人間関係に悩みを抱える人、ヒーリングを志す人必読の新技術

執着のコードを切る12ステップ

2,200円 (税込/本体価格 2,000円) ラベル非表示 - カート有り
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ISBNコード 978-489976-228-7
ページ 352
判型 A5 ソフトカバー
著者 ローズ・ローズトゥリー
訳者 佐藤志緒
発行日 2008-09-25

不毛な愛情関係やDVなどから離れて、自由な選択ができる状態へ。豊富なQ&Aやケース・スタディで誰にでも分かりやすく解説する、からみあった人間関係の悪影響から自由になる技法。オーラを読んで執着コードを切る、アタッチメント・コード・カッティングの詳細12ステップ。

家族、仕事、友人、恋愛——私たちの人生は、様々な人との関わりとともに成り立っています。誰とも関わらずに一生を過ごすことは、まずありえません。けれども、私たちを悩ませる大きな要因といえば、人間関係の問題であるのもまた事実です。もしこの種の悩みがなくなったとしたら、人生はどれだけ快適になることでしょう……。

そんな思いに答えてくれる、《カッティング・コード》という新しい技術をご存じでしょうか? 人生の問題の大半は、過去の有害な人間関係から生じており、私たちはそういった人間関係の「コード(ひも)」にマリオネットのように操られて、思考や感情をゆがめてしまっています。目の前にある問題には、実は、過去の人間関係が大きく関わっているのです。《カッティング・コード》とは、ひとことでいうと、「人のオーラにはたらきかけることで、その人に悪影響を及ぼしている《アタッチメント・コード》を取り除く」癒しのテクニックのこと。アタッチメント・コードは、二人の人間の間に存在するエネルギーのコード(ひも)を意味します。私たちは、アタッチメント・コードにとらわれてしまうと思考や感情がゆがめられ、いつまでも古いパターンから脱却できなくなります。そうして多くの問題を抱え込むことになるのです。

しかし、《カッティング・コード》のテクニックを用いて有害なアタッチメント・コードを断ち切ることで、問題は解決へと導かれます。コードをカットする(取り除く)といっても、特定の誰かとの関係そのものを終わらせるわけではありません。その人物との関係において、エネルギー面での問題を取り除くだけです。たとえば、伴侶や恋人との関係がうまくいかなくなると、私たちはとかく、離婚や別れといった選択を考えがちです。でもそんなとき、二人に関わっている有害なコードが取り除かれると、もはや相手と無意味な“綱引き”を繰り返すことがなくなります。結果的に、エネルギー面でのバランスが回復され、人間関係自体は終わらせずに済む。そんなメソッドです。

私たちは、大切な人との間で、優しさ・思いやり・智慧などの美しいエネルギーを交換しています。人間関係において、そのような《スピリチュアルな絆》と、《アタッチメント・コード》の両方が生み出されますが、アタッチメント・コードをカットすることはできても、スピリチュアルな絆を断ち切ることはできません。

アタッチメント・コードには、必ず、私たちをイライラさせるようなエネルギー・パターンが含まれています。通常、私たちが自らアタッチメント・コードを意識することはありませんが、このコードは絶えず潜在意識レベルに働きかけています。そのため、もう忘れていいはずの古い出来事や、それに関するエネルギーを、無意識のうちに何度でも思い出してしまうのです。小さい頃の恥ずかしい思い出、惨めな思いをさせられた恋愛……。そういった過去の記憶は、ふだん意識していなくとも、アタッチメント・コードを通じて「パターン」として鮮やかによみがえってしまうものなのです。過去から生じたネガティブなエネルギー・パターンは、今この瞬間にもあなたのオーラに大きな影響を及ぼしています。アタッチメント・コードから自由になり、そのパターンから自由にならない限り、人から裏切られたり、不愉快な仕打ちを受けてしまうでしょう。そうならないためには、《カッティング・コード》によって古いパターンから抜け出すことが必要です。

感情面での癒しの専門家(心理療法士やカウンセラー)は、いわば「エネルギー・スピリチュアリティ」に基づいたスキルを皆、学んでいます。《カッティング・コード》はその「エネルギー・スピリチュアリティ」を代表する技術、と言っても過言ではありません。本書を読了することで、他人にも自分自身にも応用可能な癒しの技術を修得することができるでしょう。

