【沙羅】スペシャルインタビュー

オーストラリアでなかなか予約の取れないセラピストとして活躍する沙羅さん。
初のオンラインセミナー「脳と感情と臓器のデトックス」
パート1が無事に終了したところで、お話を伺いました。

お話はSJスタッフも知らなかった、驚きの沙羅さんの過去と才能に及び…
是非最後までお読みください!

「肉体を通して魂のバランスをとる」
ことを学ぶためにここにいる

SJ
「脳と感情と臓器のデトックス」セミナー、パート1が終わったところです。
今回は、無料セミナーでは触れていなかった過去世、ハイヤーセルフのような言葉が出てきましたね。
このセミナーにスピリチュアルなことが関わるとは思っていなかった方も多かったのでは、と思います。
沙羅
タイトルからだとピンとこないかもしれないですね。
セミナーでも触れましたが、私たちは「肉体を通して魂のバランスをとる」ことを学ぶために、この物質世界、三次元の世界を今回選んでやってきています。

肉体を整えることは、宇宙に広がる色々な波動を受けとるためにも必要なのです。
ちょうど、肉体をラジオに例えると、周波数の違う様々なチャンネルの情報をキャッチするには、ラジオの調子が悪いと雑音が入ったりして上手く受け取ることができないのと同じです。
SJ
「肉体を通して魂のバランスをとる」とは具体的にどういうことですか?
沙羅
肉体があるから欲が生まれます。
肉体的なこと、体力や健康、容姿、衣食住の物質的なことから欲が生まれます。
欲があるから不安、不信、ジェラシーや葛藤も生まれます。
不公平、理不尽に見える人生を、どの様に変えるかは自分次第ですから。

全ては波動であって、肉体は波動製造機なのです。
ただネガティブなエネルギーは作り出すのは簡単で、その自分で作った負のエネルギーを超えるポジティブなエネルギーは、愛と智慧がないと生み出せません。

感謝、愛すること、許すこと、自分を受け入れることなどは、精神世界を学んだ方ならみなさんよくご存じだと思います。
ただ、肉体のエネルギーの歪みが、それらの知識を消化吸収して、智慧として自分に還元することを阻んでいるのです。
学べば学ぶほど自分の中に矛盾ができやすくなります。

宇宙というマクロの世界に繋がるためには、
それと同じだけのミクロの世界の繋がりが必要

SJ
学べば学ぶほど矛盾ができる、というのはどういうことでしょうか?
沙羅
自分の心が知識に追いつかない状態です。
自分を愛すると言っても嫌なところは受け入れられない。
過去のことだとわかっていても相手に対する憎しみは消えない、自己嫌悪に陥りやすいですよね。

肉体の波動と意識の波動のギャップが大きくなってしまったために、精神や肉体のバランスを崩した方たちを、たくさん見てきました。

私自身は元々霊感体質だったために、霊的な事柄に偏ってしまい、私を支えてくれている肉体に対して感謝やケアをするという意識が全くありませんでした。
それで最終的には体調を崩してしまったんです。
それが自分自身を見つめるきっかけになりました。

子供の頃から目に見えない世界ばかりに興味を持っていましたが、体の中もまた、目に見えないミクロの世界で、その世界をコントロールしているのが自分(=神)なんです。

そして、宇宙というマクロの世界に繋がるためには、それと同じだけのミクロの世界の繋がりが必要だと気づきました。
その時から、クライアントさんへのアプローチの仕方を変えました。
だからと言って霊的なものがなくなってしまったのではなく、必要に応じて精霊、守護霊、ご先祖様、ペットの霊などがセッションの時に現れます。
SJ
沙羅さんって、ずっと体と心のことをやっていらっしゃるセラピストさんだと思っていたんですが、実はすごいサイキックだったという…先ほどまで全く存じ上げませんでした。
沙羅
ボディ・マインド・スピリットと言って、体・心・魂(霊)はワンセットですから切り離すことは出来ません。
ただ、以前のセッションはマインドとスピリットの方に比重がかかっていましたね。

