【リサ・ロイヤル】インタビュー「チャネリングと銀河系種族(ET)」

SJスタッフ

リサさんは、プレアデスの女性意識「サーシャ」のチャネラーとして有名ですが、今年でチャネリングを始めて何年ですか。

リサ

今年で24年になります。初めてチャネリングしたときには、一連のスピリットガイドがやってきて、わたしにトレーニングを行ってくれていたんです。アメリカの先住民や、中国の哲学者、エジプト人のガイドも来ていましたが、最後に一人のエンティティに至りました。彼女は自身をレディア(RADIA)と名乗り、私は1988年頃までは彼女をチャネリングしていました。その後、サーシャとジャーメインが来ました。私が初めてクライアントと対面して行ったセッションは、レディアをチャネリングしたものです。レディア自身にとってもそれがトレーニングだと言っていました。当時私はロサンゼルスに住んでいたので、ロサンゼルスのクライアントは皆レディアを知っていました。

SJスタッフ

レディアやサーシャ、ジャーメインはそれぞれどのようなキャラクターをしていたのですか。

リサ

レディアはとても素敵な女性的エネルギーでしたが、肉体を持たない存在で、彼女によるとアルクトゥルスとシリウスのコンビネーションとのことでした。サーシャはプレアデス人です。何度かUFOの目撃体験をした後に、サーシャがやって来ました。サーシャは私に、彼女は私の未来世だと言いました。ダリル・アンカとバシャールの関係に似ています。サーシャとバシャールは向こう側で知り合いだとも言っていました。ジャーメインも肉体をもたない存在で、レディアの進化したバージョンです。レディアがさらに進化して拡大した形がジャーメインです。ただジャーメインのほうが、男性的なエネルギーの持ち主です。90年代にヴォイスで行っていた初期のセッションでは、ジャーメインをよくチャネリングしていました。ジャーメインは意識のシステムで、いろいろな構成要素が入っています。シリウス、アルクトゥルスやプレアデス的なシステムをもった大きな意識といえます。

SJスタッフ

レディアとのチャネリングの時は、宇宙的な話はしましたか。

リサ

ええ、しましたよ。ただ彼女は、チャネラーの養成に興味を持っていました。初めて私がチャネラー養成講座を行ったのは80年代でしたが、その時はレディアが教えました。レディアは私がチャネリングに関して知っていた内容についてもたくさん話しましたが、いったんジャーメインになると同じ内容でもより深く掘り下げられました。ある晩、レディアがグループの前で「あなた方がこの形で私に出会うことはもうないでしょう」と言いました。その時、私はそれがどういう意味かわかりませんでした。ちょうどその頃私はロサンゼルスからセドナに引っ越そうとしていた時だったので、引っ越すのでそうなるのかなと思っていました。実際に引っ越してみると人生が大きく変わり、チャネリングを少しお休みすることになりました。後にチャネリングを再開すると、マーリンという存在がやってきて「あなたに新しいエネルギーが入って来られるように準備をしている」と言いました。マーリンをチャネリングしたのは確か数週間です。その後1988年にジャーメインが入って来ました。それ以降、来るのはジャーメインとサーシャと決まりました。

SJスタッフ

そのジャーメインは、聖人として知られているセントジャーメイン(サンジェルマン)と同じですか。

リサ

いいえ、セントジャーメイン(ST.GERMAIN)とは違います。この存在が、まず英語でジャーメイン(GERMANE)という名前を選んだのは、それが「源を同じくする」「同じ源からやってくる」という定義だったためです。セントジャーメインを手にたとえるなら、ジャーメインは腕全体だといえます。なぜならジャーメインとは意識の複合体であり、大きな体系だからです。

SJスタッフ

レディアはどの惑星からやってきたのですか。

リサ

レディアは肉体を持たない存在で、主にアルクトゥルスです。アルクトゥルスは非物質の次元ですから。

SJスタッフ

現在はサーシャが質問に答えてくれるのですか。

リサ

ここ8年間は、だいたいサーシャが優勢です。時々ジャーメインが入って来ますが、彼のエネルギーは重いというか、強いのです。最後にやってきたのは2007年1月、東京で行ったワークショップです。そのワークショップの前半はジャーメインが担当したのですが、エネルギーがとても濃くて、私の夫でさえ吐き気がして、エネルギーによる頭痛が起きました。ジャーメインは背後からサーシャをサポートしていますが、長年私のチャネリングを知っている人たちは、ジャーメインが背後からエネルギーを送っている時はその波動を感じ取ります。なぜ今はサーシャが優性なのかというと、サーシャはリサの未来世だからです。今のリサと未来世のサーシャとの強力な統合のプロセスが進行しているからなのです。

