NLP でコーチングをする人に必要な理論、テクニックのすべてがここにある!

NLPコーチング

2,750円 (税込/本体価格 2,500円) 重版未定
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ISBNコード 978-4-89976-109-9
ページ 464
判型 四六判 ハード
著者 ロバート・ディルツ
訳者 佐藤志緒
監修者 田近秀敏
発行日 2006-12-26

<翻訳が待たれていた最良の解説書>

★各レベル(環境要因、行動、能力開発、信念と価値、自己認識など)にふさわしい道具(スキル)を選び、それを適切にクライアントに提供するための本。一章ごとに各プロセスを詳述。各章の「要約」で、プロセスのポイントを簡潔かつ明確に提示。事例研究や書き込みできるワークシート付きです。

★ガイディング(案内)に始まり、アウェイクニング(覚醒)に至るロバート・ディルツ博士のコーチングのプロセスと技術体系は、リトルリーグから多国籍企業に至るまで、あらゆる状況に効力を発揮します。

★成長のリソースはクライアント自身にある。コーチングの目的は、クライアントのリソースを活性化し、望ましい未来へ導くことにあります。

 NLPを教育、健康、リーダーシップ、ビジネスなどさまざまな分野へ広げてきたロバート・ディルツ博士。ニューロロジカルレベル、葛藤の統合、リインプリント、ビリーフ・チェンジなどさまざまなセオリーを提案し、NLPの実用性向上にも大きく貢献しています。本書は、そのディルツ氏が、自ら開発したNLPのさまざまなテクニックやスキルを、実際にコーチングをする人のために、コーチングの現場でどう教えていくかについて解説することを目的に書いた本です。コーチやコンサルタント、トレーナー、カウンセラー、セラピストなどに対するセミナーで実際に行われたことを中心に構成され、非常に実践的な内容となっています。

 「人間の学習のレベルと変化には階層がある」というのが、ロバート・ディルツ博士のニューロロジカル・レベル・モデルの基本的な考え方であり、そこには私たちの環境、行動、能力、信念、価値、自己認識(アイデンティティー)、そして私たち自身がその一員であるより大きな組織あるいは「場」に関する目的というレベルが含まれています。各レベルは異なる構造と機能を持っているため、それぞれのレベルで変化を生み出すためには異なるタイプの援助が必要です。クライアントを「案内(ガイディング)」することで、新しい環境を学習してもらい、「コーチング」で必要な行動特性を開発し、新しい技能を「教授(ティーチング)」します。さらに信念と価値観が明確になるように「助言(メンタリング)」し、自己認識(アイデンティティー)のレベルでの成長を「後援(スポンサリング)」するのです。そして人々のより大きな組織あるいは「場」への意識を「覚醒(アウェイクニング)」させるのです。

 それぞれのレベルで望ましい結果を作り出すためには、効果的な「道具(各レベルで求められる知識やそのレベルで起こることに対するスキルなど)」が必要となります。本書の主な目的も、それぞれのレベルでの変化を生み出す具体的な道具を提供することにあります。。異なる道具には異なる使い方と目的があります。よい仕事をするためには正しい道具を選ぶことが大切なのです。つまり、あるレベルでは有効な道具が、異なるレベルではそれほどの価値を発揮しないのです。たとえば、外科医のメスは細胞の遺伝子配列を変えるために使われることはありません。行動レベルに使うテクニックを使って信念を変えようとするのは、ハンマーを使ってネジを締めたり、板を切ったりするようなものなのです。ネジにはドライバー、板にはのこぎりを使ったほうが効果的なのはいうまでもありません。

 本書で紹介する道具は、実証済みであり、さらに改良を加えてきたものばかりです。コーチとクライアントがこれらの道具をともに用いて、クライアントが望む未来に到達するためのリソースを活用できることをめざします。コーチの役割はクライアントがこれらの道具を自分自身で使えるように学習の手助けをすることです。クライアントが様々な道具を使いこなせるようになるに連れて、コーチへの依存度が減ってきます。教える側はもちろん、教わる側にとっても価値ある効果をもたらすことができるのも本書の特長です。

