株式会社ヴォイスグッズ｜【完売】知られざる世界の宝具vol.6「ローダ」

ヴォイス会員のみなさまへ
サヤ氏から特別なメッセージをお届けします

北欧最上位のシャーマン、幻の最高祭司であるサヤ氏から選ばれたみなさまへメッセージをお届けします。
選ばれた人にしかこのご縁は繋がらない…とサヤ氏は言います。 ご縁あるみなさまへ自分の声でお伝えしたいと強い希望があり、動画はサヤ氏ご本人とその肉声となります。

すでにグスキャットと縁を繋いでいただいている方も、またこれからという方もサヤ氏のお声を聴くことさえ貴重な体験となりますので、ぜひ、耳を傾けてみてください。

「マーギの章」に記されていた、
ある預言

今回はグスキャット第3の魔法具「ローダ」のお話をします。

グスキャットは「ハンナチラ」「フォルモリッキャ」「ローダ」の３つの魔法具の総称です。

「ハンナチラ」は第1の魔法具で「得財と覚醒の魔法具」、第2の魔法具「フォルモリッキャ」は「昌運と浄化の魔法具」といわれます。

そして今回お話しする「ローダ」は「完全成就の魔法具」といわれています。

古代スウェーデンの魔法具を1200年ぶりによみがえらせたサヤ師。
これをよみがえらせるにあたって、師はじつは「ローダ」を最初によみがえらせたというのです。
ですから、私のお話も本当は「ローダ」から始めるべきだったのですが、そうしなかったのには理由がありました。

サヤ師は、子どものころから北欧神話の大地の女神・ルオンノタルのお告げを受けていました。
21歳の時、ルオンノタルが現れて、師に2つの装飾具とひとつの箱を見せ、男性の声でこう告げたと、私は皆さんにお話ししました。

「マーギよ、あなたの力を自由に使い、グスキャットを甦らせよ」

じつはこのお話は“正確”ではありません。
ルオンノタルが見せたのは実は「ひとつの箱」だけでした。
それを受け取ったサヤ師が「箱を開けて2つの装身具を目にした」というのが正確です。

なぜ、そのように皆さんにお話ししなかったのか。
サヤ師から「まずはそのように書いてほしい」と頼まれたからです。

理由は「言霊」と関係しています。
言霊については皆さんもお聞きになったことがあると思います。
言葉に宿るという霊力のことです。

古来、日本人は、発した言葉はその通りに現実化すると信じてきました。
ただし、これは日本特有の観念ではありません。
世界のどの文化にも存在しています。
当然、古代スウェーデンの文化にもです。

サヤ師はルオンノタルの声が示した一冊の書物を求めてストックホルムの国立図書館へ行ったところ、1200年前に編まれたスウェーデンの伝説集を発見します。
その中の「マーギの章」に記されていたのが「グスキャット」でした。

実はこの章の冒頭にはこんなことが書かれていたそうです。

「ここに記されているのはオーディンからの秘義である。読んだ者がここに書かれていることをそのまま世に語ると、ユグドラシルは絶大な力に耐えられず折れてしまい、世界は一瞬にして滅んでしまう。ゆえに、読んだ者は秘義を逆に語れ。世界を保つため」

サヤ師はこの預言に従いました。
そして私にもそうするように促したのです。
どういうことなのか。
もう少しお話しを進めましょう。

「ローダ」には原型があった⁉

「マーギの章」にはこのようなことが書かれていたそうです。

グスキャットは最高神オーディンが、初代のマーギである大地の女神ルオンノタルに伝授したことに始まります。
そのとき、オーディンから渡されたのはひとつの箱だけでした。
それがローダでした。
ルオンノタルがローダを開けると、光り輝く塊が2つ入っていました。
それを目にした瞬間、オーディンは言いました。

「成せ」

オーディンの言葉を耳にして、ルオンノタルは一瞬にして何を造るべきかを悟りました。
手渡されたローダはユグドラシルという神秘の樹で造られていました。
これは「世界樹」といわれる聖なる巨樹で、宇宙・世界はこの聖樹によって形作られていました。

つまり、ローダは宇宙・世界そのものでもあったのです。
宇宙・世界はそのままでは地上にもたらすことはできません。そこで、ルオンノタルは最初にローダの複製を作りました。

