ひとはビジネスの世界で成長する。経営者の経験が生きているから読んですぐ使える実践NLP!

NLPでリーダー脳力をグングン高める法

1,944円 (税込8% 本体価格 1,800円) 在庫あり
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ISBNコード 978-4-89976-095-5
ページ 288
判型 四六判 ハードカバー
著者 武井一喜
発行日 2006-04-26

<目次>
第1 章 スキルの使い方
第2 章 あなたの使命は? そしてビジョンは?
第3 章 旅の目標をさだめるスキル
第4 章 試練の肯定的意図を知るスキル
第5 章 相手を知るスキル
第6 章 クリエイティブで、現実的で、安全な道を見出すスキル
第7 章 相手の抵抗を意欲に変えるスキル
第8 章 達人の能力を身につけるスキル
第9 章 あなたの世界を明るくワクワクする場所にするスキル
第10章 時間を味方にするスキル
第11章 自分をリフレッシュするスキル
第12章 レベルの違う変化を起こすスキル
第13章 自分を生かし、人を生かすスキル

●誰でもすぐに使えるNLPツールを満載
本書は、NLPの研究者でありNLP Universityの創設者であるロバート・ディルツ氏がまとめたニューロロジカルレベルの理論をベースに、豊富なNLPのツールを誰でも読んですぐに使える内容となっています。

●ニューロロジカルレベル
ニューロロジカルレベル(※図1参照)は、人類学者のグレゴリー・ベイトソンの学習と変化における4つの基本レベルを、さらに個人や集団の中での作用のレベルの階層構造として体系化したものです。ディルツ氏の体系には6つのレベル(1.スピリチュアル 2.自己認識 3.信念・価値観 4.能力 5.行動 6.環境)からなり、上位のレベルの変化は必ず下位のレベルに影響し、何らかの変化を起こします。逆に下のレベルの変化は上のレベルに影響を及ぼす事もありますが、必ずしもそうなるとは限りません。ニューロロジカルレベルのモデルは、個人だけでなく、組織に当てはめることもできます。

(1)スピリチュアル:個人としての意識を超えて、家族、会社、地域社会、国、人類、大自然や宇宙とのつながりや、魂や神を感じる感覚のレベル。自分は、自分を超えた大きなシステムの一部(サブシステム)である、と感じるレベルで、For What?(何のために?)、 For Whom?(誰のために?) に対する答えになるレベルです。
(2)自己認識(アイデンティティー):自分は誰なのか、自分の存在理由、目的、使命、を意識するレベルで、Who? に対する答えにあたります。
(3)信念・価値観:自分が大切にしている事、信じている事、時には思い込みも。Why? に対する答えに当たるレベルです。
(4)能力:方向性、可能性、技術といったもの。How? に対する答えになるレベルです。
(5)行動:特定の行動のレベル。What? に対する答えです。
(6)環境:いつ、どこで、に関する意識。これは活動の背景を形作ったり、制約条件を決めるものになったりします。When?, Where?に対する答えになるレベルです。

リーダー能力をグングン
ニューロロジカルレベル
ロバート・ディルツ氏によるニューロロジカルレベルの体系には6つのレベルがあり、上位のレベルの変化は必ず下位のレベルに影響し、何らかの変化を起こす。 


●本書掲載のNLPツールの一部をご紹介

<いい目標を立てる>
目標を立てるときのポイント。目標にはいい目標とそうでない目標があります。その目標がいい目標かそうでない目標かは、次の6つの条件を満たしているかどうかわかります。
(1)肯定的な言葉で表現されているか:望む成果を自分の脳にサポートさせたいときは、必ず肯定的な言葉で現します。
(2)自分(自分達)がコントロールできる範囲にあることか:相手の変化を期待しない。「こうしてほしい」ではなく「こうしたい」という目標を。
(3)達成の証拠が得られるか:目標に達成時の達成感、満足感を感じることができたら、意識はすでに成功した状態いるかのように変化します。
(4)現状での肯定的な副産物が保持されるか:現状には何か事情があり、肯定的な副産物が存在する場合もあるということを忘れずに。
(5)場面場面での状況に適合しているか:立てた目標が別の問題を引き起こすこともあります。たとえば部下をほめる目標を立てても、場合によっては叱った方が効果があることもあるように、場面場面での状況との適合を考えることが大切。
(6)適切な大きさか:富士山に登るとき、最終目標が頂上でも、まず五合目を目標に設定するように、最初の目的地を目に見える範囲で決めておきます。次の目的地はその場所に着けばわかるはずです。

