もしかしたら、あなたもエンパスかもしれません

日本人の5人にひとりは持っている能力、共感力(エンパシー)。共感力者(エンパス)であることを自覚していないと、他の人の思いを自分のものだと思ってしまったり、自分自身が誰であるかわからなくなってしまうこともあります。ローズトゥリーさん自身、45歳になるまでエンパシーであることに気づかず、葛藤する日々を送っていたそうです。エンパシーは神が与えてくれた贈り物であり、きちんとコントロールをすることで、あなた自身に、そしてまわりの人にも祝福をもたらすのです。今回新たに加わったオーラ・リーディング・レベル2では写真から情報を得てリーディングを行い、レベル1のスキルをさらに深めていく方法を教えてくださる予定です。またヒーリングに携わるセラピスト必見のスピリチュアル・クレンジングとプロテクションのワークも新たに加わります。チャーミングでハッピーオーラいっぱいのローズトゥリーさんのインタビューをどうぞ!

ローズメソッドとは何か?

スタッフ
ローズさんは、ご自分で開発されたローズメソッドという方法を教えていらっしゃいますね。ローズメソッドとは何かをお聞かせいただけますか?
ローズ
私はこれまで深いレベルでリーディングを行うことに情熱を傾けてきました。ローズメソッドには、オーラを読み解くオーラ・リーディング、顔を読み解くフェイス・リーディング、共感力(エンパス)のあるなしをリーディングする方法があります。共感力とは、人と深く共感するということなのですが、共感しすぎることによって、人と接するとすぐに他人の痛みまでをも抱えてしまったり、本当の自分が一体何者なのか分からなくなってしまうということがあるのです。この共感力(エンパシー)のスイッチをいつもオンにしておくのではなくオフに切り替えるための方法、そして自分自身の核をしっかりと保つためのヒーリングなども教えています。深いレベルで他者をリーディングすることを学んでいくことは、究極的には自分自身をよく知ることにもつながっていきます。そして自分のかけがえのなさに気づき、自分に対してももっと深いレベルで感謝ができるようになるのです。私はワークショップでも、個人セッションでも、自分自身を深く知り、勇気づけるための方法を教えています。
スタッフ
ローズメソッドの特徴について教えてください。
ローズ
ローズメソッドの特徴は3つあります。ひとつ目は、自分の読みたい方法で他者を深いレベルで読めるということ。ふたつ目は、ローズメソッドのテクニックを行う自分自身をとても素晴らしい人間だと肯定的に認識することができるということ。そして3つ目がパーソナルパワー、自分にパワーがあることを思い出すことができるということです。
スタッフ
ローズさんご自身は生まれたときからオーラを読むということもできたのでしょうか。
ローズ
いいえ。全く違います。大人になるに従って開発された能力です。
スタッフ
私たちもローズメソッドを学ぶことで、今ローズさんがしていらっしゃるのと同じように、リーディングをすることができるようになりますか?
ローズ
はい、その通りです。オーラ・リーディングとフェイス・リーディングに関しては学ぶことができ、どなたでも非常に優れたオーラリーダー、フェイスリーダーになることができます。しかし、エンパスの能力というのは生まれ持ったものなので、もともと能力を持って生まれてこないといけません。そこがエンパスと他のリーディングの違いです。

5人にひとりがエンパスの日本人

スタッフ
イブニングセミナーで、ローズさんは参加者の方がエンパスかどうかをリーディングなさるそうですね。会場のほとんどの方がエンパスであるようなこともあるそうですが、日本人にはエンパスが多いのでしょうか?
ローズ
アメリカではエンパスの能力を持っているのは20人に1人ですが、日本では5人にひとりの割合です。ですから、本当に誰もが優れたオーラリーダーになることができます。オーラを読むためには透視能力があって、将来を見通せる能力がないとダメだというような印象を皆さん持っていませんか? 私が教えている生徒のほとんどはそういった透視能力は持っていませんが、皆素晴らしいオーラ・リーディングができるのです。

