満仁 リエ トレーナー

自然体

「生まれながらのワクワクを追求することこそ、もっとも責任ある生き方であり、人間として一番大切な行為なのです。 (中略)なぜなら、自分の心を燃え立たせる行為は、心の奥深くにある魂の望みだからです。」 (書籍『SOURCE』(株)VOICE P.62〜P.63より)

生まれながらのワクワクを追求することこそ、もっとも責任ある生き方であり、人間として一番大切な行為なのです。

私が開催するソース・ワークショップ発見編では、最後にいつもこの言葉をお伝えして締めくくっています。 『ソース』を通して私が伝えたいことは発見編・活用編でも、根底にこの言葉が発している深い意味にあります。 日本には「十人十色」という美しい言葉があります。誰もが生まれつきそれぞれの個性を持っていて、生きている価値がある存在だと思うのです。たくさんの社会通念や情報の中で、ともすると失われてしまいそうな個性や存在価値ですが、それを思い出すのは誰もが生まれ備わった時にもっている「ワクワク」という感覚にあるのだと思っています。

自らのソース(源)・本質のすばらしさに多くの人が気づいた時に、お互いの価値を認め合い、活かしあえる社会になるのではないかと思います。「ああ、私も、あの人も、どの人も、生まれてきてよかった!」と感じながら生きるのならば、世の中がもっともっと平和で幸せな感じがするのです!

 

さらに、私がワークショップを通して伝えていきたいことは『ソース』は単なるブログラム、ツール、ではないということです! 『ソース』を生きている人が発しているエネルギーのようなもの、立居振る舞い、存在の仕方、あり方のようなものを大切にしていきたいと思っています。自らがソースを生き、生きようと過渡期を過ごしている姿、存在、あり方を見せたり、分かち合ったりしていくことで『ソース』は伝わっていくものだと思っています。そこが私がこれまでに出会ったどんなプログラムやツールにもなかったと感じる『ソース』の魅力だと思っています。

 

アドバンストレーナー認定要件の一つであるこのレポートは『ソースにとって大切な概念』9つ全てについて書きましたが、あまりに長文になってしまいますので、この度WEB公開するにあたって、私が最も伝えたい“自然体”についてお伝えさせていただきます。

☆ 自然体 : 人生計画を立てるが、すべてを意志の力で思い通りにすることはできないことを悟って自然体で生きる。自然の流れに身をまかす生き方は、かえって自分の人生の主人公になることだ。

 

ソース』での“自然体”について以上のように伝えています。

私はワークショップでお話する時、加えてこんなふうにお伝えしています。 「あなたがワクワクするものはまだこの世の中にないものの中にもあるかもしれません。 だから、今ワクワクするものを楽しんでくださいね。」と。 ワクワクは変化するかもしれないし、発展するかもしれない。10年後にあらたなものが出現して それにワクワクするかもしれません。

 

自然に身をまかせるということは、いつも自分らしくいられることと同じだと思います。 私は現在アロマセラピストの仕事をしていますが、私が進路を決める大学を卒業する時 日本にアロマセラピーの仕事は存在していませんでした。

今を生きたその先にまだ出会っていない、さらなるワクワクに出会う可能性があります。 ワクワクに従って自然体でいれば、変化を怖れることもなくなります。 

 

『ソース』は「落ち着き」「満ち足りた感覚」「中心が定まる」「心の平安」「本質を見抜く力」「自信」 「未来へのビジョン」「ストレスなしの生活」「人や物を引き寄せる力」をもたらすとされています。 ソーストレーナーとして活動するようになってから、父母が続いて重篤な病気を発症し、両親の介護に 直面した時も、揺れることなく焦ることなく、自分らしく在れたのは『ソース』のおかげだと思っています。 自らのソース(源泉)を感じながら“自然体”で生きていられたからこそ、乗り越えることができた出来事と なったのです。

 

最後に、私の人生に大きく影響を与えた映画『フィールド・オブ・ドリームス』と『ソース』のシンクロニシティについて書かせていただきたいと思います。

20数年前(1990年3月)にロードショーされた映画『フィールド・オブ・ドリームス』を当時OL1年生の私はリアルタイムで見ました。 この映画は農夫の主人公が“内なる声”(直観のようなもの)に従って、せっかく育てあげた収穫前のトウモロコシ畑をつぶして、野球場を作るところからストーリーが始まるファンタジーです。一見ばかげていると思えるこの“内なる声”に主人公の妻は「あなたはクレイジーよ、でも、あなたがそうしたいならやるべきよ」と応援してくれます。主人公は“内なる声”に従って行動するうちに現実的な困難にいくつも突き当たりもするのですが、最終的には色々な人が引き寄せられ、奇跡がおき、一番大切なものが癒されるという結末になっています。

 

この映画を見た時、私も“内なる声”に従って生きよう、そして主人公の妻のように“内なる声”を信じて生きようとしている人を応援しょう。また、応援してくれるようなパートナーに出会って一緒に生きたいと強く魂が揺さぶられたことを覚えています。後で映画を何度か見返してみて、初めて見た時には全く予測すらしていなかった、私が後に学ぶことに関連するスピリチュアルな話題、作家名などがたくさん描かれていて驚きました。映画を見た約1年後私はOLを辞め、先もわからないのに“内なる声”に従って歩き始めました。

 

それから10数年が過ぎ、アロマセラピー、リフレクソロジー、レイキ、ヒプノセラピー、オーラソーマ、カードリーディング、様々なことを学び、すでに仕事にしていた私でしたが、なぜかまだ自分の中にしっくりこない感覚があったのです。

 

2007年ソースベーシックトレーナー養成講座に参加するために購入して読み始めた『完全版ソース・セルフ・スタディ・キット』(P.185 15章 理想の生活)の中に、この映画『フィールド・オブ・ドリームス』の話がでていたことに、震えました。

 

長い時を得て感じたシンクロニシティです。 この大きなシンクロにシティ。ぴったりとする感覚。長い時をかけて引き寄せられて私はソースに出会い、伝える側に立つという不思議なご縁をいただいたと思っています。

 

『ソース』の不思議と魅力はこんなところにもあり、トレーナーとして歩き始めた私を応援してくれている気がします。 これからソース人生を始める人のちょっとだけ先を体験する一人として、ナビゲーター、ファシリテーのようなトレーナーとして “ソース的生き方”を分かちあっていくことを大切にしていきたいと思っています。

 

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