<否定的な行動の奥にある肯定的な意図に対処>
否定的な行動の奥には肯定的な意図にあります。否定的な行動自体に対処するよりも、その肯定的な意図に対処するほうがより簡単で、生産的。ポイントは、肯定的な意図を、別の方法で満たすことです。
(例1)大切な仕事なのに、毎日の忙しさに追われ、なかなか手がつかない。
肯定的意図:大切だからこそ、じっくりと時間をとって取り組みたい。そのためには目の前の雑事を無くしてしまう必要がある。
対処法の例:目の前の雑事はリストに書き出し、手をつける時間を決め、それまでは放っておき、(リストを引き出しにしまい、目の前から外しておく)大切な仕事を先に行う。
(例2)人前で緊張して思うようにしゃべれない。
肯定的意図:以前、人前で失敗。二度と失敗しないように、自分を慎重にさせ、安全を確保したい。
対処法の例:自分は成功するだけの経験を十分に積んできている事を理解しましょう。今までの人生で、自分がほかの人を大切に扱い、同じように自分も大切に扱われた体験を思い出してみます。安全で安心できる感覚を保ってその場に臨みます。

<相手を知る>
ビジネスでは相手の立場に立って考え、「お互いが勝つ」ということが大事であり、それが次のチャンスにつながります。自分の姿を客観的に見ることで相手に対し、何をどうすればいいかが明確になります。自分のイメージを整理することで問題の解決法や新たなアイデアを出すこともできるようになります。自分のイメージを整理して考える上での枠組として「知覚位置」というものがあります。
第1のポジション=I(私)……自分自身から見る
第2のポジション=You(あなた)……相手の視点からの自分をみる
第3のポジション=They(彼ら)……自分と相手以外の第三者から見る
第4のポジション=We(私たち)……第一から第三までのポジションを含めて、さらに全体を見る
自分の意識がいつもどのポジションにあるか。いろんな位置から自分や社員、会社や社会をその時々の状況に合わせて見えるようになればなるほど、可能性は広がります。

<クリエイティブで、現実的、安全な道を見出す>
ものごとを計画するとき、創造性と現実性、そして安全性のバランスがとれていることが大切です。この3つの要素を担うのが、1.ドリーマー(創造者、夢想家、クリエイター) 2.リアリスト(行動家、実践者) 3.クリティック(批評家、善意の批評を客観的にする人、監査役)。自分の中のこの3人が納得するまでフル活動することで、実行可能な計画を立てることができるようになります。

<達人の能力を身につける>
一流のレーサー、敏腕弁護士は一体、どんな風にハンドルを握ったり、事件と向き合ったりしているのか。その道の達人達がどのように世界を認識し、行動しているのかを知り、自分自身を達人の立場に置き換えて見ることによって達人達の世界を体験し、そのスキルを取り入れます。

