【アニー・ボッシンハム】ロングインタビュー「レムリアとは、すべてが互いにつながりあっている、という心の状態です」

2月に初開催となる「レムリアのクリスタルシティスクール」。
レムリアとは何かについて、アニーさんに詳しくお話を伺いました。
インタビューの途中でルーマのチャネリングが始まり、インタビューから一転、ルーマによるミニセミナー状態に…どうぞ最後までお読みください!

霧の中に消えたレムリア

SJ
レムリアを知らない人のために、レムリアのことについて教えてください。
アニー

レムリアはとても大きな島です。真っ青なターコイズ色の海に囲まれていました。
白い砂浜、そして森のあるところ、山のあるところもあり多様でした。
そしてレムリアの人々はいつも集まってお祝いをしていました。

レムリアの時代は、クリスタルシティがあった時代です。
感知できないミスト(霧)が全体を覆っていました。
そのミストがあるため、より光を反射し輝いていたのです。
その結果、全てのものが生き生きとしていました。

レムリアは、地球上における最初の人類に関する実験でした。
最初の人類が、地球で生きていくためのものだったのです。
今、レムリアのことを知らない人が多いのは、人間のイマジネーションが失われたからです。

レムリア文明は、約3万年続いた文明と言われています。
特に最初の時期は、他の星の人々と活発に交流をしていました。
この時、様々な存在達が地球にやってきて、文明が育まれていきました。

3万年続いた後、レムリアがどうなったのか、多くの人はきちんと理解していません。
例えるならば、レムリアは霧の中に消えていったのです。
今の人間は、そのことを理解できません。レムリアが破壊されたと思っているのです。

レムリアが霧の中に消えた、というのは、私たちの時空からなくなったということです。
ですから、時空を超えた世界では、レムリアは今も存在しています。
この時、人間の意識は選ぶことができました。
次の実験である、アトランティスに行くことができた。選択肢があったのです。

実験を続けたい、と言った人だけが地球に残りました。
あなたが今、このインタビューを読んでいるということは、あなた方は、実験を続けた人たち、ということです。
ただ、選択肢があったと言っても、それは無意識レベルです。
でも意識的に選択をした人たちもいました。

日本はレムリアの波動につながっている

アニー

レムリアは魔法のかかった地、と言われていました。
レムリアでは女性エネルギーを敬い、たくさんの女神がいたのです。
お互いが相互に頼りあう、共存しあう世界でした。

レムリア人は、自分のパワーさえも、全て自然から来ていると信じていました。
人々の意識も全く今とは違います。子供のような、素直な純真な意識です。
でもそれは、成熟する必要がありました。

レムリア時代から学ぶことはたくさんあります。
しかし、一部の人が言うように、人間が再び、これまでのレムリアに戻る必要はないのです。
レムリア的な資質を取りいれつつ、更にそれを洗練する必要があります。
今の人類にふさわしい意識にするべきです。

SJ
レムリアは、地球上に一番初めに生まれた文明ということですか?
アニー
私たちが最もよく覚えている、記憶の中にある文明です。
もちろん他の文明もありました。
他の文明はレムリアのような波動ではありませんでしたが。
SJ
レムリアの記憶を持っているとか、レムリアに惹かれる、という人が日本人には多いのです。
日本やハワイは、レムリアに関係がある、という話も良く聞きます。アニーさんはどう思いますか?
アニー
ルーマに聞きますね。

(ルーマをチャネリングし始める)

ルーマ
このお茶会に呼ばれてとても嬉しいです。ルーマです。
SJ
わざわざお越しいただきまして誠にありがとうございます。(笑)
ルーマ

何故私ではなくアニーに聞くのですか。(笑)
レムリアの大陸と今の大陸は全く違います。
この土地(日本)にレムリアを感じるというのは、とてもリアルなことです。
でも、ここがレムリアである、という文字通りに理解しないでくださいね。

地球上の土地は、幻想の一部です。リアルな物とは何でしょう?
それは人々の感覚です。
その土地につながってレムリアを感じる時、その感じるものの方がリアルなのです。

日本の人々は、魔法にかかっている、という感覚につながっているのです。
なぜなら、レムリアの日常生活は、まさに魔法のかかったようなものだからです。
つまり人々は、レムリアをある種の波動として感じているのです。
その波動につながることで、ある種の記憶がよみがえるのです。