コーチング1

ロバート・ディルツ氏による個人・組織におけるプロセスのレベル。本書もこのレベルを基本構造としている。

<NLPコーチング道具一覧>

◆ケアテイカーの道具箱「サイコジオグラフィ」「ガーディアン・エンジェル」◆ガイドの道具箱「マッピング」「メタファー&アナロジー」「インタービジョン」「因果ループ」◆コーチングの道具箱「目標設定」「適切な成果」「フィードバックとストレッチ」「対照分析とマッピング・アクロス」「アンカリング」◆ティーチングの道具箱「学習スタイルの評価質問集」「成功の視覚化とメンタル・リハーサル」「内的状態のマネジメント」「T.O.T.E.モデル」「協同学習」「第二のポジション」「メタマッピング」「イマジニアリング(想像工学)・コーチング・フォーマット」◆メンタリングの道具箱「内なるメンター」「価値監査」「変化のためのアラインメント」「価値に一致する行動」「価値のプランニング」「習慣の確立」「信念の判定」「アズ・イフ・フレーム」「一語リフレーミング」「価値の橋渡し」「肯定的言葉表現」「クリティック・アドバイザー」◆スポンサーシップの道具箱「リソースの源泉」「アクティブ・センタリング」「傾聴のパートナーシップ」「私は見ている・感じている」「英雄の旅マッピング」「元型エネルギーの共同後見」「適切なネーミング」「可能性の後見」「集団のためのスポンサーシップ・フォーマット」「スポンサー喪失からの回復」◆アウェイクニング(覚醒)の道具箱「アップタイム状態のアンカー作成」「アクティブ・ドリーミング」「自由への目覚め」「ダブルバインドの超越」「肯定的ダブルバインド」「サバイバル・ストラテジー」

コーチング2

本書で紹介する「道具」のひとつ、サイコジオグラフィー(場所による心理的な影響)を活用したブレインストーミング。円形に座ると、他のメンバーに配慮しすぎることなく、新たなアイディアを次々と生み出せます。

本書「監修者あとがき」より

 NLPは、カウンセリングやセラピーだけではなく、コーチングやスピーチなどのコミュニケーション、病気治療、組織運営にも応用され始めています。またNLPコーチングは、(目的実現などだけでなく)ときにはより広範囲に、クライアントのアイデンティティー(自己認識)やビジョンの探求と実現をテーマにします。

<著者> ロバート・ディルツ博士(Dr.Robert Dilts)

 国際的に有名なNLP 共同開発者。70年代後半からトレーナー、コーチ、コンサルタントとして活躍し、数多くの大手企業(アップルコンピュータ、ヒューレット・パッカード、IBM など)をクライアントに抱え、大きな実績を残している。91年にはNLP ユニバーシティを創設。『Neuro-Linguistic Programming』(1980年)などNLP に関する著書多数。

<監修者> 田近秀敏(たぢかひでとし)

 早稲田大学政治経済学部卒。財団法人松下政経塾を経て、コンサルティングとトレーニングを業務とする、コォ・クリエイト・ジャパンInc. 代表取締役。NLP創始者リチャード・バンドラーから学び、1996年に米国NLP協会認定トレーナーとなる。「PHPビジネスコーチ養成講座」講師。著書「実践 ビジネス・コーチング」、訳書「『仕事ができる人』の会話術」、執筆監修通信教育「コーチング実践コース」、「目標管理のためのコーチング」、「セルフコーチングで描く キャリア・デザインコース」(以上PHP研究所刊)など。

<主な内容>

  • 序章
  • 第1章 ケアテイキングとガイディング
     ケアテイキングとガイディングは「環境」面での支援をすることに関連しています。相手や集団を現状から望ましい状態へと導くための進路を与えるプロセスです。外部状況に注意を払い、必要なものを手に入れ、そして気が散ることや外部からの妨害を受けないようにします。
  • 第2章 コーチング
     リソースと才能に気づかせて能力を開発させます。注意深い観察とフィードバックによって人々の才能を引き出し、強化し、他のチームメンバーと協力しあう行動を取るように促します。そして、具体的な状況でどのように改善すればよいかについてのヒントと指導を与えます。
  • 第3章 ティーチング
     ティーチングは人々が技術を身につけ能力を開発することを助けるものです。ある状況での特別なパフォーマンスよりもむしろ一般的な認識能力の取得に焦点が当て、思考し、行動するための新しい戦略開発を引き出します。過去のパフォーマンスの改良より、新しい学びに重点が置かれます。
  • 第4章 メンタリング
     メンタリングは相手を信じ、その肯定的な意図を確認することを通して、その人が自覚していない能力を発見し、心の中の抵抗や妨害を克服するように導きます。メンタリングは相手の一部分として内在化されていくため、外側の存在としてのメンター(助言者)はやがて必要なくなります。
  • 第5章 スポンサーシップ
     スポンサーシップとは、相手の本質あるいは自己認識を認め、承認する(見て、祝福する)プロセスです。スポンサーは、クライアントが行動し、成長し、卓越することができる状況を作り出し、その能力と技術にフォーカスし、それらを開発し使える状況を生み出す方法と必要なリソースを与えます。
  • 第6章 アウェイクニング
     意識の覚醒をもたらすためにはコーチング、ティーチング、メンタリング、スポンサリングを超えて、ビジョン、ミッションとスピリットのレベルまで行く必要があります。アウェイクナー(導師)はクライアントに愛、自己、スピリットに関する最大限の理解をもたらす状況と体験を与えるよう援助します。
  • 終章 


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