ソースプログラムをきっかけに絵本を出版できました!

きたの まさこ さん

元・大手英会話学校の講師。イラストレーター。

ソースプログラムを受講されてから、「ワクワク」をフル回転させて「絵本を出版する」

という夢を叶えられた、きたのまさこ様の体験談をご紹介します!

ソースプログラムでは、まず自分の中の「ワクワク」を色々な角度から捜し出しました。自分以外の人と喋っている中で、自分では忘れていたり、封印していたワクワクを思い出したり、自分一人で考えるだけでは思いつかなかった様なものも掘り起こす事が出来たりもしました(ちょっと「宝探し」みたいですね)。

「ソース・ベーシック」を受けた時点で私の場合、自分の「ワクワク」が「絵を描く事」に向いているのは解りましたが、それから先、どうしようという事はまだ具体的には形になっていませんでした。「いつか絵本を出したいな」と思いつつも、自信が無いため行動をおこせずにいました。

そんなある日偶然に新聞広告で「出版社と書店(文芸社と紀伊國屋書店)共催の出版相談会」を見つけました。実は以前に手作りのサンプル本を見ていただいた方に辛口のコメントをいただき、かなり凹んでしまった事があったのですが、今回は「またキツイ事言われて凹むかも」という不安より、「出版のプロの人にはどう評価されるのかな」という興味の方が大きく、ドキドキしながら出掛けました。

担当して下さった出版社の方は、丁寧に本を見て下さって、「面白いね、この本」と言って下さいました。その時の嬉しさは、今思い出すだけでもワクワクします。その後「審査に通りました」という連絡をいただき、契約すれば出版にGOサインという所で、またいつもの不安が頭をもたげてきました。「本当に私にできるのかな?」「ちゃんと思う様な本に仕上がるのかな?」「今作るのがベストかな?」「誰も興味を持ってくれないんじゃないかな」etc. チャンスを目の前に、進む事を拒否する自分がいました。

頭の中がこんがらがってきました。そこで、「そうだ、シンプルに考えよう。出版したい?/出版したくない?」と思った時に、「面白いね、この本」と言っていただいたときの何ともいえないワクワクとした高揚感を思い出しました。この「ワクワク」というのはソースを学んでから大切にしている感覚だったので、自分を信じることにつながりました。「今やらなかったら、次はないかも。今なら出来るけど、状況が変わって出来なくなるかも」「今出来るならやろう」と決心しました。

そこから先、実際に本が出来上がってくるまでは初めてづくしで、色々と戸惑う事も多かったのですが、多くの方に助けていただき、お陰様でようやく出版にこぎつけました。皆様には本当に感謝しています。「やる」と決めた時から、まるでジェットコースターに乗ったみたいにアップダウンしながらもどんどんゴールに向かって進んでいって、気がついたら「出来ていた」という感じでした。

何でもかんでもやれば良いという訳では決してありませんが、決断出来ずにいるのが、「今の状態を変えるのがこわい」という恐れであるなら、本当に自分が選びたいのはどちらなのか、「正直に」考えてみる必要があるかも知れません。

実はこの絵本を作ったきっかけも「ワクワク」でした。中校生くらいの時、初めて補色残像のしくみを知って「えっ!どうして色が変わっちゃうの?」とびっくりしましたが、そのことはずっと忘れていました。最近になって「手描きではできない作品を作りたい」とパソコンを使ったデジタルアートを始めたのですが、ある時フト「補色を利用して元の色が現れたら面白いんじゃないかな」と思い、パソコンを使って手作り絵本を作ってみました。「色」というものはとてもデリケートで、原画・残像共に思うような色が出せるまで、かなり試行錯誤を繰り返しましたが、綺麗に反転してくれると、とても「ワクワク」しました。見てくれた周りの人が「わっ!何これ」「あ、見えた!!」と一緒に「ワクワク」してくれるのも楽しく、出来れば多くの人にこの「ワクワク」を体験してもらえたらいいなと思っていました。

「ソース」の最後に鈴木先生が「帰ってすぐやる事を決めて下さい」とおっしゃいました。(私は夢ボードを作り、絵本を出版する事、多くの人に見てもらえる事を絵や字で貼り付けていきました)。気になる講演会に行ってみる、どこかに出掛けてみる、本を手に取って見る、面白そうなお店に入ってみる、映画を見てみる等々。何か行動を起こしてみる事で思わぬ出会いがあったり、何かを見つける事もあると思います。直接夢実現に結びつかない様な事でも、潜在的にイメージを送り続ける事で、ある日「ポン」と形になって現れてくる様な気がします。

「ソース」を受けて「あー、楽しかった」で終わらせてしまってはもったいない(笑)!せっかく色々なアンテナが張れた状態だと思いますので、気になる情報を吟味して、小さい事でもいいので行動をおこしてみることをお勧めします。

皆様にも沢山の「ワクワク」体験が訪れますように。

『はてなの絵本(文芸社)』 by きたの まさこ

(全国の書店・アマゾンでお取り寄せできます)

ヴォイススタッフからのコメント

緑色のてんとう虫に紺色のひよこ?????
でも大丈夫。20秒じっと絵を見て、お隣の白いページに目を移すと… 不思議な色の世界をワクワク体験してみてくださいね。
楽しいネタが満載です。脳トレにも最適ですよ!