ディクシャってなあに?

ディクシャとは?
聖者カルキ・バガヴァン インドの聖者カルキ・バガヴァンが “悟り” を人々に授けるために始めたエネルギー伝授のこと。ディクシャには頭部を手で触れてエネルギーを伝授する「スパルシャ・ディクシャ」、 目と目を合わせるだけの「ナヤナ・ディクシャ」、そしてイメージで伝える「スマラナ・ディクシャ」の3種類があります。頭に直接触れるディクシャでは、悟りのプロセスに入るために脳に働きかけ、脳を転換させます。頭部に置かれた手から悟りをうながすエネルギーを注ぎ、 物理的に脳の神経細胞の状態に変化を与えます。これを受けることによって左右の脳のバランスが取れるのです。現在、カルキ・バガヴァンの21日間のコースのもと “悟り” のチャネル(回路)が開かれた人たちによって、世界各地でディクシャ活動が行われています。ディクシャとは悟りへのとてもパワフルなエネルギー伝授です。講師を通して各個人に対し悟りへの扉を開きます。これを数回受けるだけで、だれでも簡単に “悟る”ことができる と言われています。方法は、参加者の頭に講師が直接両手を乗せて、エネルギーを流します。

――中西・バガヴァン 対談――
通常は対談に応じることもないと言われるバガヴァンと特別にお話を聞く機会を持った中西さんとの対談インタビュー。

ディクシャを受ける中西氏 中西 なぜバガヴァンには悟りを授ける力があるのですか。
バガヴァン インドではユガ(時代)のサイクルという考え方があるのですが、あるユガではこの穴の開く現象がとても起こりやすくなります。そのユガが衰退し、カリユガと呼ばれるその現象が起きにくい時代へと移り変わります。分離感が生じ、あらゆる問題が起こります。私たちが見たところ、2003年8月17日を境にしてサットユガという新しい時代が始まっています。つまり悟りのエネルギーが高まっていて、人々が簡単に悟れるようになっています。私がチャネル(回路)となってこのエネルギーが流れています。もちろんたくさんの人がマインドの壁を破りチャネルを開いています。特に私は悟りのエネルギーに関してはチャネルが開いています。そして私とコンタクトする人たちにもそのチャネルが開かれ、彼らによって、たくさんの人に悟りを与えることができるようになっています
中西 悟りたいという人はみな、そのエネルギーをバガヴァンから受けとるためにこちらに来た方がいいわけですね。
バガヴァン 必ずしもその必要はありません。全員がここでディクシャを受ける必要はないのです。最初の数人あるいは数百人によってそのチャネルが開かれ、悟りを与える能力が開かれますが、悟りが開かれた人たちが増えるに従って、ここに来ないで現地で与えられた人たちにも、ディクシャの能力、つまり悟りを与える能力が得られるようになります。
中西 そのことで広がっていった悟った人たちの世界はどんなものなのでしょうか。
バガヴァン 人間の活動のあらゆる面において変化が生じます。たとえば、まず裁判所がなくなります。そこに対立とか、戦いとか、人をだますということがなくなるからです。政府も変わります。政治も変わります。そこは権力というものを基盤にしたものではなくなります。教育も変わります。吸収する、学ぶことが今よりももっと早くなります。家族生活も変わっていきます。そこには離婚もなくなりますし、子どもたちに問題もなくなります。同時に孤児院とか老人ホームといったものもなくなります。なぜなら人々が自らその人たちの世話をする社会になるからです。
悟りが広がることで、そのように劇的な変化が起こります。環境も素晴らしく美しくきれいなものになります。ビジネスにおいても、利益追求型のものではなく、人々のことを考えたビジネスになります。悟りの結果、人間活動のあらゆる側面で変化がもたらされます。
これは新しい文明といってもいいでしょう。そこに人々は政府の存在さえ感じることが無くなるでしょう。統治管理されている感覚さえ生じないぐらい秩序あるスムーズな社会ができます。これは新しい文明で、絶えず人々の絆、つながり、一体感というものを感じます。そこには見知らぬ人に対しても、他人のようには思えない一体感をどこでも感じるようになります。これが新しい文明の特徴です。
あらゆる分離、差別がなくなります。分離感、対立感、国と国とを分ける分離感も自然に消えていきます。しかも、そのような分離や差別のない社会を作ろうという試みからではなく、自然に消失するのです。これは私たちが頭の中で考えた上で出た結論ではありません。たくさんの人々がこの十年の間、未来のビジョンとして見た体験から来たものです。