【ジェイミー・プライス】インタビュー・1

ライトランゲージを最初に観た方は、あの魔訶不思議さに、とにかく驚愕してしまうのではないでしょうか。仕事柄、ぶっ飛んだものに免疫があるはずのSJスタッフでさえ、あれを最初に観たときには、「なんじゃこりゃ!」と衝撃を受けました。
そんな皆さんのために、ライトランゲージとは何か、その仕組み、その効果など、皆さんが抱きそうな疑問を、SJスタッフがジェイミーさんにインタビューしてみました。

ライトランゲージは、ユニークなチャネリングの一種

スタッフ
ライトランゲージとは、そもそもいったい何なのか、詳しくお聞かせいただけますか?
ジェイミー

ライトランゲージとは、ユニークなチャネリングの一種です。母国語あるいはその他の一般的な言語を使って情報にアクセスする代わりに、古代の言語を通してチャネリングし、多層で情報をキャッチするというものです。

こうした古代言語のいくつかは、銀河系にソースをもっていて、インスピレーションを与えたり、人類のアセンションをサポートしたりする特長を持っています。

また、天使系にソースを持つ言語もあり、そのような言語は、比較的私たちを癒してくれたり、また感情的に繋がるように、心をオープンにしたりする効果があります。

他には、エレメンタル系の表現が備わっている言語もあります。例えばエルフや妖精の種族と繋がっていて、私たちが喜びを再発見したり、自然の科学を理解したり、より地球と繋がれるように助けてくれるものです。

というわけで、ライトランゲージをチャネリングする際には、まず古代の言語にアクセスして、情報を多次元的な層でもたらす、ということを行ないます。

ライトランゲージを受け取ると、その人のハイアーセルフが、コード化された情報を本人にマッチした形で活性化して、アクティベートします。ライトランゲージは、情報が多層構造になっているので、本人に合った特定の形で、解放あるいは浄化に使ったり、アクティベーションに使ったりすることができるのです。

ライトランゲージの言語的な側面という意味では、実に多種多様な言語の中から選ぶので、本人が継承してきたものによって、どのような言語にアクセスするかが決まります。それは例えば、銀河系の系譜だったり、天使的なソースであったり、人それぞれですね。

ライトランゲージの光の側面は、いつでも入手できる、常に提供されているという性質を表しています。また、ライト(光)は、ハイアーセルフが取り入れやすい形態でもあるのです。

光は量子学的な性質を持っているので、波状および粒子状の両方の性質が備わっています。ライトランゲージを伝えている最中に何が起こっているかというと、誰にでもアクセスできる形で、波状で伝えています。そして各人のハイアーセルフが、波状の光を取り入れ、それを本人のために、粒子状に変換しているのです。つまり、ライトランゲージは量子的な言語とも言えます。

スタッフ
古代の言語とは、実際に古代の人類が話していた言語という意味ですか?
ジェイミー

私たちがアクセスできる言語は無限にあります。
地球に起源がある言語もあれば、銀河に起源がある言語もあります。

私のライトランゲージがアボリジニの言語に聞こえたり、また、今私はアメリカ南西部に住んでいるのですが、ネイティブアメリカンの言語に聞こえたりする時もあります。実際にネイティブアメリカンからも、ライトランゲージが、ネイティブアメリカンが現在使っている言葉と酷似していると言われたことがあります。
古代の地球の言語にアクセスするというのも、可能です。アクセスする言語の中には、現在銀河系で使われている言語もありますが、この次元にはない銀河系の言語もあります。

リラの「時の評議会」をチャネリングするときに、英語でチャネリングしたこともあります。ある時彼らは、「今から私たち(ジェイミー)の言葉でチャネリングします」と言いました。そしてその時に流れ出てきた言葉というのは、私が普段使っている言葉とは異なるものでした。なので、その時には、私は、『異なる時間の流れ』にある言語、異なる時流にアクセスしていたと言えます。

ハイヤーセルフが情報をフィルターする

スタッフ
ワークショップの中で、ジェイミーさんは、銀河系、天使系、エレメンタル系という3つのライトランゲージをトランスミッション(エネルギー伝達)してくださいましたが、繋がる先は、いつも特定のソースなのでしょうか?
銀河系、あるいは天使系と、こちらから意図して、特定の存在あるいはソースと繋がっているんですか?
それとも向こうから任意で繋がってくるものなのでしょうか?
ジェイミー

ライトランゲージをグループに対して行なう時と、1対1で行なう時とでは、かなりやり方が異なります。ただ、『フィルター』は、常に私自身のハイアーセルフです。ハイアーセルフが、受け取っているエネルギーが私に合っているか、さらに、そのグループあるいは個人に合っているかを決めるのです。

グループのためにトランスミッションする時は、私のハイアーセルフが、私とグループに合っているものをフィルターして、流してくれていると認識したうえで行なっています。

私はとにかくオープンに構えていて、真に適切なエネルギーに繋がるということを意図しています。例えば、さっきの質問でいうと、私が銀河系のトランスミッションをすると意図する時は、そこから流れてくる情報エネルギーは、ソースは特定の銀河系の種族かもしれませんし、複数の種族かもしれません。というのは、そのグループにとって何が合っているかというのも、その時その時で異なる可能性があるからです。

スタッフ
では、こちらから特定の存在をリクエストするわけではないんですね。
ジェイミー

特定の存在と繋がることを意図して行なうこともできますが、ライトランゲージは、コミュニケーションの形が、とにかくオープンで幅広いので、行なう人が委ねるほどに、自分をオープンにしていけるのです。