SJスタッフ

リサさんがチャネリングしている時にはサーシャの人格で話していますが、ジャーメインが入って来る時はなにかきっかけがあるのですか。

リサ

話しているテーマや質問内容によって、ジャーメインが答えたほうがいいような時に入ってきますね。あるいはクライアント自身がジャーメインと縁がある場合などです。

SJスタッフ

リサさんとしてはジャーメインが入ってくるのはどのような感じなのですか。体を貸しているような感じなのですか。

リサ

いい質問ですね。たとえでしか説明出来ないのですが、私はサーシャのエネルギーにとても慣れているので、サーシャの場合はちょうどいい温度のお湯の中に入っていくような気持ちです。ジャーメインはちょっと熱めのお湯なので、慣れなくてはなりません。今はレディアが出てくることはなくなりました。1988年にレディアが私たちに語ったあの日から一度もありません。ジャーメインによると、レディアは彼の中に統合され、今はジャーメインの一部になっているのだそうです。

SJスタッフ

リサさんのチャネリング初期の頃は、進展させていく上でレディアがちょうどよかったのですね。でもリサさんはトランスチャネリングですから、その間のことを覚えていないのではないですか。

リサ

トランスではありますが、サーシャはそれをセミコンシャス―半覚醒と呼んでいます。ちょうど夢のような感じで覚えています。夢ですから、夢から覚めてしばらくたつと、記憶が薄れていく感じです。

SJスタッフ

存在たちは、はっきりとチャネリングがどういうものか教えてくれるのですか。

リサ

レディアと始めるずっと前ですが、チャネリングを始めたばかりのときは先生がいませんでした。床に横たわって、ただ耳を澄ますのです。すると、たとえば「音を出して」と言われるんです。それで「あああ、おおお」と声を出す。それは喉がエネルギーに慣れるためのトレーニングでした。あるいは腕をこういうふうに動かしなさい、といった具合に、変わったトレーニングを受けていた時期がありました。でもしばらくして助けが必要だ、ちゃんとしたメンターが必要だと気がついたのです。偶然にもダリルの奥さんが、チャネラー養成講座があると教えてくれました。そしてちょうど1人分の枠が空いていて、クラスに入れたのです。そこで、先生にも、一緒に学ぶ仲間にも出会えました。そのことによって学びの過程が楽になったし、驚きの冒険にもなりました。

SJスタッフ

リサさんにとって、チャネリングができるようになったことで自分の人生に役に立ったこと、一番のメリットはなんですか。

リサ

その質問はすごく答えにくいですね。チャネリングで私の人生は全て変わってしまいましたから。でもおそらく一番大きな変化は、私個人にとっては霊的な意味で成長でき、人間としても成長することができたことです。24歳でチャネリングを始めましたから。また自信もうまれ、自己表現がもっとできるようになりました。チャネラーになる前には物を書くのも苦手でしたが、チャネラーになった後はどんどん文章が出てくるようになりました。他には、宇宙とはっきりとつながっている感覚を得たことも大きいです。時空のような、人間のマインドではなかなか理解できないような概念も理解できるようになりました。チャネリングをする時は、その情報をホログラフィックな形で実際にみることができるので、瞬時に理解できます。あの方法でしか理解できないというくらい全てを完全に一瞬で理解できるのです。それは私の人生においても素晴らしいギフトです。