<全目次>

はじめに
今、求められているスキル「カッティング・コード」
ステップ1
神聖な場所を創る
●部屋を浄化する ●意図(あるいは目標、願い)を設定する●クライアントを助けるためのヒント:明確な意図を求める●クライアントを助けるためのヒント:不平不満の中から肯定的な意図を見出す●クライアントを助けるためのヒント:約束は避ける●クライアントを助けるためのヒント:現実に即した会話を心がける
ステップ2
「エネルギー・サンドイッチ」を作る
●エネルギー・サンドイッチとは何か●あなた自身を「拡大」する●クライアントを助けるためのヒント:クライアントを「拡大」させる●バイブ・レイジング・ブレス(波動を高める呼吸)●クエスチョニング(深く、詳細に問いかける)●瞬時に感情を見きわめる●クエスチョニングのサイクルをくり返す●効果的なクエスチョニングを行うには
ステップ3
オーラを活性化する
●活性化とは何か●オーラとは何か●オーラにまつわる俗説●あなたの「能力のセット」を見きわめる●自分の「能力のセット」を受け入れる●呼び出してリーディングする●チャクラ別データバンク早見表●クライアントを助けるためのヒント:「呼び出してリーディングする」テクニックを伝授する●以前の写真●見つめてリーディングする●タッチしてリーディングする●クライアントを助けるためのヒント:魂への到達を強く要求する
ステップ4
カットするコードを選ぶ
●マイナー・コードとメジャー・コードを区別する●エゴ・フックとは何か●自衛のために●クライアントを助けるためのヒント:安定性をリーディングする●クライアントを助けるためのヒント:ドラマは排除する●クライアントを助けるためのヒント:プロセスを説明する●どのコードをカットすべきか見きわめる●内なる許しを得る●クライアントを助けるためのヒント:このあとの段階を説明する
ステップ5
コードの場所を探り出す
●クエスチョニングでコードの場所を探り出す●ひとつのシンプルな選択●透視能力(クレヤボヤンス)を活用する●超感覚能力(クレヤセンティエンス)を活用する
ステップ6
許しを与える
●聖なる儀式を通じてスピリチュアルな契約を結ぶ●神のホメオスタシス●訊かれない限り答えない●神のホメオスタシスを活性化する●クライアントを助けるためのヒント:リクエストに応じて助言を与える
ステップ7
コードをカットする
●あなたの指でレーザーを作る●アタッチメント・コードをカットする●スピリチュアルな名医トップ12●ツールを選んで活用する
ステップ8
「包帯」でバランスを回復する
●エネルギーの包帯を巻く●自分自身に包帯を巻く●包帯巻きの名人トップ12●原則に基づいて包帯を巻く●カラーセラピーの手法を加える
ステップ9
「ダイアログ・ボックス」を書く
●コードに含まれた情報を調べる●もしもコードをカットしなかったら●「ダイアログ・ボックス」を記録する●ささいな情報も見逃さない●「行方不明」の人を捜す●記録をとるときの注意事項●性的虐待を一掃する●その他の虐待を癒す●ほどよい距離を保つ
ステップ10
パターンを検討する
●真実を検証する●クライアントを助けるためのヒント:エネルギー・スピリチュアリティの意味を明らかにする●実りあるコード分析を行うためのヒント●癒しのプロとの関係を再評価する●幻想を打ち砕き、現実を見据える●性的な問題について話し合う場合●新たな許しを促す
ステップ11
その他の人間関係に影響を及ぼす
●変化を起こす●前向きな責任のとり方●論理的な結果を考える●離婚に決着をつける●社交性を取り戻す●自己主張を奨励する●幻想を打破し、力強さを取り戻す●勝者なき関係●難しいクライアントとあなた自身との関係を癒す
ステップ12
「宿題」を出す
●宿題を出すことがなぜ重要か●最適な宿題テーマを見つける●自立性を促す宿題ー創造性を駆使する●意思を決定し、行動を起こすよう導く宿題●ライフスタイルを変えるよう促す宿題●目標設定を導く宿題●潜在意識の再プログラム化を促す宿題ーホリスティックなアファメーション●セッション後の注意点を教える●「癒しの水」をプログラミングする●「以後の写真」を実施する●オーラをしっかりと閉じる●質問がないか確認し、正式にセッションを終了する
おわりに
日本の読者の皆様へ
●アキコという女性について●幼少期のアタッチメント・コードについて●現実に折り合いをつけるか、自己実現を選択するか●コードにまつわる問題を避けるための五つの秘訣

訳者あとがき