私はライトランゲージと英語の両方でチャネリングしますが、あるエネルギーを表現するのに、英語よりもライトランゲージのほうが表現しやすいと感じることが良くあります。

ある情報・エネルギーのソースを意図してダイレクトに繋がるというやり方と、自分が表現したい情報のために、ベストなエネルギーをハイアーセルフが選んでフィルターしてくれる、という信頼の元に、ただ自分をオープンにして行なう、というやり方の両方に熟達できれば、それが、理想的ですね。

地球の言語とライトランゲージの違い

スタッフ
現在私たちが使っている言語は、一つの単語にだいたい一つの意味が対応していますよね。つまり意味が限定されているわけです。例えば、犬という単語は、日本語の犬に対して、英語ではdogとなり、特定の動物の種を表しているわけですが、ライトランゲージの場合は、このように意味が限定された言語ではない、という理解でいいですか? また、ライトランゲージにおいても、その個々のシンボル、音、サインなどには、各々何らかの傾向というか、象徴的な意味が含まれていると思いますが、そのへんを詳しく説明していただけますか?
ジェイミー

地球の言語とライトランゲージは関連しています。例えば、私たちが通常の言語を使っている時でも、ひとつの言葉を発するだけで、その言葉に乗ってエネルギーも送信されています。

私が「愛」という言葉を3人に言ったとして、それぞれ反応が違うでしょう。各人によって、「愛」というテーマで、いい経験をしている人もいれば、あまりポジティブではない経験をしている人もいるでしょうから。

ライトランゲージでも勿論、各々の情報の背後に特定のエネルギーがあります。

地球の言語はどんどん直線的になってきていて、言葉と意味が分離されて判りやすくなるという道を歩んできました。地球の言語を私たちが学ぶ時にも、既に他の人がこういう意味だとして使ってきた内容を、自分が理解しようとする、という形で言語を習得しているのです。

ライトランゲージは、地球の言語ほどには、境界線や輪郭が明確になっていません。ライトランゲージを話す時は、チャネリングのプロセスから入っていくので、私たちの内的コミュニケーションの繋がりを確立させる傾向が強いのです。

ライトランゲージを送受信すると、情報を実に多様な方法で理解し始めます。この言葉はこういう意味だと断定したり、あるいは外界から教えられたメンタルな記憶を使ったりする代わりに、自分の内的なコミュニケーション、自分の直感のスキル、さらに自分が本来持っているボディーランゲージを使って解釈するのです。

私がよく感じるのは、人間は、言葉をマインドで理解をするというよりは、身体全体でそれを理解する、ハートで理解する、あるいは感情的に意味が判る、ということが多いということです。

ライトランゲージが有している機能のひとつは、人間のコミュニケーションを拡大させることです。現時点において、人類は、このような新しいタイプのコミュニケーションを学ぼうとしている最中なのです。ですから、ライトランゲージは、現在地球で使用されている言語に比較すると、はっきり定義できない形で存在しています。もし人類が、より深いレベルのコミュニケーションをする能力にさらに磨きをかけていくならば、ライトランゲージの情報も、より明確に詳細に理解されることになってくるでしょう。

現在は、ライトランゲージを上手く訳せる数名の人たちがいますが、その訳というのは、『この言葉は、この意味』という形ではありません。特定の言葉に対して特定の意味が対応するという形だと、何らかの外側の権威に頼ってしまうことになりますが、そうではない、ということです。

クラスでも、レベル1から、そういった内的な理解を築き上げていく、ということをやっていきます。実際に体験してみて、自分がどれほど受信でき、またどれほど理解できるかということに驚く人が結構います。

人類は総じて、膨大な概念を、コミュニケーションできる方法に執り入れていくということを、今学んでいるプロセスにいます。それが可能になるということは、人類のエンパワーメントの面からも、実に深い意味合いがあります。 さらには、私たちのテレパシーの回路がオープンになってくるので、言葉という直線的な手段だけではなくて、情報をテレパシーでコミュニケーションするということも、次第に出来るようになっていくのです。

ライトランゲージはマインドを超えた多次元的なコミュニケーション

スタッフ
凄いですね。コミュニケーションの新しい形としてライトランゲージを行なう意義は、とても良く理解できました。コミュニケーション以外に、高いヒーリング効果など、ライトランゲージをすることによって様々な恩恵が得られると思いますが、それについてご説明いただけますか。また、なぜそうしたことが起こるのでしょう?
ジェイミー

ライトランゲージというのは、とても広範で多次元的な側面を持っています。その一面が、ライトランゲージがもたらしてくれるヒーリングです。

私たちが母国語あるいは慣れ親しんだ言語で話す時は、マインドを使ってコミュニケーションをしています。特定の言葉、あるいは特定の仕草や動作が引き金のように作用して、意味が解釈されているのです。今、人類は、もっとハートを開いて、もっと深いコミュニケ−ションをとるということに取り組んでいるところなのです。

例えば、トランスミッションされたライトランゲージに、莫大な愛のエネルギーが込められているとします。さらに、その愛のエネルギーが、現在の人類にはない、制約のないエネルギーだとするなら、この愛のエネルギーは、その人のハートを次第にオープンにしていくのです。

私たちが普段使っている言語で何かを話す時、見返りというか、何らかの効果を期待して言葉を発しているケースが多いのです。例えば、ちょっとした尊敬を求めたり、また相手と深く関わらなくて済む、コミュニケーションしなくて済む簡素さを求めたり。

心から共感するようなコミュニケーションや、ハートを深くオープンにするというのは、人によっては痛々しかったり、困難に感じたりするものです。でも、情報がライトランゲージを通して伝えられるなら、マインドによってブロックされないので、直接ハートで感じることができます。ハートをオープンにすることによって、過去の痛みが解放されはじめるのです。

(2014年12月収録)