SJスタッフ

そのコミュニケーションの仕方は未来的ですね。普通は言葉でロジカルに記述する内容を、瞬間的に、映像的にホリスティックにわかってしまうというのはおもしろいですね。

リサ

説明しづらいのですが、ビジョンのように見えるわけではないんです。ソフトウェアをダウンロードするような感じです。『マトリックス』という映画をご覧になりましたか?カンフーのプログラムを直接ダウンロードしたら、生まれた時からやっていたように理解できた―ちょうどそんな感じです。ですから宇宙のシステムについて説明するときに、それを言語化して伝えるのはとても難しいです。自分自身の語彙が少なかったり、適切な言葉がうまく使えなかったりすれば説明は難しいでしょう。

SJスタッフ

自己成長のためであるだけでなく、日常生活の中でも地に足をつけた部分で役に立つし、両方に役に立つというのが面白いですね。

リサ

私の勉強法も良かったのだと思います。ですから、私も同じような方法でチャネリングを教えたいと思っています。心理学的にもバランスをとれた状態で教えたいのです。これはパラドックスでもありますが、ET(地球外生命体)のチャネリングといっても、非常にグラウンディングした方法で教えようと思いますし、チャネリングをそういう観点で考えています。

SJスタッフ

リサさんもチャネラー養成講座を開いていらっしゃいますが、受講した人が自分でチャネリングを始めたら、どの意識体が来るのでしょうか。その人のパーソナリティや魂の歴史等に関係しているものが来るのですか。

リサ

宇宙という観点からチャネリングの現象をみていくと、それは自然なプロセスだとサーシャは言っています。存在は、自然に他の存在と繋がっていくものです。他の世界では存在同士が自然に融合していて、こちらの世界のような分離感はありません。この世界には、物質界と非物質界の間に確固とした境界線がありますが、チャネリングを通してこの境界を薄くしていくわけです。

SJスタッフ

サーシャの話す分野にはどういうことが多いのですか。宇宙的なこと、または人間の日常的な関係や経済といった地球的なこと等、どんな分野が得意ですか。

リサ

彼女は、異種間のつながりというテーマが大好きです。種族と種族の交流です。プレアデスでは、サーシャは社会学者兼、文化人類学者なのです。ですから彼女はいろいろな惑星に行きます。銀河コミュニティーに入ろうとしている文明まで出かけて行って、彼らが開いていくお手伝いをするのが好きなのです。一方で、地球上での異種間の交流にも興味を持っています。たとえば人間とイルカの交流など。そのテーマに大きな愛情を持っています。地球で起きている変化についてもよく話していますね。地球の変化は、人間の意識の変化を反映しています。先日開かれた東京のイブニングセミナーで、サーシャは現在の経済状態について話をしたのですが、人間の意識が変化している以上、地球上の構造も変わらざるを得ないと説明していました。地球上の構造や枠組みが変化していけば、当然崩壊するものもある。でもそうやってはじめて、新しい構造やシステムが出てくる。ですから、彼女は今の経済の変化をネガティブなものと捉えるのではなく、むしろこれまで不健康であったものを浄化していくプロセスだと考えています。このことにより、より健全なものが出てくることができると。もサーシャが扱うテーマは様ざまですが、これらがその一例です。

SJスタッフ

宇宙にはいろいろな種族がいるそうですが、プレアデス人のエネルギーはどういう性格ですか。

リサ

プレアデスには、地球ほどの二極性はありません。地球上では、男性と女性の違いは大きいですが、プレアデスの場合は、男性と女性のエネルギーは地球よりもバランスが取れています。また人間の場合は、ハートよりもマインドに重点を置きがちですが、プレアデスでは、マインドとハートのバランスがもっと取れています。

SJスタッフ

先ほど銀河の異種族間コミュニケーションの話をしていましたが、銀河系の中にはプレアデス人以外にどのような存在がいるのですか。

リサ

エササニ、シリウス、アルクトゥルス、ゼータ・レチクル、オリオン、ほかにもあまりメジャーではない種族もいます。プレアデス人たちは、だいたいの種族と交流を持っていますが、今はエササニと緊密に連絡をとっています。

SJスタッフ

プレアデスには二極性がないということで、善悪の判断はしないと思うのですが、オリオンやシリウスにはどのような特徴がありますか。

リサ

オリオンは時代によって異なりますが、古代はとても二極化された文明でした。今の地球よりもずっと二極化が進んでいて、帝国が巨大な力を持って支配的だったのです。それに対するレジスタンスのようなグループもいました。オリオンにいた存在の多くが、今地球に生まれ変わって、地球の二極性のバランスを取ろうとしています。

