【リサ・ロイヤル】インタビュー『チャネリングは、地球外存在とのコラボレーション!』

SJスタッフ
リサさんと私たちとのお付き合いは本当に長く、もう10年以上になりますね。サーシャ(註:リサが主にチャネリングしている、プレアデスの女性。リサ自身の未来生でもある)と呼ばれる存在から、多くの情報を伝えていただいています。科学的な情報やヒューマンスキル、心理学なんかもあって、情報は多岐にわたりますが、2008年からは特に『プレアデス・メタフィジクス』と銘打って、今まであまり話されなかった新しい情報を公開されているそうですね。
リサ
多くの方から、プレアデスの現実の構造や、信念などについてたくさん質問を受けてきましたが、なかなか答えるチャンスがなかったのです。2008年の初めに瞑想している時にサーシャからメッセージを受けて、参加者からの質問内容をそのままワークショップにしようということになりました。ワークショップではプレアデスの現実について話します。人間は地球上で、ある種の信念体系に基づいて生きています。プレアデス人は過去に、人間と同様の進化を遂げていますので、プレアデス人のスピリチュアリティについて知ることは、人類が成長するための手助けになるのではないでしょうか。信念体系とは、言ってみれば私たち地球人の視点から見た現実のようなものです。地球人の死生観や、ガイドとのつながり、魂の進化といったことについて、プレアデス人はそれらをどのように見ているかをサーシャが話します。たとえばチャクラシステムは、抽象的な概念をわかりやすく説明するよい例ですね。人間のチャクラがどのようにプレアデス人のチャクラシステムに向かって進化していくかについてや、肉体のエネルギー層についても話します。
SJスタッフ
プレアデスの人々は、進化の過程を経て変化してきたのだと思いますが、かつては人間のようだったこともあるのですか。
リサ
ええ、とてもよく似ていました。ですから、プレアデス人は物事を鳥瞰しているので、人間の視野が広がる手助けになるのです。ワークショップでは、様ざまな理論について触れます。大きなトピックスとしては、ハイアーセルフとは何かについてですね。それは個人の進化にどのように組み込まれるのか、プレアデス人にはハイアーセルフがいるのか、またハイアーセルフとの関係について話します。現実化についてプレアデス人はどんな視点を持っているのかや、輪廻転生についても話します。時間が許せば未来生について、そして今の自分と未来生のエネルギーをどう統合するかについても話したいと思っています。一日がおわるまでにそこまで話します。たくさんの哲学を伝えますが、サーシャは深い概念をわかりやすく伝えてくれるので、とても面白いですよ。2日目は、初日に話したことに特化して―それは私たちの移行時におけるのプラーナの重要性についてですが−話していきます。Science of Light−“光の科学”についてもお伝えします。サーシャとのチャネリングを通じて、特別なエクササイズがもたらされました。簡単なポーズと呼吸法なのですが、とてもパワフルに宇宙の光を取り込むことが出来るんです!それがサーシャのいう“光の科学”です。人類の変容のために、宇宙のエネルギーを用いるというものです。地球自体が変容しているので、わたしたちはよりエネルギーやプラーナを必要としています。私たちがこのエネルギーを作り、維持できるようになると変化も容易になります。そしてワークショップでもよく聞かれるのですが、時間と空間についてもお話しします。時空旅行は、人間の精神に関係した重要な学びなのですよ。
SJスタッフ
時空旅行が、我々の精神と関係があるとは意外ですね。意識を用いて時空旅行ができるということなのですか?
リサ
サーシャは「精神が全てを可能にする」と言っています。実際には、精神というより意識です。たとえば、宇宙と時間はひとつにつながっています。しかしもし人間が宇宙船に乗って、物理的に光より早く移動しようとしたら、安定した意識状態を保つことができません。人間の意識は、現実を分裂したものとしてみているので、宇宙と時間もふたつに分かれたものとして認識しているからです。でもそれは、エゴの問題なんです。プレアデス人からみた空間と時空旅行についての考え方に触れますが、実際は人間のエゴの学びについて話すのです。人類のテクノロジーの発展は、人類としての私たち自身の発展−私たちのエゴや意識ととても関連が深いということをサーシャは教えてくれます。ぱっと聞くとわかりにくいかもしれませんが、2日間のワークショップのなかでだんだん理解できるでしょう。進化には、「輪廻転生」と、肉体の進化のふたつがあります。プレアデスの文明はずっと昔は地球と似ていました。プレアデス人たちも自分たちの力で発展しなくてはなりませんでしたが、サーシャがいうには彼らの現実は私たちほど分断されていませんでした。ですから私たちの課題のほうが大きいのだろうと言っています。
SJスタッフ
では、2009年から始まるチャネリングトレーニング(以下CT)について伺いたいと思います。
リサ