90年代、シドニーで一番大きなクリスタルショップの二階でレイキを教え、クリスタルヒーリングや亡くなった方と会話をしていました。
長ーいそれっぽいドレスを着て、霊障から守る鎧のような感じでクリスタルの指輪やネックレスをたくさんつけて、不思議なことをするアジア人の魔女、みたいな感じで扱われていましたよ(笑)

ほとんどの人に、
自分以外の霊的なエネルギーが付着している

SJ
ミディアムシップもやっていらしたんですか?
沙羅
ええ、以前はかなりたくさんやっていました。
でもそればっかりやってると疲れちゃうんですよね、周波数が違うから。
なんでもバランスですよね。
三次元でのテーマですね。
今でもクライアントさん、一見元気な感じでいらっしゃるんだけど、その方に憑いているものがいっぱいあるんです。
SJ
え、やっぱり憑いているんですか?
沙羅
みんな何かしら憑いてはいるんです。もちろん、私も貴方もです。(笑)
ただその憑いているものが、良いものもあれば、たまに変なのも憑いちゃうんです。

自分の浮き沈みでエネルギーって常に変化していますよね。
空気中の花粉やウイルス、ケミカル、動物の毛と同じですよね。
反応する人はするし、普段は反応しない人でも体調で反応しますよね、ちょっと違うけど、そんな感じです。
SJ
その「憑いているもの」って、いわゆるスピリットガイドとかじゃなくて、浮遊霊みたいなものなんですか?
沙羅
スピリットガイドももちろんいます。
指導霊、守護霊、精霊、その他いろいろ。でも、そうじゃないのも寄ってくるんですよね。
別に恨まれているとかそういうことではないのですが、生きている以上は、誰にでももれなく憑いているんですよ。
善玉菌、悪玉菌、日和見菌が体の中にあるように。

ただ、その波動の低い霊が真横にいるか、数メートル離れているところにいるかで影響は違いますけどね。
クライアントさんでも、いい人過ぎていろんなものを拾ってきちゃう方は結構いらっしゃいます。
野良猫が優しい人についていく感じですね。
そして、私はクライアントさんが帰った後に、その方が連れてきた霊を昇華するお手伝いもしています。
SJ
ほとんどの人には、自分以外の何かしらの霊的なエネルギーが付着していると…
沙羅
そうそう、成仏できない霊とかがね。人の想念の塊みたいなのもあります。
今回のセミナーの初めに胃のお話をしましたが、胃には餓鬼が憑きますよ。
霊媒師さんに診てもらったら「餓鬼が憑いている」でも、お医者さんに診てもらったら「胃潰瘍」ということもあるでしょう。私は両方を診ます。

肉体的な状態が悪いから悪い霊を引き寄せてしまったなら、胃に優しい食事など、胃を回復させることに重心を置きます。
もし、胃にあるネガティブな感情に引き寄せられてきた霊ならば、感情の消化の仕方を変えるためのセッションをします。
卵と鶏どっちが先?という感じなんですけどね(笑)
SJ
そうなんですね…
沙羅
ごめんなさい、悪い霊というとオカルト映画のようなことをイメージしてしまうかもしれないですね。
でもほとんどは間違ったマップ、地図を握りしめている迷子の霊です。
SJ
間違った地図を握りしめた、迷子の霊とは?
沙羅
ウロウロしているんです。
最近、成仏できない霊は増えていますね。
昔のように、死んだら三途の川に行って、向こう岸では先に亡くなった人たちが手を振ってお迎えしてて…みたいな話を信じている人はあまりいないですから。

三途の川というのは概念であって、それがエンジェルでも宇宙人でも同じことです。
死後に対する概念がないから、さまよってしまう。
迷子だから、助けてくれそうな優しい人について行ってしまう。

間違った地図を握りしめている、というのは、「怒り」「悲しみ」とかの感情を握りしめている、ということ。
その感情にとらわれているから行くべき方向に進めない、ということなんです。
SJ
沙羅さんには、実際にそれが見えていらっしゃるのですか?
沙羅
はい、でも普段は見えないようにブロックしています。
見えてしまうと面倒くさいんですよ(笑)
今この瞬間でも、あ、あそこにいるとか、感じます。
でもそこに焦点を合わせないようにしています。
SJ
普段はフォーカスしないように生きていると。
沙羅
しないです、疲れるから。憑かれるって漢字を使っても良いかも(笑)