オーラ・リーディング・レベル2の開催

スタッフ
11月の来日では、これまでのオーラ・リーディング・レベル1に加えて、レベル2を教えられるそうですね。どんなことをレベル2では学ぶのでしょうか?
ローズ
レベル2では、ごく普通の写真からオーラを読むということを教えます。特別なオーラ写真ではなく普通の写真を使います。オーラ写真を見ると誰にでもオーラがあるのが分かりますけども、ここでは普通の写真を使ってオーラを読んでいきます。たとえばインターネットでデートの相手の写真を見て、あるいは会社の中で、ほかの部署で働いている人の写真を見て、そこからオーラが見えるようになります。
スタッフ
オーラ・リーディングはどんな時に活用できますか?
ローズ
たとえばある会社で採用を考えている応募者の写真が私に送られてくるとします。その人物を直接知らない場合は、私のオーラの中にその人の情報を持っていないので、私はその写真から応募者のオーラを読んでいきます。そして、その人が誠実な人か、感情的に安定しているか、飲酒癖などはないかというのを見ていくのです。オーラ・リーディングというのは、非常に正確な情報を読み取ることから始めます。直接知っている人の場合は、写真がなくてもリーディングできます。参加者の方がこうしたオーラ・リーディングのテクニックを学ぶと、例えば実は生まれてからずっと超聴覚を持っていたこと、総合的に何かをキャッチする能力を持っていたことに気づきます。神というのは、私たちにたくさんの才能が詰まったパッケージを与えてくれているのです。私は、その人が気づいていない才能に気づくためのお手伝いをしています。ローズメソッドを学ぶことで、与えられた才能を使えるようになるのです。
スタッフ
オーラからはどんな情報を読み取ることができるのでしょうか?
ローズ
物理的な身体のまわりにエネルギー体が何層にもなっている部分があり、それをオーラと呼んでいます。オーラの情報が非常に集約している場所を、私たちはチャクラと呼んでいます。主要なチャクラはそれぞれ50種類の情報を持っています。さらにその50種類のなかでも大別して2つのタイプの情報に分けることができるのです。ひとつ目は魂からのプレゼント、つまり才能です。これは自然に上手にできる事柄で、たとえば人と親密な関係になるのがとても上手などというのも含まれます。この才能というのは、奪われることはなく、指紋と同じようなものです。そしてふたつ目は、短期的な問題、長期的な問題、それから執着のコード、霊的なゴミが付いています。私はそれをスタッフ(物)と呼んでいます。オーラの中に入っている物は、必ず直すことができます。チャクラやオーラの情報の中で、どれが才能でどれがゴミなのか。そしてゴミをヒーリングするということをしていきます。レベル2では、この才能の部分、魂のギフトを読み取る能力を教えていきます。20年後にこうなりますよという予測よりも、今その人が使える才能には何があるということをその人に知ってもらうほうがより有益だと考えているからです。オーラ・リーディングのレベル1とレベル2は、すでにヒーリングを学ばれた方には特に役に立つ知識になると思います。心理カウンセラー、霊気マスター、アロマセラピスト、どんなタイプのものでもヒーリングに携わる方にとって役立つ内容となっています。
スタッフ
では、オーラ・リーディングのセミナーに出るためには、やはりヒーリングの方法などもある程度知っている方がいいのでしょうか?
ローズ
いいえ。ヒーラーである必要もありませんし、ヒーリングをしたいと思っていなくても全く構いません。自分の魂の成長のためにオーラを読むためで良いのです。レベル2を修了すると、非常にクリアに、自分自身の才能やスキルを発展させることができるようになります。

スピリチュアル・クレンジングとプロテクション

スタッフ
11月に開催予定のスピリチュアル・クレンジングとプロテクションのセミナーについて教えていただけますか?
ローズ
このテクニックは、アメリカにあるインナー・センシティビティーという団体によって編み出されたものです。私は1985年と86年に学び、それ以降ずっと活用してきました。オーラ・リーディングをしていくと、人によってオーラにごみがいっぱい詰まっている人がいることが分かります。家に汚れがたまるのと同じように、オーラに汚れがたまるわけです。そして、どういうタイプのごみがたまっているかということを判断し、それを浄化していくのです。また、霊体を取り除くということもお教えいたします。先日、個人セッションで女性のクライアントさんの霊体を取り除いたら、彼女は「セッションの始まる前と比べて、とても視界がはっきりして、クリアに物が見える」と言っていました。ヒーラーとしてプロテクションの技術を身につけていれば、自分のオーラに汚れを取り込まない術を学んだことになります。たとえばヒーラーとかサイキック、あるいは人とやりとりすることの多い職業の人で、人と接すれば接するほど疲れてしまうとか、タバコが手放せなくなってしまったとか、ちょくちょく病気になってしまうという人をご存じないですか。そういう方にはスピリチュアルな浄化やプロテクションのセミナーはとても有効です。それと並行してエンパスのスキルを学ぶセミナーもおすすめしたいと思います。
スタッフ
エンパスについて書かれたご著書『エンパシー 共感力のスイッチをオン/オフしよう』やワークの中でも、プロテクションのテクニックというのは教えていらっしゃいますね。エンパスのスキルと、このスピリチュアル・クレンジングとプロテクションのワークはどう異なるのでしょうか? エンパスのスキルと組み合わせていけるものなのでしょうか?
ローズ
エンパスのワークでお伝えするスキルとは、全く別のスキルをこのワークショップではお伝えてしていきます。共感力があるエンパスの人というのは、自分の才能を開発しない限りは、人の痛みを全部引き受ける傾向があります。エンパスのワークでは、そうした人の痛みを引き受けないようにするための方法を教えています。今回のスピリチュアル・クレンジングとプロテクションのワークでは、たとえば環境から来た汚れから身を守るためのテクニック、そして浄化するためのテクニックを教えていきます。たとえば人の思いなども霊的なゴミと言えるのです。人が繰り返し思っていること、ついつい強く思ってしまうこと、そういった思いは霊的な形を取って実際に存在するようになってしまいます。こうした霊的なゴミを取り除く浄化テクニックなどもお伝えしていきます。
スタッフ
ありがとうございます。最後にインタビューを読んでくださる方へメッセージをお願いします。
ローズ
私はただ、みなさんの人生の道を、少しだけお手伝いするためにここにいます。私はワークショップでは、とにかく力を抜いて、そして自分自身を信じてほしいと言っています。深い部分で自分を理解できると、生きる力が湧いてきます。日本で皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。