<世界を明るくワクワクする場所にする>

五感には、たとえば視覚の明るさの強弱、聴覚の音の高低、体感覚の温度の寒暖といったさまざまな補助的要素=サブモダリティーがあります。サブモダリティーを変化させることで、同じ出来事の印象を変えることができます。アソシエイト⇔デソシエイト(※図2参照)を例にご説明しましょう。
アソシエイトは、直接自分の目から世界を見ている状態で、ディソシエイトは、その場面を見ている自分を外から見ている、自分の姿、外観がその絵の中に映し出されている状態です。たとえば楽しかった思い出のシーンをアソシエイトで思い起こしてみましょう。その時感じた風の感触や花の匂い、せせらぎの音ややわらかな陽の光まで、リアルに思い起こされるはずです。次にディソシエイトで思い起こしてみましょう。自分が楽しんでいるのと、楽しんでいる自分を眺めているのとでは印象が違うはずです。
サブモダリティーを変えると受ける印象が変わる──これはサブモダリティーを、オーディオアンプのグラフィックイコライザーのように調整していく感覚です。プレゼンやスピーチなど、これから行うことでちょっとどきどきするようなときも、そのことを想像したときに描く画像や聞こえてくる自分の声のサブモダリティーを変えて、落ち着いて準備できるように使うこともできます。企画書を書いているときも、たまに頭を上げて、目の前のスクリーンの中に目標を見て、明るい光を当て、ピントを合わせ、いろどりを豊かにし、動きを与え、立体的な映像にしてみながら書いてみてください。
 

リーダー能力をグングン2
アソシエイトディソシエイト
アソシエイトとは、自分自身がそれを体験している状態、ディソシエイトはそれを体験している自分を外から見ている状態。

 <時間を味方につける>
時間を考えるときに、人は空間的に時間を位置づけ、その場所を割り当てています。「未来に向かう」という言葉は、未来が体の前方に位置していることを、「過去を振り返る」という言葉は、過去が体の後方にあることを表しているようです。過去と未来をつないでいくと、時間はひとつの線として認識することができます。タイムライン(※図3参照)と体の位置関係は、自分とタイムラインとが一体になっている「インタイム」とタイムラインを外から客観的に眺めている「スルータイム」にわけることができます。インタイムは、行動、感覚、感情の意識を扱うのに適しており、スルータイムは全体像を見て、計画を立てたり、過去、現在、未来の違いを見たりするのに適しています。
インタイムでうまくいかない時には、スルータイムでタイムライン全体を客観的に見て、過去、現在、未来の状況を見直すことで新しい可能性が開けてきます。逆にスルータイムでは客観的過ぎて実感が湧かないという時にはインタイムに立つ事によって、時間の流れを体験し、現在を実感し、未来への意欲につなげることができます。インタイムとスルータイムを必要に応じて自由に使い分ける事、それができるようになるのが理想的です。
本書では、自分タイムラインを知る方法、タイムラインを作り替え、自在に使い分ける方法についてもくわしく解説します。

リーダー能力をグングン3
タイムラインの図
タイムラインの概念図。過去と未来をつないでいくと、時間はひとつの線として認識することができる。一般的な形は図のようになるが、人によって左から右(または右から左)へつながる一本の線や前方左上から自分の目の前まで来て、自分の体を通らずに、そこからUターンして前方右上へと流れる曲線などの場合もある。

 <レベルの違う変化を起こす>
何かに行き詰まったとき、いままでの方法が通用しなくなったとき、状況を打開するには、目的そのものを見直すなど、価値観や信念のレベルまで考え直す必要があります。たくさんのお金を使わせるから、たくさんの人に来てもらう、売り上げだけに気を取られず、むしろ売り上げだけを追いかけていた経営を見直すことで、経営環境を激変させた例などを取り上げながら、状況に応じたレベルの違う変化を起こすスキルについて解説します。

<自分をリフレッシュする>
自分本来の姿とは、あらゆるものと一体感にあるような平和な状態すなわち一致した状態。外部からの刺激や情報は埃や泥となって意識にこびりついた不安定な状態をリフレッシュし、一致した状態に切り替えるためのスキルを紹介。認めあうことの効果や、リーダー、経営者として部下やスタッフと関わり方なども解説します。


武井 一喜(たけいかずよし)
1956年 名古屋に生まれる。
慶應義塾大学経済学部卒業。コロンビア大学ビジネススクール経営学修士(MBA)。NLP研究所認定マスタープラクティショナー、トレーナートレーニング修了。世界青年会議所 認定トレーナー。



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