地球上に初期の人類がいた頃、シリウスは肉体を持っていて、地球の遺伝子操作に携わっていました。今のシリウス人は進化して、肉体をもっていません。

オリオンも今はもう、完全に肉体を持っていません。彼らは種族ごとにパワフルなアセンションをしましたが、彼らの中でもまだ二極性のバランスをとれない存在達は、地球に転生して、二極性のバランスをとることに取り組んでいます。

SJスタッフ

ゼータ・レチクルはどうですか。

リサ

その話は、すごく長くなります。彼らも非常に古代の文明で、当時はプレアデスと関係していました。でも彼らは二極性のバランスをとるためには感情を排除しなくてはならないと考え、自らに対して遺伝子操作をたくさん行いました。それにより感情がなくなるようにしたのです。しかしその実験はうまくいきませんでした。感情がないと一つの極に偏ってしまうため、バランスをとるということにはならないからです。ですから、彼らはもう一度、自分たちの感情体とつながるために地球人の遺伝子を自分たちの中に入れようとしました。そのグループのひとつはやがてエササニになっていきました。ですからエササニの中には人間のDNAがあるのです。バシャールは文字通り、「地球人は私達の未来世です」と言っています。

SJスタッフ

プレアデス人は「愛」の存在というイメージがありますが、それはどこから来ているのでしょうか。

リサ

バランスが取れているからそう言われるのだと思います。たとえばインドのスワミのような、とてもバランスのとれた存在に出会うと、自然に会った人のハートが開きますよね。

SJスタッフ

アンドロメダはどうですか。

リサ

アンドロメダについてサーシャはアーキタイプとして話しています。彼らは神聖幾何学と縁が深く、高次の意識レベルで人類に影響を与えてくると言っています。身体はライトボディに近いです。また彼らは地球人から見ると、奇妙な現実の中に住んでいます。たとえば私達が今、道を歩いていれば全てが一定に見えるのに対し、アンドロメダの現実は、道を歩いていれば全てがどんどん形を変えていくのです。それは地球上でいうならば統合失調症です。ですからいわゆる奇妙な現実を生きているようにみえます。

SJスタッフ

これらの種族が独立して存在するのではなく、人間から見て遺伝子的に絡んでいて、我々にも関係するのですね。たしかダリルが20年前に、「次のレベルに向かって進化の途上にある惑星があると、その空いた所にもっと下にある存在が入ってきて切り替わっていく」と話していました。おそらくアセンションのことかと思いますが・・・。

リサ

『プレアデス・ライトボディ・アクティベーション』では、サーシャは密度の違いとして説明しています。今、地球は第3密度から第4密度に移行しようとしていますが、プレアデスは第4密度から第5密度へ移行中です。エササニも第4密度から第5密度に移行し、その第4密度の空いたところに地球が第3密度から入って来ています。

SJスタッフ

2008年の秋から起きている変化も、薄い密度へ移行していることのひとつのあらわれであると言えるでしょうか。

リサ

はい。ただそれは長いプロセスですね。今、私達は、その長いプロセスのうちでも大切な時期にいます。マヤ人は2万6000年のサイクルについて話していますが、このサイクルを2つに分けると、1万3000年ずつの2つのサイクルができます。マヤ歴の終焉の日は大きな災害がある日ではなく、文字通り今までのサイクルが終わる期日なのです。今までの1万3000年は「二極性」と「忘却」のサイクルでした。マヤ歴のサイクルが切り替わると同時に、第3密度から第4密度へ密度が変わりますが、それはもう既に200年くらい前から始まっていると思います。どんどん近づいてきていて、もうすぐピークに達します。最近ノストラダムスに関する番組をテレビで見ました。もちろん彼はマヤ歴のことは全然知らなかったのですが、天文学、占星術の知識があったので、マヤ歴の終焉の日に占星術的に非常に面白い現象が起きることに気づいていました。銀河の中で星がある配置をとるのですが、それはこのサイクルが終わるしるしでもあります。

SJスタッフ

プレアデス人が、第4密度から第5密度に行くことにも興味がありますが、地球人が第3密度から第4密度に移行する時にどんなことが起きるのか大変興味があります。どんなことがおこりますか。

