自分でできる行動療法、自己治療&3週間集中プログラム
強迫性障害を自宅で治そう!
3,080円
(税込/本体価格 2,800円)
増刷・重版未定
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ISBNコード | 978-4-89976-040-5 |
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ページ | 384 |
判型 | 四六判 ハードカバー |
著者 | エドナ・B・フォア&リード・ウィルソン |
訳者 | 片山奈緒美 |
発行日 | 2002-09-20 |
海外ではOCDと呼ばれる「強迫性障害」に対する、自宅で自分でできる3週間「行動療法」の全貌を語ったきわめて良質な書。ボストン大学心理学部教授のデビット・バーロー氏も当書を推薦。米国で数多いOCDの中でも、良書としてもっとも売れている書籍のひとつ。全360ページを超えて、ひとつひとつていねいに、分かりやすく書かれています。翻訳、監修ともに専門家を投入し、自信をもってお薦めできる本に仕上がりました。一般の方にも、当事者にも、医療の専門家にもお読みいただきたい本です。 強迫性障害で一番有名なのは、手洗い行動などの洗浄強迫。他にも実にさまざまなパターンがありますが、当事者がそのどれであれ「この障害は必ず治ります!」。しかも自宅で。クスリについての記述もありますが、著者はこの本で圧倒的に「行動療法」に焦点を当てています。
この本の特長
- (1)すぐれた臨床治療センターで30年以上も実践され評価された行動療法を使っている。
- (2)当書の著者は国家顧問レベルのこの分野できわめて信頼できる専門家。
- (3)強迫性障害という障害自体にこうした「書籍」が極めて有効であり、本人が自宅でおこなえ、しかも成果が出せる。
- ■空気中を漂う菌が気になりだし、家を無菌状態にしようとしたが、掃除しきれず、最後にはキッチンと浴室以外は締め切ってしまった女性
- ■強盗に子どもを殺されることを怖れ、何度も施錠を確認していた男性
- ■感染への恐怖から、病死した母親の遺品に触れることができなかった女性
- ■発作的に娘を殺すかもしれないと悩み、娘といっしょにいることに怯えていた男性
- ■とにかく物が捨てられず、そのために恋人に「別れる」と言われた女性