グスタボさんによるコラム
「波動の法則とは？」
なにがその人の現実をつくっているのだろうと考えたことはありますか？
さまざまな異なる要素がありますが、中でも特に人の認識や解釈に影響をもつものは2つです。
- 人が自分や誰かに語るストーリー
- その人の周波数
まず、1つめをみてみましょう。
人はひっきりなしに自分の頭の中の声を聞いています。
そして、この声はいつもなんらかのストーリーを語っています。
そのストーリーとは、彼ら自身についてのことだったり、他の人についてのことだったり、世間一般についてのことだったりします。
けれど、あなたはいままで、そのストーリーについて話しているのは、あなたのどの意識だろうかと自問したことはありますか？
そして、あなたの特定のストーリーが、どのように現実に色づけてしまっているかを自問してみたことはありますか？
ほとんどの人が、その人生のストーリーがエゴが語っていることだということを知りません。
エゴはあなたの一部であり、全部で15あるうちの最初の3つの意識のレベルに呼応しています。
その3つとは、以下のものです。
- 物理的な身体（潜在意識）
- 感情体（直感的なマインド）
- メンタル体（分析的思考）
エゴは、私たちが誰なのかや、私たちが人生と呼ぶこの3次元世界でどのような経験をするのかを司る、重要なパートを担っています。
しかし、他の12の意識のレベルはあなたのハイアーセルフと呼応しています。
あなたのハイアーセルフはエゴが語るストーリーとは違って、調和にすぐれた、マジカルで素敵なストーリを語ります。
では、私たちはどのように自分のハイアーセルフに周波数を合わせ、そのストーリーに耳を傾けたらいいでしょうか？
その答えはとてもシンプルです。
あなたのエゴの意識から生じる恐れや欠乏、制限、分離、コントロールや痛みなどを手放すことです。
あなたのエゴは、トラウマやストレスや苦しみから、そのストーリーをつくってきました。
これらの感情的な苦痛のなかでは、ネガティブな思考形態や、そのトラウマ体験によって生まれた感情によって、自分が誰なのかを認識します。
これらの自己認識が、潜在意識のなかで休むことなくストーリーやプログラムをつくっているのです。
以下は、あなたの現実にネガティブな影響を与えるストーリーやプログラムの一般的な例です。
- 「私は（愛、豊かさ、健康、幸せなどに）値しない」
- 「私は十分ではない」
- 「私はあまり美しくない」
- 「私はあまりパワフルではない」
- 「私は人を信じられない」または「私は男性/女性を信じられない」
- 「私はあまり頭がよくない」
- 「私は十分には（お金、スキル、リソースなどを）持っていない」
- 「世界は安全ではない」
- 「お金は諸悪の根源だ」
- 「人生は痛みに満ちている」
- 「成長するためには苦しまなければならない」
- 「癒すのは大変だ」
これらのネガティブな思考形態と未解決の感情は、分裂した魂の断片やカルマの刷り込み、エネルギーブロックなどの形で、人のバイオ・エネルギーフィールドに蓄積されています。
人の認知、解釈そして現実をどのように経験するかを決めている2つめのものは、周波数です。
分裂した魂の断片やカルマの刷り込みなどのエネルギーブロックはとても低い周波数をもつため、それらと共鳴する人々や場所、もの、出来事などを引き寄せてしまいます。
波動の法則という宇宙の法則は、あなたが共鳴するものしか体験することも認知することもできないと言っています。
なので、私たちの潜在意識で展開されているストーリーやプログラムは、低い波動を発していて、それはポジティブな体験を追いやり、ネガティブな体験を引き寄せているかもしれません。
これは、私たちのストーリーが自己達成的預言になるということです。
私たちは世界をありのままには見ておらず、私たちが見たいように見ています。
これが対応の法則という宇宙の法則で、上にあるがごとく、下もしかり。
内にあるがごとく、外もしかり。ということなのです。