続いて、ひとつの塊からフォルモリッキャを、最後にもうひとつの塊からハンナチラを作りました。
こうして、グスキャットが完成しました。

サヤ師は言います。

「ルオンノタルはグスキャットを完成させるとハンナチラとフォルモリッキャをローダに納めました」

以来、ローダは「グスキャットの家」と呼ばれるようになったそうです。

ところで、「第2回フォルモリッキャの秘密」で、ハンナチラを手にした王によって宇宙全体が滅亡寸前になり、急いでフォルモリッキャを創造したというお話しをしました。

でも、
「ハンナチラよりフォルモリッキャが先に造られたのなら、急いで創造することはなかったのではないか」
皆さんはそう思うかもしれません。

じつは、フォルモリッキャは最初の創造から間もなく、「消滅」してしまったと伝承は語っていたのです。
平たく言えば、最初のフォルモリッキャは失敗作でした。
なので「急いで作り直した」
これが正確な伝承です。

私がこのお話をしなかったのも、「預言」に従ったためでした。

グスキャットは
古代北欧の「三種の神器」

ローダは宇宙・世界の映しです。
ゆえにあらゆるエネルギーが凝縮されています。
ハンナチラとフォルモリッキャのパワーを増大させるだけでなく、単体でどんな願いも成就させる「完全成就の魔法具」として崇拝されました。

サヤ師によれば、「マーギの章」にはローダについてこんな伝承が記されているそうです。

古代スウェーデンでは、新しい王が立つたびにグスキャットが継承されました。
日本の「三種の神器」に相当します。
新王はグスキャットを継承すると、世界の平和と繁栄を願った祈願文をローダに納め、太平の世が永く続きました。

ところが、時代がくだってグスキャットを悪用しようとする王が現れました。
祈願文に政敵の殲滅と他国の滅亡、自身の欲望の成就を記して納めたのです。

しかし、何ひとつ成就しませんでした。
怒り狂った王はローダもろともグスキャットを破壊して海に捨ててしまいました。
以来、国は乱れ、民は疲弊しました。

それから半年して、王の側近のひとりだった将軍が謀反を起こします。
王はあっという間に滅ぼされてしまい、将軍は新王に推戴されました。
しかし、王位継承の印であるグスキャットは破壊されてしまいました。
グスキャットがなければ、即位できません。

ところが新王は不思議なことにグスキャットを護持していたのです。

驚いた民に王はこう語りました。
新王はグスキャットが破壊されてすぐ、密かにマーギに復元させ、悪王の滅亡と世界の平和を願った願文をローダに納めたのだと。
ローダはその願いを成就させたのです。

新王は聖王として国を治め、再び地上に平和が戻りました。

「ローダは自他を利する願いを完全に成就させる魔法具なのです」

サヤ師はこの伝承を彷彿とさせる、ある話をしてくれました。

ある社長の悪心が引き起こした悲劇

４年前、サヤ師のところにひとりの男性が訪ねてきました。
ストックホルムで貿易会社を営む社長で、以前、グスキャットを渡した人でした。

「従業員がみな幸せになれる会社にしたい」

そんな思いを受けてのことでした。

ところが、彼の顔はやつれ、何かに憑かれたようでした。
社長は重苦しく口を開き、こんなことを語りだしたといいます。
彼の妻が交通事故に遭い、植物状態になってしまった。
その事故以来、なぜか会社が傾きはじめ、従業員も徐々に会社を去って行った。
今は倒産寸前だ。すべては自分のせいなのだと。

サヤ師は社長にただならぬものを感じ、こう問いただしたそうです。

「ローダに何を入れたのですか」

すると、社長は驚くべきことを告白しました。

「妻の死を願う祈願文を入れました」

会社はもともと、妻の祖父が創ったものでした。
彼は妻と結婚して会社の経営を引き継いだのですが、株の半分は妻が持ち、自身は全体の1/5しか持っていませんでした。
いつまで経っても妻に頭が上がらない社長は、いつしか妻を疎ましく感じるようになったといいます。

「自分に従う女性を伴侶にしたい。会社をすべて自分のものにしたい。そのために妻を亡き者にしたい」

そんな思いが強くなった社長は、サヤ師の噂を耳にし、「従業員がみな幸せになれる会社にしたい」という嘘をついてローダを手に入れて、先の願文を納入。
その後、人を雇って交通事故を起こさせたというのです。

「でも、願いが叶うどころか、状況は悪くなる一方です」

消え入るような声で社長は心情を吐露しました。

実はサヤ師は、ローダを渡す時点で彼の黒い願いを見通していたといいます。
でも、あえてローダを渡しました。
それは「社長が自らの悪心に気付いて、生き直すチャンスを与えるため」だったそうです。
社長の悪心は前世からのもの、これが悪因を断つ最後の機会だ、サヤ師はそう強く感じていたといいます。