高次元と繋がるには、
まず自分がしっかりグラウンディングすること

SJ
疲れるんですか?やっぱり。
沙羅
フォーカスすると、その霊の情報が入ってきてしまいます。
ちょっとイメージしてください。通勤途中に歩いていると道に迷っている人がいます。
親切に道を教えるだけのつもりだったのに、何故かその人の愚痴や悩みを延々と聞くことになって、時間とエネルギーをとられてしまう。
ランチにレストランへ行くとそこにも迷子霊がいる、同じことをする、帰りの電車を待っているとホームにもいる、を繰り返した時期がありました。

昔、まだこの仕事を始めた当初の頃の話です。
半分人間、半分餓鬼みたいな、強力なものが憑いている方がセッションにいらっしゃったんです。
どうしたもんかと思ってたら、向こうも怖がってるっていうのがわかった。
そしたら「エネルギーを信じなさい」って声が聞こえてきて、そうだ私レイキもできるし、って思って一生懸命に光のエネルギーを送ったんです。

そしたらその餓鬼みたいなのが、金髪の綺麗な女性に変わって。
「もう光に向かっていってください」って言ったら、上がって行ってくれた。
そのセッションの後、私10日間寝込みました(笑)
SJ
すごいですね…
沙羅
30年以上前の話です。霊については誰も教えてくれなかったので、当時は自分も未熟だったから寝込んでしまったのでしょうね。
なので、最近は「上に行ってね、光があるから、そこ!」っていうぐらいです。
自分に優しく、無理をしないが還暦を過ぎてからのモットーなので(笑)
その代わり、それでも昇華しない霊はいるので週に一回とかまとめてもう一度、昇華のお手伝いをしています。

10日間寝込んだことが、新たなステップの始まりでした。
それがきっかけで、心身のセラピー的なものを中心に提供するようになりました。
でも結局はそこが一番重要なんです。

みなさん、高次元と繋がりたいとよく仰いますよね。
そのためにはまず自分がしっかりグランディングしていないといけないわけです、心も身体も。
そうでないと低い波動のものと繋がってしまう可能性が高いです。
風船もしっかり握っていないと空に吸い込まれて行ってしまいますよね。
エネルギーが物質世界から離れたところにだけ繋がってしまうと、肉体、仕事、衣食住など物質世界のものと繋がらなくなってしまいますよね。
SJ
身体は神殿だってよく言いますよね。
だったら、神様が宿る場所は、やっぱり綺麗に整っていなくちゃならないですよね。
沙羅
本当にそうなんです。私は身体は魂の乗り物と言っています。
タイヤがパンクしていたら、ガソリンがもれていたら、どんなに素敵なプランがあっても目的地にまでたどり着けないから。

オーブと神聖幾何学の関係性

沙羅さんの撮影した夜空のオーブ写真

SJ
話は変わりますが、ご自身のウェブサイトYOUTUBEチャンネルではオーブの写真も公開されているそうですね。
ナイトフォトグラファーというのは何ですか?
沙羅
ナイトフォトグラファーという肩書は自分で勝手につけました。
20年ぐらい前、夜中にオーブの写真を撮っていた時期があったんです。
何百というオーブの写真を撮ってみなさんに見せていました。
SJ
すごい写真ですよね。きっかけは何だったのですか?
沙羅
新しいカメラを買ってパチパチとランダムに写真を撮っている時に、足を触られる感触がありました。
たまたま、その時にカメラが収めたのが私の足を触ったオーブでした。

その頃、お子さんを亡くされたクライアントさんが何人かいらっしゃいまして、彼女たちは霊の存在や輪廻転生などを信じているのですが、自分の子供が肉体を離れてからも存在していると信じたいけど、見えないから、感じないから、信じきれない…と言っていたのです。