リサ

大体の地図はありますが、それは私達がこれからどういう選択をするかによって変わってきます。サーシャは二極性を統合せざるを得ないと言っています。地球上では、二極性は様ざまなかたちをとってあらわれています。二極性が統合される前には、一瞬状況が前よりひどく見える時があります。今、地球上では浄化のプロセスが起きていますが、もっと二極性のバランスが取れてくると、私達個人の中でもバランスがとれてきます。今後、特に統合されていくもののひとつに、科学とスピリチュアリティがあります。意識がどういうものなのかもっとわかるようになると、意識を科学的に見なくてはならないとわかってきます。量子力学の学者は理解し始めていますが、科学とスピリチュアリティがひとつになってくると、宇宙旅行ができるようになります。

SJスタッフ

宇宙旅行や時間の歪曲は意識にかかわっているということですか。

リサ

はい。意識にからんでいます。サーシャは『プレアデス・メタフィジクス』のワークショップでそれについて話していますが、意識というものを完全に理解しないと時空の旅行、宇宙旅行はできないと言っています。

SJスタッフ

アセンションとは、密度の移行と同じ意味なのですか。

リサ

アセンションにはいろいろな定義があって、中には非常にドラマティックなものもありますが、サーシャの定義ではアセンションは統合のプロセスをさしています。たとえば人間とハイアーセルフの統合です。要するに意識が拡大するということで、どこかに行くということではありません。もっと大きな存在になるという話なのです。

SJスタッフ

ということは、多くの人口が突然死んじゃうことではないのですね。よかった!意識というのは我々に残された最後の科学ジャンルじゃないかと思うのですけれど、それが物理や科学的なことにつながっているというのがおもしろいですね。

リサ

おっしゃるように意識はまだ探求されていない科学の最後の分野なのですが、そこにこそ答えがあるのです。でも私達は今までずっと眠っているサイクルにいて、その結果、次の1万3000年のサイクルに移行するにつれてもっともっと真実を思い出すようになるのです。

SJスタッフ

日本では今脳についての研究が盛んですが、それも意識が解明される筋道として起こっているのですか。

リサ

脳の研究を通して意識のことが分かる可能性はありますが、問題は、科学者は一つひとつの脳のプロセスを全部科学的に説明しようとすることです。真実を見る代わりに一つひとつにレッテルをつける傾向があります。脳と意識の関係については、面白い話があります。人間の脳には起きている瞬間と眠っている瞬間がありますが、これも二極性のあらわれです。しかし、たとえば人間よりも高次の意識を持っているイルカは、意識の二極性をもっていません。研究のために、科学者がイルカを手術しようとして睡眠薬を打ったら、イルカは死んでしまいました。イルカの意識は完全に統合されているので、イルカにとって不自然な状態を強要しようとしたためにそうなってしまったのです。サーシャが言うには、最終的に人間もイルカの意識のようになり、覚醒時と睡眠時の脳、といった厳密な分離状態がなくなります。

SJスタッフ

意識の世界はバーチャルな現実で触ることができないとなると、第3密度から第4密度に移る変化と意識の世界はオーバーラップしているということはないのですか。

リサ

もう既に意識の変化は見え始めていると思います。多くの人はハイアーセルフとつながろうとしたり、何か理解できないものとのつながりを感じ始めたりしています。いわゆる人間としての人格とスピリチュアルな自分の側面とで今までは厳密に分離されていたものが、どんどん融合されるようになります。

SJスタッフ

第4密度に行っても肉体はあるのでしょうか。人によっては肉体をやめてどこかに行っちゃうという人もいますが。

リサ

はい。肉体はあります。

SJスタッフ

とても地に足の着いた考え方ですね。

リサ

ええ、サーシャはETにしては非常にグラウンディングした考え方をしていますね。宇宙的な観点からみると、進化というのは非常に長い時間がかかるプロセスなんです。パッと電気をつけるように何かが変わることもありません。肉体もそういった変化についていかなくてはならないので一晩で起こるようなことにはなりません。

SJスタッフ

大変おもしろくお話を伺いました。今日はありがとうございました。