現代の世界には、魔法にかかっている部分と、魔法が溶けている部分の両方があります。
人々は、その魔法がかかっているような空気や波動を感じた時に感動し、内側のレムリアが呼び覚まされるのです。

日本は、象徴的にレムリアの様々なものを表しています。
日本の方々は、魔法を信じていますよね。
もちろん、魔法が溶けている部分もありますけど、全体的には、まだ魔法がかかっているといって良いと思います。

SJ
魔法にかかっている、とは具体的にどういうことですか?
ルーマ

魔法にかかっているような状態は、全てが互いにつながりあっている、という信念に基づくものです。魔法にかかっている状態になることで、全ての一体性が進化するのです。

ワンネスを信じなければ、ワンネスは体験できません。
魔法にかかっている状態とは、全て互いにつながっている状態です。
すべてが互いにつながっているのであれば、私もすべてに繋がっているという信念体系です。
それが最も幅広い定義です。

私たちは、永遠にアセンションし続けられる

SJ
今、私たちはアセンションの真っただ中にいて、既に新しい世界に片足をつっこんでいる状態だと思います。
その時にレムリアの波動はすごく重要だと思うのですが…
ルーマ

“アセンション”という言葉を私たちは使いません。
新しい世界に足を突っ込んでいる、といいますが、それは本人が感じなければいけません。
個々人が、それを認識することが必要なのです。

知覚と認識は人によって違いますよね。そして、世界は自分自身で創っています。
まずは、あなたたち個々人の中で新しい世界が出来ていき、それが広がっていき、たがいに重なり合っていくのです。

新しい世界はすぐそこにあります。
しかし、人類がもっともっとそれをヴィジョンして思い描かなくてはいけません。
なぜなら、すべては同時に起こっているからです。

すべての人がこれから先、新しい世界を体験するわけではありません。
体験しない人もいるのです。自覚して、それを生きる、と選ばなくてはいけません。
ただ、すべての人がアセンションしていない、とは言いません。
人は成長するたびに波動が上がっていきますから。

結局は自分を癒すことでしか、波動を上げることはできないのです。
それはつまり、私たちは、永遠にアセンションし続けられる、ということです。

しかし、多くの場合、地球人はアセンションを一つの目的、ゴールだと思いたがります。
宇宙は有限だと思いたいのです。

宇宙も、神も女神も無限で、絶え間なく成長し続けます。
そしてあなたも神の一部であり、そのあなたが成長すれば、神や女神も成長するのです。

目的、ゴールとしてアセンションのことばかり考えている人は、自分で責任を取らない世界に行きたいのです。完璧な世界に行きたいのです。
でも、宇宙人が降りてきて、あなたのアセンションを助けてくれる、なんてことは決してありません。
それは、自分で取り組まなくてはならないことです。
もちろん、スピリチュアルな進化の過程で、誰かに癒してもらったりすることはあるでしょう。
でも、日々、自分自身でやるべきことがあるのです。

レムリアのより高い在り方へ

SJ
新しい時代にシフトしていくために、なぜレムリアのエネルギーにつながる必要があるのでしょうか?
ルーマ

レムリアのエネルギーが必要なのは、新しい世界、新しいパラダイムが、ワンネス、一体性の世界だからです。
つまり魔法にかかったフィルターを通す必要がある、ということです。

レムリアでは、女性性が敬われていました。アトランティスは違いました。
現代の世界も違いますが、この先は、レムリアとは全く違った、新しい形で取り合わせる必要があります。

レムリア人は、自然界からパワーを得ていると思っていました。
でも、新しい世界、新しいパラダイムでは、もちろんパワーは自然の中にもありますが、自分自身の中にもあって、協力し合わなければなりません。
全てが互いに繋がっていなくてはいけません。つまりこれは、あなた自身も関わっている関係性、ということです。

ですから、この先、レムリアの時代に戻る、ということではないのです。
すべてが互いにつながりあっている、という心の状態に戻るということです。

しかしより複雑なことになって、「選択のパワー」というものが生まれますので、同じレムリアでも、より高い、一段階高い在り方になります。
新しいレベルの自己責任になるのです。さらに幅広い意識になるということです。

それが、レムリアからアトランティス、現代、そして新しい世界につながっていく、ということなのです。
ワークショップでお会いしましょうね。一人一人に愛を送ります。祝福を。

(2019年7月収録)