うなだれる社長にサヤ師は問いました。

「今、あなたが本当に望んでいることは何ですか」

すると社長は答えたそうです。

「妻の回復。それだけです。私は今とても悔いています」

サヤ師はその願いを書いて、ローダに納めるようにと告げました。
それから3日後に社長がサヤ師のもとに姿を現しました。

「妻が意識を取り戻しました」

安堵の表情を浮かべた社長はこう言葉を続けたといいます。

「私は社長を辞め、妻とも離婚します。これから警察へ出頭するつもりです」

彼はその日に殺人を教唆した罪で逮捕されました。
一方、会社は妻が新しい社長に就任し、右肩上がりの業績を示すまでになったといいます。

去年、その妻がサヤ師を訪れました。
彼女は「従業員がみな幸せになれる会社にしたい」という願文と一緒に、元夫の幸せを願う一文も書いて納めたそうです。
聞くところによると、妻は社長と離婚していないというのです。

「彼を追い詰めた原因は私にもあります」

妻は社長を務めながら、二人で人生をやり直すため、今も夫の出所を待っているそうです。

ローダの神秘な特徴

ローダについてもう少し詳しくお話します。

ローダはルオンノタルによって複製されてこの世にもたらされました。
「マーギの章」には「トネリコの樹」が材料だったと書かれています。

トネリコはヨーロッパ全土に自生する樹木で、今も建築資材や家具材として広く使われています。
この樹を古代北欧神話では世界樹ユグドラシルとみなしていました。
ですから、グスキャットがこの世から姿を消す1200年前まではトネリコで造られていました。

それともうひとつ。
ローダのふたの外側には「マンスタ」という模様が描かれています。

「マーギの章」によれば、これはマーギの霊力を表す神聖な模様で、霊木から採った樹脂「ヒヤリハーツ」で描くよう、定められているとサヤ師は言います。
謹製するマーギによって模様は違っていたそうです。

さらにふたの内側には、神そのものを表す神聖図形「デュー」（Gud）が刻印されます。
この規定も「マーギの章」に記述されています。

神聖な樹、神、マーギの霊力、これらがひとつになって、持つ人を宇宙と一体化させ、完全体へと昇華させる。
「完全成就の魔法具」といわれるゆえんです。

サヤ師がよみがえらせた
ローダの特徴

サヤ師がよみがえらせたローダは、1200年前のものを基本にしつつ、3つの独自の特徴を備えています。

ひとつは材料です。
サヤ師が創るローダは桐製なのです。
ルオンノタルの「あなたの力を自由に使い」というお告げには「適材を選べ」という意味も込められていました。
「適材」とは、マーギとしてのサヤ師が「霊的に効果が高いと判断したもの」のことです。
そこで桐が選ばれたのは、古来、日本で「神聖な樹」とみなされてきたからです。
なかでも、特に霊木として崇められてきた桐をサヤ師は特別に譲ってもらい、ローダをよみがえらせました。

ふたつ目はマンスタです。
サヤ師の描いたマンスタは、師が観た宇宙の真の姿を表しています。
同時に琉球神道の最高祭司・聞得大君（ちふぃじん）しか宿らせることのできない、人知を超えた不思議な力「セジ」が込められています。

３つ目はヒヤリハーツです。
サヤ師が使ったヒヤリハーツは、沖縄に生える樹齢1500年の霊樹から採られ、それを満月の光の力を満たした霊水で溶いています。ヒヤリハーツそのものが霊物なのです。

つまり、サヤ師のよみがえらせたローダは、古代魔法マーギと琉球神道の完全なる融合がもたらした「至尊の霊宝」といえます

ローダの功力と
グスキャットがよみがえった秘密

そんなローダは、次のような3つの効力を顕します。

1. 護符の効力を無限大にする
   とくにハンナチラとフォルモリッキャの効力を最大限に引き出します。
   それ以外の護符でも、ローダの中に安置することで、同じ効果をもたらします。
2. 自分と他人を利する
   マーギの魔法と琉球神道の奥義が融合して、持つ人に宇宙のパワーを集約させ、自分と他人を利する精神的、物質的なあらゆる願いを実現させます。
3. 心身ともに変化させられる
   生命力が高まり、身体的、精神的な患いを寄せ付けにくい体質に変えられます。
   同時に、邪心や悪心が消えて心も変化し、心身ともに健康で穏やかな日常を実現させます。

「マーギの章」には「グスキャットがすべて語られた日から世界の終わりが始まる」と書かれていたそうです。
今回のお話で、私はグスキャットをすべて紹介し終わりました。
ということは、この記事がアップされた日が世界の終りの始まりなのでしょうか。

サヤ師は言います。

「『世界の終わりの始まり』とは『新しい時代が訪れる』という意味です」

その担い手がグスキャットを手にした人たちだといいます。
グスキャットが世に広まり、それを手にする人が多ければ多いほど、新しい時代の到来は近づくというのです。

グスキャットは世に出るべくして世に出ました。
ひとりでも多くの人が「選ばれた者」としてグスキャットを手にすることを願ってやみません。

『魔法具ローダ』Q＆A