CTは3つのモジュールで構成され、内容は広範囲に渡ります。モジュール1は初心者のレベルで、肉体と精神について扱います。チャネリングとは何か、人間の自我/エゴの構造、そしてエゴがチャネリングにどう影響するのかを教えます。習慣やパターン、物の見方はすべてチャネリングに影響します。チャネリングの第一歩ですべきことは、自己観察です。けっこう難しい部分かもしれませんが、楽しくやっていきましょう。チャネラーとして自分をどうケアしていくか、チャネリングが自分のエネルギーにどんな影響を与えるかについて学びます。習得には時間が必要なので、ジャーナルをつけるなどの宿題も出しますよ。チャネリングはエンティティ―地球外の存在との協力関係なのです。エンティティが自分を支配するボスとなるわけではありません。チャネリングを学ぶことは、自分自身の力を行使すること。それがモジュール1の内容です。私の先生は、ダリル・アンカ(註:バシャールのチャネラー)でした。トレーニング中は、自分の信念や判断を見つけ出し、それらを手放す訓練をしました。チャネリングに影響を与えないようしたのです。これは、魂の成長の過程でもあると思います。例えば私の生徒にも「プロになるためにコースを受講しています」とか「転職をしたいのです」と言った人がいましたが、途中で辞めてしまいました。「チャネラーになるには、もっと自分を愛せなければ無理だ」というのが理由でした。自分と対面するのを怖がってしまうのですね。
SJスタッフ
チャネラーにとって、自分の癖や先入観をいかに見極めるかが大事なのですね。
リサ
モジュール2では主に、自分の肉体エネルギーについて学びます。チャクラ、エネルギー層、経絡、またハイアーセルフとのワーク。このモジュールでエンティティを呼び、一体となる練習を始めます。通常、トレーニングを始めたばかりの人には、練習相手をしてくれるチームの存在がいるんです。エンティティとつながりをもつことを怖がってしまう人がいるので、防御についても教えます。 誤解が恐れの原因であることも多いんですよ。怖れの感情は、自然なことです。コースでは常に安全な環境を提供します。
SJスタッフ
チャネリングの種類にはいくつかありますが、リサさんのスタイルは?
リサ
私自身は、セミコンシャスチャネリングという半意識状態でのチャネリングをしています。トランス状態になりますが、体からでていくということはありません。受講生のスタイルも、たいてい私と同じセミコンシャスチャネリングかコンシャスチャネリングのようなものになると思います。その次のモジュール3は、小さなグループに分かれてお互いにチャネリングを練習します。モジュール2と同じように、エネルギーと一体化するワークも行いますが、ここではもう少し上級レベルになります。動きながら、水を飲みながら、また歩く練習もします。この歩行練習の理由は、プロとして必要な技術でもあるし、エネルギーの統合のためでもあります。私が感じるには、チャネラーの頭は辞書のようなもので、エンティティはチャネラーの脳を道具として使うんです。何故サーシャは日本語を話せないのですかという質問を受けることがありますが、それはサーシャが私の辞書を使っているからなのです。私は科学的な脳を持っていませんから、サーシャが科学的なことを話したい時は、比喩を使います。私の辞書にない用語があっても創造的な伝達方法をとることができるのです。
SJスタッフ
難易度が高いチャネリングというのはあるのですか?
リサ
意識が全くなくなってしまうトランスチャネリングが一番難しいと思います。それと、未来についての質問は難しいといえますね。未来は流動的なものですから・・・。私の面白い体験では、こういうことがありました。ロスでグループのためにチャネリングをやった時、トランスに入っていこうとしましたが、いつもならエンティティがいるはずなのにその日は誰もおりてきませんでした。そんなことは初めてでした。おかしいなと思っていると突然アパートの外で誰かが「火事だ!火事だ!」と叫びだしたんです。アパートは火に包まれていて、みんなで避難しました。後日サーシャが私にこう言いました。「リサ、これはいい教訓よ。私はセッションがないとわかっていたから行かなかったの。私が実在していることがよくわかったでしょ」。
SJスタッフ
とても興味深いエピソードですね。受講生にとって、長いキャリアのあるリサさんのトレーニングを受けられるのは最高だと思います。この最初の参加者の中から、活躍する方が出るのを見てみたいですね。ビジネスなどいろんな分野で役立つのではと思うのですが。
リサ
はい、どんな人にも役立つと思います。ただしその人がたとえば株式市場の株価を知りたいといったような目的をもたないかぎりです。もちろん、仕事にも家族との関係でも役に立ちますが、先ほど例に出した男性のように怖れがあるような人には、難しいと思います。これは自分の内に向かう作業でもあるからです。そこを飛び越して次に行ってしまうと、結局最後にそこに戻ってくることになりますね。チャネリングの質だけではなくて、チャネラーの安定性という点でも影響してきます。個人セッションに来る人の中には、サーシャをお金を入れたら答えが出てくるコインマシーンのように見ている人がいます。ですが、それは違います。エンティティたちは高い道徳感を持っていますから、何を言うべきかを心得ています。このコースで勉強していく過程で、チャネラーの意識は向上し、魂の成長を経て、エンティティの価値観にも近づいていくようになります。ある心理学教授の理論によると、チャネラーがエンティティとのチャネリングをすればするほど、ふたつのエネルギーはより統合され一体となるのだそうです。残念なことに、この調査を行う前にこの教授は亡くなってしまったのですが、それは本当だと思います。私はサーシャと20年間チャネリングしてきましたが、20年前から私を知る人は「あなた達はひとりになってきたね」と言います。興味深いことです。そういう意味で、チャネリングの過程は個人の成長の足跡でもあるのです。