須黒(瀧) 幸子 トレーナー

アドバンストレーナーとして活動していくうえで、大切にしたいこと・行動指針

◆ソースにとって大切な概念

1,自己実現

マズローの欲求段階(下記図参照)を見ると、「生理的欲求〜自我の欲求」までの4段階は、“欠乏からの欲求(≒足りない・欠けている)”だが、唯一「自己実現」だけは“プラスαの欲求(≒こうありたい)”となっている。 “欠乏からの欲求”は、「満たされたフルの状態から見て足りないと感じ、満たされるとその欲求は無くなる」が、満たした後も欠ければまた「欠けている⇔満たしたい」を繰り返す。反対に、「自己実現」だけは制限が無く、無限大にその可能性を広げていくことができる欲求といえるだろう。

ソースを伝えるようになって、誰もが「自己実現」をしたいと思っているが、「何をもって自己実現すればよいのか」「人生どこに向かっていけばいいのかわからない」という人が多いことに驚いた。そして、発見編〜活用編をガイドしていく中で、具体的ではないにせよ、誰もが自己実現の種を持っているのだと確信することができた。私がソースを伝える目的の一つとして、誰もが持っている「自己実現」の種に気づかせ、それを育てることを支援したいという思いが強くなった。そして、自分がどこに向かおうとしているのかがわかっても、なかなか進めないでいる人に向けて、その一歩が踏み出せるように、その一歩は思っているよりもとても簡単なんだということに気づいてもらえるような関わりをしていきたいと思っている。小さな一歩の考え方で、チャンクダウンし、今(現実)と繋げる視点を養ってもらえるそんな関わりを目指している。

2,起業家精神

「起業家」というと、その辺のOLさんや私くらいの年齢の40代の人たちにとっては、とても自分なんかには無理といった感覚で、自分とはまったく別世界だと感じている人が多いのではないだろうか。もちろん、自分自身も会社にいたときは独立するなんてことは、ほとんど考えることなく過ごしていた。ところが、会社を辞めて、ソースを伝えるようになって、「勤めていても独立しても基本は一緒なんだ」ということに気づいた。勤めている時は、やれ「営業やいやだ」とか、「システム関連は苦手」とか、「上司の理解が得られない」とか好きかって言うことが多かったが、独立するとそんなことは言っていられなくなる。「自分が何をする人なのか」「どういった方向で進みたいのか」を明確にして、それを自ら社会に向けて発信しなくてはならない。すなわち営業活動と同じだし、伝えた相手が理解しないことには始まらない・・・。あらためて思ったのは、会社に勤めながらも起業家精神は充分に養うことができたんだなぁということ。置かれる環境こそ違っていても、会社勤めも企業もあり方そのものは、同じなのではないかと考えるようになった。勤めていても、起業家精神を持って人生を生きていくことは非常に大切なことなのだと思う。ソース受講者で、企業にいながらにして自分のやりたいことを実現させている「社内起業家」も何人かいた。実際に今までもそこそこ活躍していたが、ソースを受講して、今の仕事をもう一度新たな目で見ることにより、さらに生き生きと仕事をすることができるようになったそうだ。会社の中で、自分のワクワクを見つけるととたんにやる気が湧き、会社の中での可能性に気づき始めたらしい。「独立すること=大変」、反対に「独立すること=自由・気楽」といった偏った考えを持っている人も多い気がするが、私はそのどちらでもないと思っている。ソースを伝えることで、「自分の人生は自分で創ることができる」「誰に依存しなくても生きていける」ということを理解して、自分の判断でそのどちらかを選択出来るようになって欲しいと願っている。私はそんな支援をしていきたいと思っている。

3,創造力

ソースを伝えていると、本当に人はそれぞれに異なった非常にユニークな才能・考え方・経験を持っているのだということを、毎回強く思わずにはいられない。(受講生の話を聞くたびに、なんとなく目がウルウルしてくる感じがある)能力が無い、経験が無いといった無い無いづくしで行動できないでいる人に、自分の中にはどれだけの素晴らしいリソースがあるのか」、自分の人生を創造する力があるのかに気づいてもらえるような支援をしていきたいと思っている。自分自身の個別性といったものを自覚していない人がとても多いので、どんな部分が具体的にユニークで特徴的なのかをフィードバックするように心がけている。私のワークショップでは、以上3つの概念の中でも太字の部分について、特に意識を持って関わるように心がけています。

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