誰にもできない
    2. 人間には、真逆のものが同居している
    3. 人は愛を説きながら、軍事システムを作動させている
    4. 「頭」「ハート」「体」の3つのセンター
    5. 昆虫は、人間よりも「宇宙に適う生き方」をしている
    6. 宇宙で生きることは、既知と未知とのせめぎ合い
    7. 隠された情報を持つジャンクDNA
    8. 人は、脈を打っているだけで生きている価値がある
    9. 自分の鼓動とひとつになる
    10. 共振は、生きる糧になる
    11. 生命は、共振から始まる
    12. 共振とは、お互いの聖域を認め合うこと
  • ■ 第3章 「今」と出会い、共振を起こす体をはぐくむ
    1. 自分探しよりも、「武装解除」を
    2. 自分の循環が整うと、お金の循環が整う 
    3. エネルギーには、3つの循環しかない
    4. 歩くことには、大きな秘密が隠されている
    5. 歩くと、本当に立つことができるようになる
    6. 立つとは、自分という神殿の軸を作ること
    7. 世界はどこまでも自分自身の延長
    8. 息を吸える奇跡、吐ける奇跡に気づく
    9. 中和の力が物事を解決していく
    10. 本当の「運動」は、自分ではできない
    11. 我々は、太陽を食べて生きている
    12. 朝日を浴びる
    13. 一本の木と交流する
    14. くるぶしをなでる
    15. すべてを手放して寝る
    16. 五感を信用しすぎない
    17. 人は、フォーカスした世界に振りまわされている
  • ■ 第4章 感情というお天気とつきあう
    1. 事実と思い込みをきっちり分ける
    2. 感情は、頭と体をつないでいる
    3. 「感情もどき」にだまされない
    4. 喜怒哀楽は「瞬間」だと気づく
    5. 言葉に心を乗っ取られない
    6. 感情に溺れるのは、快感を求めているから
    7. 喜怒哀楽のバランスが取れると「楽」になる
    8. 「24時間後に怒る」と決める
    9. 馬車に、自分という「主人」を座らせる
    10. ユニークで、不完全な自分でいい
    11. 幸せは、本当に備わっているものを発見する旅にある
  • ■ 第5章 人生をハートで味わいつくす
    1. どの時間も、自分にギフトされた大切な時間
    2. ハートを見つけるということ
    3. 今いる「ここ」が最高のステージ
    4. 人生の使命は「生きること」
    5. 自分に起こった出来事に、本当に出会っていく
    6. 名画を「所有」できるのは誰か
    7. せつない誰かのそばに、そっといる
    8. 「ベールの自分」
    9. 「いつものあの道」を味わう人生

著者紹介:Kan.

2006年5月、世界初のクンルンファシリテーターとして公式に認定される。2010年には師マックス・クリスチャンセン氏より、タオイストの究極の状態と言われるゴールドドラゴンボディの達成を認められ、正式にクンルンネイゴンインストラクターの称号を受ける。今までに1,000名以上にクンルンネイゴンを伝授し、その経験と実績で多くの受講者の信頼を得ている。現在では、彼の噂を聞きつけた世界中のプロモーターから依頼され、アメリカ、ヨーロッパ、イスラエルなど世界中でワークショップを開催。