私は彼女たちに「ほら?見て」と何か見せることができるものはないかしら、ってずっと考えていました。
なので、オーブが映った時に「これだ!」って思ったのです。
それから黙々と夜な夜な写真を撮っていました。
なのでナイトフォトグラファー(笑)
SJ
これらのオーブは霊的なものですか? 何かしらの存在と交信したりして現れるのですか?
沙羅
オーブと言っても祖先の霊から浮遊霊、土地の霊、精霊、亡くなったペットの霊、宇宙人いろいろあります。
交信して撮れた写真もいくつかありますよ。
SJ
それは興味深いですね。
もちろん身体のことも大切ですが、VOICEやSJのお客様には、やはりそういった霊的なものに関心がある方が多いかもしれません。
沙羅
もしリクエストがあれば、そういうスピリチュアルなワークショップも検討してみたいと思います。
私のクリニックのロゴには神聖幾何学が使われていて、それはオーブに出会う3年ぐらい前だったのですが、オーブに出会って「だから、それを使ったんだ!」ってわかって嬉しかったです。
フラワーオブライフのドランヴァロさんが20年ぐらい前に来日した際に、私のオーブの写真を見ていただきました。
同じ意見を持っていらしたので安心しました。
SJ
オーブと神聖幾何学?! その話聞きたいです!
沙羅
話したいけど、また延々と話してしまいそうなので(笑)またの機会に、是非!

消化器系が一番初めに
ネガティブなエネルギーを対処する臓器

SJ
はい、よろしくお願いします。
でもまずその前に、4/26(土)の「脳と感情と臓器のデトックス」パート2のお話をお伺いします。
パート1では、無料セミナーに引き続き、胃と小腸・大腸・脾臓という消化器系について扱いました。
パート2では心臓、循環器/生殖器にフォーカスされるとのことですが、なぜこのような順番なのですか?
沙羅
消化器系が一番初めにネガティブなエネルギーを対処する臓器です。
それは食物でも感情でも同じです。
消化器が脳としっかりと連携が取れていて、心の筋力もしっかりとしていれば、生活していて受けるネガティブなエネルギーは消化して吸収するか、排出します。
消化は昇華ですからね。
この消化器で解消できなかったネガティブなエネルギーは、変形して腎臓や肝臓などに流れて溜まっていきます。
消化器の後に、腎臓/膀胱と肝臓/胆嚢をやっても良かったのですが、体の形成の順番からも核の部分を形成するのは循環器と心臓です。

受精卵から細胞分裂して、魚のようなものから(消化器の元はすでにある)心臓、血管、毛細血管、リンパ管等の 循環器が作られて、脳や脊髄、手足が出てきます。
なので、この順番をたどることで、体をもう一度形成させるというと大袈裟ですが、体に記憶を呼び戻したいという感じなのです。それによって、エネルギーの通りが良くなります。

良い物だけを吸収して、不要なものは体外へ排除する、シンプルなことですが、複雑な社会にいる私たちの体は上手くそれが出来ていないので、細胞のレベルまで意識を届けたいんですね。 。
SJ
パート1で最後に沙羅さんがやってくださった、遠隔のエネルギー調整が本当に気持よくて。
でも途中から、なんだかうっすらとした悲しみみたいな気持ちが浮上してきて、セミナーが終わった後にどっと疲れを感じて、しばらく横になって寝ていました。
個人的に、この悲しみの感情ってテーマみたいで、エネルギーの解放が起こる時によく浮上してくるのです。
普段は感じないように抑圧しているのだと思います。
沙羅
ご自分で理解しているのですね、抑圧していることを。
自分の心の動きに敏感なのですね。
たくさんの方は抑圧=解消したと思い違いしています。
深い所に溜まっていたネガティブな感情は簡単には出てこないですよね。

その感情が出てきたということは、その分は昇華されたのだと思います。
筋肉の緊張が和らぐと、そこに溜まっていた感情が和らぎます。
例えば、慢性の首肩コリの人がマッサージをしなくてもそこに溜まっていた感情を解き放したらコリがなくなった、軽減したというのは良くあります。
「え?触っていないのに肩が軽くなった」とみなさん驚きます。
SJ
やはり、感情と体は密接に関わっているのですね。
ネガティブな感情を取り除き、魂の神殿である肉体を整えて、高次のエネルギーに繋がるということですね。
パート2も楽しみにしています! ありがとうございました。