ゴードン・ロバート

ミディアムシップとクレアヴォヤンスの才能を幼少期から持っていたゴードン。家族も霊的に敏感な人が多かったが、彼のミディアムシップの才能が本格的に前面に出てきたのは、人生のずっと後になってからだった。ミディアムシップとしての仕事は、計画的なキャリアチェンジというよりは、コーリング(なすべき務めに駆り立てる強い衝動)に従った結果、たどり着いた転職である。

若い頃は会社員として、企業社会にしっかりと根付いて働いた経験を持ち、その後長年に渡り、成功した金融関係の会社で社長を務めた。さらに航空業界にも強いつながりを持つなど、スピリチュアルの世界のみならず、実業界でも豊富な勤務経験、および活躍を収めてきた実績を持つ。パイロットとしての情熱も持ち、飛行機の操縦を教えるインストラクターの仕事も務めている。

ゴードンが、ミディアムシップとクレアヴォヤンスのスキルを使って、プロとして働き始めたのは1990年代前半。いくつもの心霊主義(死後も、ミディアムを通じてスピリットと交信できると信じている)の教会で、デモンストレーションを行ったのが、ミディアムシップの仕事の始まりだった。すると、瞬く間に成功が訪れ、彼はイギリスだけでなく、北欧諸国やヨーロッパ、さらに英語圏ではない国でも仕事をするようになった。

現在は、メインの仕事としてミディアムシップにフォーカスするようになり、イギリスの中部地方では、定期的にミディアムシップのデモンストレーションを行い、亡くなった愛する人たちからのメッセージを伝え、多くの人々に癒しや、死を受け入れるプロセスの完結をもたらしている。ゴードンは現在、イギリスのテレビチャンネル、スカイTVチャンネル886、サイキックトゥデイで、定期的にそのスキルが番組で放送されている。また、インターネットやソーシャルメディアの進化を通して、ゴードンの仕事は世界規模に広がっており、今ではオーストラリアからアメリカまで世界各国にクライアントを持つ。